愛知県の市区町村の中で、出生率が最も高い地域は愛知県 清須市(10.87‰)です。
上位には、県内でも子育て世帯の厚みがある町村や、出生が相対的に活発な自治体が並んでいます。

愛知県内54市区町村の出生率を比較すると、愛知県内市区町村の出生率の平均は7.00‰で、全国平均(6.67‰)を上回っています。1位は愛知県 清須市(10.87‰)で、全国平均を上回る自治体は県内で39件あります。。
出生率と年少人口率、婚姻率をあわせると、家族形成や子育て環境の違いまで読み解けます。
詳しい意味や計算方法は、出生率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

愛知県の出生率ランキングの見方

愛知県の市区町村を対象とした出生率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県内市区町村の出生水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると家族形成の実態が見えてきます。

県内で出生が相対的に多い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内でも婚姻・出産が安定している自治体など、出生率が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

出生率が低い地域

下位には、若年層の流出が進む過疎地域や、晩婚化・未婚化の影響を受けやすい都市部など、出生率が低い地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、出生率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

愛知県の出生率ランキング概要

出生数と総人口から求めた粗出生率を比較することで、地域ごとの出生の活発さの違いを確認できます。

出生率(粗出生率)は、出生数 ÷ 総人口 × 1000で求めます。ランキング表の右側には出生数も併記しています。

愛知県内の市区町村の出生率の平均は7.00‰です。

一方全国平均は6.67‰となっています。

全54市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は39件でした。

県内平均を上回る市区町村は、出生の活発さが相対的に高く、将来的な年少人口の土台が厚い可能性がある地域です。

上位では清須市長久手市日進市大府市幸田町などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内でも婚姻・出産が安定している自治体など、出生率が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では新城市東栄町南知多町設楽町豊根村などが入り、少子化や晩婚化の影響が強い都市部・中核市、あるいは若年層の流出が進む地域など、出生率が低い傾向が並びやすくなります。

愛知県は、名古屋市、豊田市、岡崎市などの主要都市と町村部で出生率の水準が異なります。都市部では出生数自体は多いものの人口規模が大きいため出生率は中位〜下位に位置しやすく、町村部では人口規模の影響で数値が変動しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、出生率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

愛知県の出生率ランキング結果

※棒グラフは愛知県内で最も出生率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 清須市 出生数 732人 10.87‰
    10.87‰
  2. 2位 長久手市 出生数 636人 10.57‰
    10.57‰
  3. 3位 日進市 出生数 887人 9.69‰
    9.69‰
  4. 4位 大府市 出生数 875人 9.40‰
    9.40‰
  5. 5位 幸田町 出生数 384人 9.05‰
    9.05‰
  6. 6位 刈谷市 出生数 1,385人 9.00‰
    9.00‰
  7. 7位 岩倉市 出生数 418人 8.71‰
    8.71‰
  8. 8位 安城市 出生数 1,613人 8.58‰
    8.58‰
  9. 9位 大治町 出生数 275人 8.49‰
    8.49‰
  10. 10位 大口町 出生数 206人 8.48‰
    8.48‰
  11. 11位 東海市 出生数 946人 8.31‰
    8.31‰
  12. 12位 知立市 出生数 595人 8.24‰
    8.24‰
  13. 13位 北名古屋市 出生数 703人 8.14‰
    8.14‰
  14. 14位 豊山町 出生数 127人 8.13‰
    8.13‰
  15. 15位 豊川市 出生数 1,466人 7.94‰
    7.94‰
  16. 16位 あま市 出生数 681人 7.91‰
    7.91‰
  17. 17位 春日井市 出生数 2,393人 7.75‰
    7.75‰
  18. 18位 豊明市 出生数 534人 7.71‰
    7.71‰
  19. 19位 みよし市 出生数 474人 7.65‰
    7.65‰
  20. 20位 高浜市 出生数 352人 7.63‰
    7.63‰
  21. 21位 扶桑町 出生数 260人 7.62‰
    7.62‰
  22. 22位 名古屋市 出生数 17,538人 7.52‰
    7.52‰
  23. 23位 岡崎市 出生数 2,852人 7.41‰
    7.41‰
  24. 24位 半田市 出生数 866人 7.35‰
    7.35‰
  25. 25位 阿久比町 出生数 208人 7.33‰
    7.33‰
  26. 26位 弥富市 出生数 315人 7.32‰
    7.32‰
  27. 27位 豊田市 出生数 3,080人 7.29‰
    7.29‰
  28. 28位 東郷町 出生数 318人 7.24‰
    7.24‰
  29. 29位 飛島村 出生数 33人 7.21‰
    7.21‰
  30. 30位 東浦町 出生数 354人 7.14‰
    7.14‰
  31. 31位 尾張旭市 出生数 585人 7.04‰
    7.04‰
  32. 32位 武豊町 出生数 304人 6.98‰
    6.98‰
  33. 33位 稲沢市 出生数 928人 6.89‰
    6.89‰
  34. 34位 常滑市 出生数 402人 6.85‰
    6.85‰
  35. 35位 一宮市 出生数 2,599人 6.84‰
    6.84‰
  36. 36位 豊橋市 出生数 2,527人 6.79‰
    6.79‰
  37. 36位 碧南市 出生数 492人 6.79‰
    6.79‰
  38. 36位 知多市 出生数 573人 6.79‰
    6.79‰
  39. 39位 西尾市 出生数 1,135人 6.71‰
    6.71‰
  40. 40位 蟹江町 出生数 236人 6.32‰
    6.32‰
  41. 41位 小牧市 出生数 901人 6.05‰
    6.05‰
  42. 42位 田原市 出生数 356人 6.00‰
    6.00‰
  43. 43位 江南市 出生数 585人 5.95‰
    5.95‰
  44. 44位 蒲郡市 出生数 460人 5.78‰
    5.78‰
  45. 45位 犬山市 出生数 408人 5.58‰
    5.58‰
  46. 46位 瀬戸市 出生数 697人 5.45‰
    5.45‰
  47. 47位 津島市 出生数 286人 4.69‰
    4.69‰
  48. 48位 愛西市 出生数 273人 4.49‰
    4.49‰
  49. 49位 美浜町 出生数 96人 4.27‰
    4.27‰
  50. 50位 新城市 出生数 184人 4.15‰
    4.15‰
  51. 51位 東栄町 出生数 12人 4.08‰
    4.08‰
  52. 52位 南知多町 出生数 56人 3.37‰
    3.37‰
  53. 53位 設楽町 出生数 10人 2.25‰
    2.25‰
  54. 54位 豊根村 出生数 2人 1.97‰
    1.97‰

棒グラフを見ると、出生率は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。愛知県内の上位平均(おおむね9.92)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

愛知県の市区町村 出生率推移

愛知県の市区町村(ランキング対象)における出生率と出生数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

出生率 出生数
2020年度 7.37‰ -1.40pt 55,613 -10,002
2015年度 8.77‰ -0.66pt 65,615 -4,257
2010年度 9.43‰ +0.18pt 69,872 +2,762
2005年度 9.25‰ -1.36pt 67,110 -7,626
2000年度 10.61‰ +0.14pt 74,736 +2,837
1995年度 10.47‰ 71,899
全国の市区町村の出生率推移グラフ

出生率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における出生率の平均は6.67‰です。

上位には、人口規模が比較的小さく子育て世代の割合が高い町村や、地域内での婚姻・出産が安定している自治体が多く見られます。県内の中核市であっても、全国平均を上回る出生率を示す地域がある点も注目に値します。

一方で下位には、晩婚化・未婚化の影響が強い市や、若年層の流出により親になる世代そのものが減少している過疎地域が並びます。出生数の少なさは、必ずしも子育て環境の悪さだけを意味するわけではありません。

出生率は年少人口率や婚姻率とあわせて確認すると、県内の家族形成や子育て環境まで読み解けます。※人口規模が小さい自治体ほど出生率の変動が大きくなる点にも注意が必要です。