山口県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は山口県 上関町(151.10)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

山口県内19市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は80.31、山口県全体は64.80で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は山口県 上関町(151.10)で、全国平均を上回る自治体は県内で19件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

山口県の老年人口指数ランキングの見方

山口県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

山口県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

山口県全体は64.80、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全19市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は12件、全国平均を上回る市区町村は19件でした。

上位では上関町周防大島町阿武町長門市萩市などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では宇部市防府市下松市山口市和木町などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

山口県は、下関市、山口市、宇部市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

山口県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 上関町 総人口 2,342人 151.10
    働き世代
    100.00
    老年
    151.14
  2. 2位 周防大島町 総人口 14,798人 139.70
    働き世代
    100.00
    老年
    139.69
  3. 3位 阿武町 総人口 3,055人 119.70
    働き世代
    100.00
    老年
    119.67
  4. 4位 長門市 総人口 32,519人 95.00
    働き世代
    100.00
    老年
    94.97
  5. 5位 萩市 総人口 44,626人 93.80
    働き世代
    100.00
    老年
    93.76
  6. 6位 平生町 総人口 11,914人 90.90
    働き世代
    100.00
    老年
    90.87
  7. 7位 美祢市 総人口 23,247人 87.60
    働き世代
    100.00
    老年
    87.58
  8. 8位 柳井市 総人口 30,799人 78.60
    働き世代
    100.00
    老年
    78.62
  9. 9位 光市 総人口 49,798人 69.20
    働き世代
    100.00
    老年
    69.22
  10. 10位 岩国市 総人口 129,125人 68.50
    働き世代
    100.00
    老年
    68.51
  11. 11位 田布施町 総人口 14,483人 68.40
    働き世代
    100.00
    老年
    68.36
  12. 12位 下関市 総人口 255,051人 67.80
    働き世代
    100.00
    老年
    67.76
  13. 13位 山陽小野田市 総人口 60,326人 63.70
    働き世代
    100.00
    老年
    63.72
  14. 14位 周南市 総人口 137,540人 61.90
    働き世代
    100.00
    老年
    61.93
  15. 15位 宇部市 総人口 162,570人 61.50
    働き世代
    100.00
    老年
    61.52
  16. 16位 防府市 総人口 113,979人 55.40
    働き世代
    100.00
    老年
    55.37
  17. 17位 下松市 総人口 55,887人 52.90
    働き世代
    100.00
    老年
    52.90
  18. 18位 山口市 総人口 193,966人 51.10
    働き世代
    100.00
    老年
    51.13
  19. 19位 和木町 総人口 6,034人 49.10
    働き世代
    100.00
    老年
    49.15

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。山口県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

山口県の市区町村 老年人口指数推移

山口県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 129.60 +14.50
2015年度 115.10 +20.80
2010年度 94.30 +13.20
2005年度 81.10 +11.30
2000年度 69.80 +11.80
1995年度 58.00 +10.20
1990年度 47.80 +7.60
1985年度 40.20 +5.10
1980年度 35.10
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。