山梨県の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は山梨県 忍野村(69.30%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

山梨県内27市区町村の就業率を比較すると、山梨県内市区町村の就業率の平均は57.34%で、全国平均(53.25%)を上回っています。1位は山梨県 忍野村(69.30%)で、全国平均を上回る自治体は県内で22件あります。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

山梨県の就業率ランキングの見方

山梨県の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

山梨県の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

山梨県内の市区町村の就業率の平均は57.34%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全27市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は22件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では忍野村富士河口湖町鳴沢村笛吹市昭和町などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では上野原市南部町丹波山村身延町大月市などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい都市部や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域など、就業率が低い傾向が並びやすくなります。

山梨県は、甲府市、甲斐市、南アルプス市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

山梨県の就業率ランキング結果

※棒グラフは山梨県内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 忍野村 就業者数 5,434人 69.30%
    69.30%
  2. 2位 富士河口湖町 就業者数 13,973人 62.71%
    62.71%
  3. 3位 鳴沢村 就業者数 1,517人 61.79%
    61.79%
  4. 4位 笛吹市 就業者数 35,265人 61.33%
    61.33%
  5. 5位 昭和町 就業者数 10,392人 60.84%
    60.84%
  6. 6位 道志村 就業者数 885人 60.57%
    60.57%
  7. 7位 山中湖村 就業者数 2,750人 60.40%
    60.40%
  8. 8位 中央市 就業者数 14,967人 60.06%
    60.06%
  9. 9位 南アルプス市 就業者数 35,813人 59.84%
    59.84%
  10. 10位 甲斐市 就業者数 36,417人 59.06%
    59.06%
  11. 11位 甲州市 就業者数 15,416人 58.94%
    58.94%
  12. 12位 早川町 就業者数 598人 58.40%
    58.40%
  13. 13位 山梨市 就業者数 17,034人 57.92%
    57.92%
  14. 14位 西桂町 就業者数 2,075人 57.67%
    57.67%
  15. 15位 韮崎市 就業者数 14,881人 57.64%
    57.64%
  16. 16位 富士吉田市 就業者数 23,068人 57.40%
    57.40%
  17. 17位 富士川町 就業者数 7,042人 56.05%
    56.05%
  18. 18位 小菅村 就業者数 337人 54.71%
    54.71%
  19. 19位 甲府市 就業者数 88,125人 54.11%
    54.11%
  20. 20位 都留市 就業者数 14,489人 54.09%
    54.09%
  21. 21位 市川三郷町 就業者数 6,946人 53.86%
    53.86%
  22. 22位 北杜市 就業者数 21,374人 53.80%
    53.80%
  23. 23位 上野原市 就業者数 10,952人 53.04%
    53.04%
  24. 24位 南部町 就業者数 3,489人 52.96%
    52.96%
  25. 25位 丹波山村 就業者数 259人 52.75%
    52.75%
  26. 26位 身延町 就業者数 4,946人 49.64%
    49.64%
  27. 27位 大月市 就業者数 10,134人 49.30%
    49.30%

棒グラフを見ると、就業率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。山梨県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

山梨県の市区町村 就業率推移

山梨県の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 56.98% +0.47pt 398,578 -10,236
2015年度 56.51% +0.72pt 408,814 -5,755
2010年度 55.79% -2.96pt 414,569 -28,815
2005年度 58.75% -2.24pt 443,384 -13,358
2000年度 60.99% 456,742 -4,776
1995年度 461,518 +22,387
1990年度 439,131 +21,583
1985年度 417,548 +19,944
1980年度 397,604
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。