青森県の市区町村の中で、出生率が最も高い地域は青森県 三沢市(8.25‰)です。
上位には、県内でも子育て世帯の厚みがある町村や、出生が相対的に活発な自治体が並んでいます。

青森県内40市区町村の出生率を比較すると、青森県内市区町村の出生率の平均は4.60‰で、全国平均(6.67‰)を下回っています。1位は青森県 三沢市(8.25‰)で、全国平均を上回る自治体は県内では4件のみで、ごく少数にとどまります。。
出生率と年少人口率、婚姻率をあわせると、家族形成や子育て環境の違いまで読み解けます。
詳しい意味や計算方法は、出生率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

青森県の出生率ランキングの見方

青森県の市区町村を対象とした出生率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県内市区町村の出生水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると家族形成の実態が見えてきます。

県内で出生が相対的に多い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内でも婚姻・出産が安定している自治体など、出生率が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

出生率が低い地域

下位には、若年層の流出が進む過疎地域や、晩婚化・未婚化の影響を受けやすい都市部など、出生率が低い地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、出生率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

青森県の出生率ランキング概要

出生数と総人口から求めた粗出生率を比較することで、地域ごとの出生の活発さの違いを確認できます。

出生率(粗出生率)は、出生数 ÷ 総人口 × 1000で求めます。ランキング表の右側には出生数も併記しています。

青森県内の市区町村の出生率の平均は4.60‰です。

一方全国平均は6.67‰となっています。

全40市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は4件でした。

県内平均を上回る市区町村は、出生の活発さが相対的に高く、将来的な年少人口の土台が厚い可能性がある地域です。

上位では三沢市おいらせ町藤崎町田舎館村六戸町などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内でも婚姻・出産が安定している自治体など、出生率が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では野辺地町鰺ヶ沢町深浦町外ヶ浜町蓬田村などが入り、進学・就職に伴う若年層の流出が進む過疎町村を中心に、出生率が低い地域が並びやすくなります。

青森県は、青森市、八戸市、弘前市などの主要都市と町村部で出生率の水準が異なります。都市部では出生数自体は多いものの人口規模が大きいため出生率は中位〜下位に位置しやすく、町村部では人口規模の影響で数値が変動しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、出生率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

青森県の出生率ランキング結果

※棒グラフは青森県内で最も出生率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 三沢市 出生数 323人 8.25‰
    8.25‰
  2. 2位 おいらせ町 出生数 188人 7.75‰
    7.75‰
  3. 3位 藤崎町 出生数 98人 6.72‰
    6.72‰
  4. 4位 田舎館村 出生数 49人 6.69‰
    6.69‰
  5. 5位 六戸町 出生数 66人 6.32‰
    6.32‰
  6. 6位 東北町 出生数 103人 6.27‰
    6.27‰
  7. 7位 弘前市 出生数 1,041人 6.18‰
    6.18‰
  8. 8位 八戸市 出生数 1,378人 6.17‰
    6.17‰
  9. 9位 大間町 出生数 28人 5.93‰
    5.93‰
  10. 10位 東通村 出生数 33人 5.54‰
    5.54‰
  11. 11位 十和田市 出生数 327人 5.42‰
    5.42‰
  12. 12位 六ヶ所村 出生数 56人 5.40‰
    5.40‰
  13. 13位 青森市 出生数 1,480人 5.38‰
    5.38‰
  14. 14位 むつ市 出生数 284人 5.25‰
    5.25‰
  15. 15位 黒石市 出生数 165人 5.16‰
    5.16‰
  16. 16位 平川市 出生数 151人 4.94‰
    4.94‰
  17. 17位 五所川原市 出生数 251人 4.88‰
    4.88‰
  18. 18位 三戸町 出生数 44人 4.84‰
    4.84‰
  19. 19位 階上町 出生数 64人 4.74‰
    4.74‰
  20. 20位 板柳町 出生数 59人 4.65‰
    4.65‰
  21. 21位 五戸町 出生数 73人 4.55‰
    4.55‰
  22. 22位 田子町 出生数 22人 4.43‰
    4.43‰
  23. 23位 七戸町 出生数 64人 4.40‰
    4.40‰
  24. 24位 つがる市 出生数 135人 4.36‰
    4.36‰
  25. 25位 南部町 出生数 71人 4.22‰
    4.22‰
  26. 26位 大鰐町 出生数 35人 4.04‰
    4.04‰
  27. 27位 鶴田町 出生数 48人 3.98‰
    3.98‰
  28. 28位 風間浦村 出生数 6人 3.67‰
    3.67‰
  29. 29位 新郷村 出生数 8人 3.64‰
    3.64‰
  30. 30位 中泊町 出生数 33人 3.42‰
    3.42‰
  31. 31位 佐井村 出生数 6人 3.36‰
    3.36‰
  32. 32位 横浜町 出生数 14人 3.31‰
    3.31‰
  33. 33位 平内町 出生数 33人 3.26‰
    3.26‰
  34. 34位 西目屋村 出生数 4人 3.16‰
    3.16‰
  35. 35位 今別町 出生数 7人 3.00‰
    3.00‰
  36. 36位 野辺地町 出生数 35人 2.83‰
    2.83‰
  37. 37位 鰺ヶ沢町 出生数 25人 2.76‰
    2.76‰
  38. 38位 深浦町 出生数 20人 2.72‰
    2.72‰
  39. 39位 外ヶ浜町 出生数 7人 1.30‰
    1.30‰
  40. 40位 蓬田村 出生数 3人 1.18‰
    1.18‰

棒グラフを見ると、出生率は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。青森県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

青森県の市区町村 出生率推移

青森県の市区町村(ランキング対象)における出生率と出生数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

出生率 出生数
2020年度 5.52‰ -1.07pt 6,837 -1,784
2015年度 6.59‰ -0.48pt 8,621 -1,091
2010年度 7.07‰ -0.26pt 9,712 -812
2005年度 7.33‰ -1.43pt 10,524 -2,396
2000年度 8.76‰ -0.67pt 12,920 -1,052
1995年度 9.43‰ 13,972
全国の市区町村の出生率推移グラフ

出生率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における出生率の平均は6.67‰です。

上位には、人口規模が比較的小さく子育て世代の割合が高い町村や、地域内での婚姻・出産が安定している自治体が多く見られます。県内の中核市であっても、全国平均を上回る出生率を示す地域がある点も注目に値します。

一方で下位には、晩婚化・未婚化の影響が強い市や、若年層の流出により親になる世代そのものが減少している過疎地域が並びます。出生数の少なさは、必ずしも子育て環境の悪さだけを意味するわけではありません。

出生率は年少人口率や婚姻率とあわせて確認すると、県内の家族形成や子育て環境まで読み解けます。※人口規模が小さい自治体ほど出生率の変動が大きくなる点にも注意が必要です。