大分県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は大分県 姫島村(144.90)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

大分県内18市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は82.17、大分県全体は61.90で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は大分県 姫島村(144.90)で、全国平均を上回る自治体は県内で18件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

大分県の老年人口指数ランキングの見方

大分県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

大分県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

大分県全体は61.90、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全18市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は15件、全国平均を上回る市区町村は18件でした。

上位では姫島村竹田市九重町豊後大野市津久見市などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では別府市由布市日出町中津市大分市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

大分県は、大分市、別府市、中津市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

大分県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 姫島村 総人口 1,725人 144.90
    働き世代
    100.00
    老年
    144.92
  2. 2位 竹田市 総人口 20,332人 113.10
    働き世代
    100.00
    老年
    113.06
  3. 3位 九重町 総人口 8,541人 102.00
    働き世代
    100.00
    老年
    101.98
  4. 4位 豊後大野市 総人口 33,695人 97.50
    働き世代
    100.00
    老年
    97.54
  5. 5位 津久見市 総人口 16,100人 97.40
    働き世代
    100.00
    老年
    97.42
  6. 6位 国東市 総人口 26,232人 91.30
    働き世代
    100.00
    老年
    91.33
  7. 7位 佐伯市 総人口 66,851人 85.50
    働き世代
    100.00
    老年
    85.51
  8. 8位 臼杵市 総人口 36,158人 84.80
    働き世代
    100.00
    老年
    84.80
  9. 9位 豊後高田市 総人口 22,112人 77.70
    働き世代
    100.00
    老年
    77.67
  10. 10位 玖珠町 総人口 14,386人 77.20
    働き世代
    100.00
    老年
    77.20
  11. 11位 杵築市 総人口 27,999人 76.90
    働き世代
    100.00
    老年
    76.95
  12. 12位 宇佐市 総人口 52,771人 71.80
    働き世代
    100.00
    老年
    71.78
  13. 13位 日田市 総人口 62,657人 69.20
    働き世代
    100.00
    老年
    69.23
  14. 14位 別府市 総人口 115,321人 66.00
    働き世代
    100.00
    老年
    66.01
  15. 15位 由布市 総人口 32,772人 65.10
    働き世代
    100.00
    老年
    65.06
  16. 16位 日出町 総人口 27,723人 56.00
    働き世代
    100.00
    老年
    56.03
  17. 17位 中津市 総人口 82,863人 54.90
    働き世代
    100.00
    老年
    54.93
  18. 18位 大分市 総人口 475,614人 47.70
    働き世代
    100.00
    老年
    47.65

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。大分県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

大分県の市区町村 老年人口指数推移

大分県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 123.80 +16.80
2015年度 107.00 +18.70
2010年度 88.30 +10.10
2005年度 78.20 +9.50
2000年度 68.70 +11.50
1995年度 57.20 +10.10
1990年度 47.10 +7.20
1985年度 39.90 +4.20
1980年度 35.70
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。