人口構成とは、ある地域にどの年代の人がどのくらいの割合で住んでいるかという、人口の内訳のことです。総人口だけを見ても「その地域が若いのか、高齢化が進んでいるのか」まではわかりません。人口構成を読むことで、地域の年齢バランスや将来の傾向をつかみやすくなります。
市区町村人口ランキングラボでは、年少人口率・働き世代人口率・高齢化率などの指標に加え、人口指数や出生率・就業率なども掲載しています。まずは人口構成の基本をこのページで確認し、各指標の詳しい解説は人口統計の指標一覧・用語解説から探せます。
人口構成を見るときの基本指標
人口構成を把握するときは、次の指標をあわせて見るのが基本です。
- 総人口 … 地域の人口規模(人数の大きさ)を示します
- 年少人口率 … 15歳未満人口が総人口に占める割合です(年少人口率の解説)
- 働き世代人口率 … 15〜64歳人口が総人口に占める割合です(働き世代人口率の解説)
- 高齢化率 … 65歳以上人口が総人口に占める割合です(高齢化率の解説)
さらに、働き世代に対する子ども世代・高齢世代の「重さ」を見たいときは、人口指数(年少人口指数・老年人口指数・従属人口指数)も参考になります。
総人口だけでは地域の特徴はわからない
総人口は、地域の規模を比較するときに欠かせない指標です。ただし、同じくらいの人口規模でも、子どもが多い自治体もあれば、高齢者の割合が高い自治体もあります。
たとえば、総人口10万人のA市とB市があったとして、年少人口率が高いか低いか、高齢化率が高いか低いかによって、子育て支援のニーズや福祉・医療の需要は大きく異なります。人口構成を見ることで、総人口の数字だけでは見えない地域の特徴が浮かび上がります。
年少人口率・働き世代人口率・高齢化率の見方
3つの人口率は、いずれも「総人口に占める各年代の割合(%)」です。合わせるとおおむね100%に近くなり、地域の年齢構成の大まかな輪郭がつかめます。
- 年少人口率が高い … 子ども世代が厚い地域。教育・保育の需要が相対的に高い傾向があります
- 働き世代人口率が高い … 生産年齢人口の割合が大きい地域。労働力の厚みを示します
- 高齢化率が高い … 高齢者の割合が大きい地域。医療・介護の需要が高まりやすい傾向があります
市区町村人口ランキングラボでは、各指標のランキングページや条件から市区町村を探す機能で、全国の自治体を同じ基準で比較できます。都道府県ページでは、県内の市区町村を一覧で確認することもできます。
人口率と人口指数の違い
人口率と人口指数は、どちらも年齢構成に関する指標ですが、見ている基準が異なります。
| 指標 | 分母(基準) | 主にわかること |
|---|---|---|
| 年少人口率・高齢化率など | 総人口 | 地域全体の中で、各年代がどのくらいの割合か |
| 年少人口指数・老年人口指数など | 働き世代人口(15〜64歳) | 働き世代100人に対して、子どもや高齢者が何人いるか(扶養・負担のイメージ) |
人口率で「割合」を確認したうえで、人口指数を見ると、働き世代に対する負担の大きさまで読み取りやすくなります。人口指数の詳しい解説は人口指数とは?3つの指数の違いをご覧ください。
市区町村の人口構成を調べるには
市区町村人口ランキングラボで人口構成を調べる主な方法は次のとおりです。
- 市区町村ページ … 気になる自治体を開き、総人口・各人口率・人口指数を一覧で確認できます
- ランキング … 年少人口率や高齢化率など、指標別に

