富山県の市区町村の中で、婚姻率が最も高い地域は富山県 富山市(4.21‰)です。
上位には、県内でも婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村が並んでいます。

富山県内15市区町村の婚姻率を比較すると、富山県内市区町村の婚姻率の平均は2.98‰で、全国平均(4.17‰)を下回っています。1位は富山県 富山市(4.21‰)で、全国平均を上回る自治体は県内では1件のみです。。
婚姻率と離婚率、出生率をあわせて見ると、世帯再編や家族形成の流れがより具体的に見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、婚姻率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

富山県の婚姻率ランキングの見方

富山県の市区町村を対象とした婚姻率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、婚姻・世帯形成の活発さと全国平均との差、上位・下位の地域タイプの違いに注目できます。

婚姻が相対的に活発な地域

上位には、若年層の婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村や、県内でも家族形成の基盤が厚い自治体が並びやすい傾向があります。

婚姻率が低い地域

下位には、晩婚化や未婚化の影響が強い市や、人口規模が小さく婚姻件数そのものが少ない町村が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、婚姻率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

富山県の婚姻率ランキング概要

婚姻件数と総人口から求めた粗婚姻率を比較することで、地域ごとの婚姻の活発さの違いを確認できます。

婚姻率(粗婚姻率)は、婚姻件数 ÷ 総人口 × 1000で求めます。ランキング表の右側には婚姻件数も併記しています。

富山県内の市区町村の婚姻率の平均は2.98‰です。

一方全国平均は4.17‰となっています。

全15市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は1件でした。

県内平均を上回る市区町村は、婚姻・世帯形成が相対的に活発で、家族形成の基盤が厚い傾向があります。

上位では富山市滑川市魚津市高岡市黒部市などが入り、若年層の婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村や、県内でも家族形成の基盤が厚い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では入善町立山町舟橋村朝日町上市町などが入り、人口規模が小さく婚姻件数そのものが少ない町村を中心に、婚姻率が低い地域が並びやすくなります。

富山県は、富山市、高岡市、射水市などの主要都市と町村部で婚姻率の水準が異なります。都市部では婚姻件数の規模が大きい一方、町村部では人口規模の小ささが指標に強く反映されやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、婚姻率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

富山県の婚姻率ランキング結果

※棒グラフは富山県内で最も婚姻率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 富山市 婚姻件数 1,742人 4.21‰
    4.21‰
  2. 2位 滑川市 婚姻件数 132人 4.08‰
    4.08‰
  3. 3位 魚津市 婚姻件数 150人 3.70‰
    3.70‰
  4. 4位 高岡市 婚姻件数 594人 3.57‰
    3.57‰
  5. 5位 黒部市 婚姻件数 139人 3.51‰
    3.51‰
  6. 6位 射水市 婚姻件数 290人 3.20‰
    3.20‰
  7. 7位 砺波市 婚姻件数 153人 3.18‰
    3.18‰
  8. 8位 氷見市 婚姻件数 127人 2.89‰
    2.89‰
  9. 9位 小矢部市 婚姻件数 80人 2.76‰
    2.76‰
  10. 10位 南砺市 婚姻件数 129人 2.69‰
    2.69‰
  11. 11位 入善町 婚姻件数 63人 2.64‰
    2.64‰
  12. 12位 立山町 婚姻件数 58人 2.34‰
    2.34‰
  13. 13位 舟橋村 婚姻件数 7人 2.23‰
    2.23‰
  14. 14位 朝日町 婚姻件数 21人 1.90‰
    1.90‰
  15. 15位 上市町 婚姻件数 35人 1.81‰
    1.81‰

棒グラフを見ると、婚姻率は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。富山県内の上位平均(おおむね3.81)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

富山県の市区町村 婚姻率推移

富山県の市区町村(ランキング対象)における婚姻率と婚姻件数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

婚姻率 婚姻件数
2020年度 3.59‰ -0.67pt 3,720 -819
2015年度 4.26‰ -0.25pt 4,539 -389
2010年度 4.51‰ -0.31pt 4,928 -427
2005年度 4.82‰ -0.81pt 5,355 -952
2000年度 5.63‰ +0.14pt 6,307 +140
1995年度 5.49‰ +0.66pt 6,167 +758
1990年度 4.83‰ -0.41pt 5,409 -452
1985年度 5.24‰ -0.46pt 5,861 -431
1980年度 5.70‰ 6,292
全国の市区町村の婚姻率推移グラフ

婚姻率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における婚姻率の平均は4.17‰です。

上位には、若年層の婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村が多く見られます。人口規模が小さい地域では、婚姻件数の変動が指標に強く反映されやすい点も県内格差の特徴です。

一方で下位には、晩婚化や未婚化の進展が見られる市や、婚姻件数そのものが少ない小規模町村が並びます。婚姻率の低さは、必ずしも地域の魅力の低さを意味するわけではありません。

婚姻率は離婚率・出生率とあわせて見ると、県内の世帯再編や家族形成の流れがより具体的に見えてきます。