兵庫県の市区町村の中で、年少人口率が最も高い地域は兵庫県 太子町(14.50%)です。
上位には、県内でも子育て世帯の比重が高い町村や、人口規模の大きい市が並んでいます。

兵庫県内41市区町村の年少人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は11.82%、兵庫県全体は12.10%で、全国平均(11.90%)を上回っています。1位は兵庫県 太子町(14.50%)で、全国平均を上回る自治体は県内では20件で、半数未満です。。
年少人口率だけでは、働き世代の規模や将来の人口動態までは分かりません。出生率や年少人口指数もあわせて確認すると、地域の将来像がより明確になります。
詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

兵庫県の年少人口率ランキングの見方

兵庫県の市区町村を対象とした年少人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県全体の水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると地域の特徴が見えてきます。

県内で子どもの割合が高い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

少子化の影響が強い地域

下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

各指標の意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

兵庫県の年少人口率ランキング概要

年少人口率とは、15歳未満の人口が総人口に占める割合です。 子どもの比重を示す指標で、数値が高いほど若い世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

兵庫県全体は12.10%、全国平均は11.90%です。

県平均を上回る市区町村は、子ども世代の比重が相対的に大きく、将来的な人口の厚みや子育て関連需要が見込まれる傾向があります。

全41市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は17件、全国平均を上回る市区町村は20件でした。

上位では太子町播磨町伊丹市明石市西宮市などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では香美町多可町市川町佐用町上郡町などが入り、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

兵庫県は、神戸市、姫路市、西宮市などの主要都市と町村部で年少人口率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きい一方、町村部では子育て世帯の構成比の違いが順位に強く表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

兵庫県の年少人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 太子町 総人口 33,477人 14.50%
    年少 14.47% 働き世代 57.27% 老年 27.02% 年齢不詳 1.24%
  2. 2位 播磨町 総人口 33,604人 14.20%
    年少 14.24% 働き世代 57.46% 老年 27.26% 年齢不詳 1.04%
  3. 3位 伊丹市 総人口 198,138人 13.70%
    年少 13.71% 働き世代 60.31% 老年 25.98% 年齢不詳 0.00%
  4. 4位 明石市 総人口 303,601人 13.60%
    年少 13.56% 働き世代 58.51% 老年 26.22% 年齢不詳 1.71%
  5. 5位 西宮市 総人口 485,587人 13.40%
    年少 13.38% 働き世代 60.45% 老年 23.88% 年齢不詳 2.30%
  6. 6位 小野市 総人口 47,562人 13.30%
    年少 13.30% 働き世代 56.99% 老年 29.11% 年齢不詳 0.61%
  7. 7位 姫路市 総人口 530,495人 13.10%
    年少 13.07% 働き世代 58.49% 老年 26.84% 年齢不詳 1.59%
  8. 8位 宝塚市 総人口 226,432人 12.90%
    年少 12.89% 働き世代 57.34% 老年 28.13% 年齢不詳 1.63%
  9. 8位 猪名川町 総人口 29,680人 12.90%
    年少 12.93% 働き世代 55.33% 老年 31.71% 年齢不詳 0.03%
  10. 10位 三田市 総人口 109,238人 12.80%
    年少 12.77% 働き世代 60.34% 老年 26.41% 年齢不詳 0.49%
  11. 11位 高砂市 総人口 87,722人 12.70%
    年少 12.73% 働き世代 57.36% 老年 29.18% 年齢不詳 0.73%
  12. 12位 加古川市 総人口 260,878人 12.60%
    年少 12.60% 働き世代 58.24% 老年 27.73% 年齢不詳 1.43%
  13. 12位 加東市 総人口 40,645人 12.60%
    年少 12.59% 働き世代 58.66% 老年 26.47% 年齢不詳 2.28%
  14. 12位 稲美町 総人口 30,268人 12.60%
    年少 12.62% 働き世代 54.89% 老年 32.10% 年齢不詳 0.39%
  15. 12位 福崎町 総人口 19,377人 12.60%
    年少 12.60% 働き世代 54.27% 老年 28.15% 年齢不詳 4.98%
  16. 16位 芦屋市 総人口 93,922人 12.20%
    年少 12.20% 働き世代 56.42% 老年 29.44% 年齢不詳 1.94%
  17. 16位 豊岡市 総人口 77,489人 12.20%
    年少 12.24% 働き世代 52.92% 老年 34.23% 年齢不詳 0.62%
  18. 18位 川西市 総人口 152,321人 12.10%
    年少 12.07% 働き世代 55.56% 老年 32.29% 年齢不詳 0.08%
  19. 18位 丹波市 総人口 61,471人 12.10%
    年少 12.09% 働き世代 52.44% 老年 35.03% 年齢不詳 0.44%
  20. 18位 たつの市 総人口 74,316人 12.10%
    年少 12.10% 働き世代 54.34% 老年 30.90% 年齢不詳 2.66%
  21. 21位 西脇市 総人口 38,673人 11.80%
    年少 11.81% 働き世代 53.61% 老年 33.55% 年齢不詳 1.03%
  22. 21位 南あわじ市 総人口 44,137人 11.80%
    年少 11.76% 働き世代 50.66% 老年 36.15% 年齢不詳 1.43%
  23. 23位 朝来市 総人口 28,989人 11.70%
    年少 11.71% 働き世代 51.11% 老年 35.71% 年齢不詳 1.47%
  24. 24位 宍粟市 総人口 34,819人 11.50%
    年少 11.49% 働き世代 52.04% 老年 36.32% 年齢不詳 0.14%
  25. 25位 相生市 総人口 28,355人 11.40%
    年少 11.42% 働き世代 51.06% 老年 36.73% 年齢不詳 0.79%
  26. 25位 赤穂市 総人口 45,892人 11.40%
    年少 11.37% 働き世代 54.58% 老年 32.89% 年齢不詳 1.17%
  27. 27位 丹波篠山市 総人口 39,611人 11.30%
    年少 11.28% 働き世代 51.57% 老年 35.00% 年齢不詳 2.15%
  28. 28位 神戸市 総人口 1,525,152人 11.20%
    年少 11.23% 働き世代 55.32% 老年 27.48% 年齢不詳 5.97%
  29. 29位 養父市 総人口 22,129人 11.10%
    年少 11.06% 働き世代 49.15% 老年 39.54% 年齢不詳 0.25%
  30. 30位 三木市 総人口 75,294人 10.90%
    年少 10.93% 働き世代 53.47% 老年 35.07% 年齢不詳 0.52%
  31. 31位 加西市 総人口 42,700人 10.80%
    年少 10.76% 働き世代 55.08% 老年 33.64% 年齢不詳 0.51%
  32. 31位 神河町 総人口 10,616人 10.80%
    年少 10.84% 働き世代 50.86% 老年 38.20% 年齢不詳 0.10%
  33. 33位 淡路市 総人口 41,967人 10.70%
    年少 10.71% 働き世代 49.91% 老年 38.76% 年齢不詳 0.62%
  34. 34位 洲本市 総人口 41,236人 10.50%
    年少 10.52% 働き世代 51.72% 老年 36.79% 年齢不詳 0.97%
  35. 34位 新温泉町 総人口 13,318人 10.50%
    年少 10.52% 働き世代 48.37% 老年 41.03% 年齢不詳 0.08%
  36. 36位 尼崎市 総人口 459,593人 10.40%
    年少 10.44% 働き世代 53.59% 老年 26.13% 年齢不詳 9.83%
  37. 37位 香美町 総人口 16,064人 10.30%
    年少 10.34% 働き世代 48.99% 老年 40.65% 年齢不詳 0.02%
  38. 38位 多可町 総人口 19,261人 10.10%
    年少 10.13% 働き世代 50.93% 老年 37.93% 年齢不詳 1.01%
  39. 39位 市川町 総人口 11,231人 10.00%
    年少 10.01% 働き世代 52.48% 老年 37.25% 年齢不詳 0.26%
  40. 40位 佐用町 総人口 15,863人 9.20%
    年少 9.22% 働き世代 47.49% 老年 43.20% 年齢不詳 0.09%
  41. 41位 上郡町 総人口 13,879人 8.90%
    年少 8.93% 働き世代 49.59% 老年 39.30% 年齢不詳 2.19%

棒グラフを見ると、年少人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。兵庫県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

兵庫県の市区町村 年少人口率推移

兵庫県の市区町村(ランキング対象)における年少人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口率
2020年度 12.10% -0.70pt
2015年度 12.80% -0.80pt
2010年度 13.60% -0.60pt
2005年度 14.20% -0.80pt
2000年度 15.00% -1.30pt
1995年度 16.30% -2.00pt
1990年度 18.30% -3.50pt
1985年度 21.80% -2.10pt
1980年度 23.90%
全国の市区町村の年少人口率推移グラフ

年少人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口率の平均は11.86%です。

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市など、子どもの割合が相対的に高い自治体が多く見られます。人口規模が小さくても若い人口構成を保つ地域は、県内でも注目に値します。

一方で下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、少子化の影響で子どもの割合が小さくなっている地域が並びます。県内最大の市であっても、全国平均を下回るケースがある点にも注意が必要です。

県内の順位だけでなく全国平均との比較と、出生率・総人口・年少人口指数をあわせると、その地域の子育て環境や将来の人口動態まで読み解けます。