岩手県の市区町村の中で、年少人口指数が最も高い地域は岩手県 滝沢市(22.70)です。
上位には、働き手世代に対する子どもの比重が大きい町村が並んでいます。

岩手県内33市区町村の年少人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は19.45、岩手県全体は20.10で、全国平均(19.70)を上回っています。1位は岩手県 滝沢市(22.70)で、全国平均を上回る自治体は県内では16件で、半数未満です。。
年少人口指数は年少人口率や出生率とあわせて見ると、子育て環境や将来の人口動態をより正確に読み解けます。
詳しい意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

岩手県の年少人口指数ランキングの見方

岩手県の市区町村を対象とした年少人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、総人口に占める子どもの割合(年少人口率)だけでは見えない、働き手世代に対する子どもの厚みの差に注目できます。

働き手世代に対する子どもの厚み

上位には、働き世代100人あたりの子どもの比重が大きく、子育て世帯の厚みがうかがえる町村や自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代の規模が大きく、年少人口指数が相対的に低く出やすい自治体が並びます。

各指標の意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

岩手県の年少人口指数ランキング概要

年少人口指数とは、15歳未満の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 子どもの人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど子どもの比重が相対的に大きい地域といえます。

岩手県全体は20.10、全国平均は19.70です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して子ども世代の比重が大きく、教育・保育を支える負担や将来世代の厚みを示す傾向があります。

全33市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は13件、全国平均を上回る市区町村は16件でした。

上位では滝沢市平泉町田野畑村紫波町野田村などが入り、働き世代100人あたりの子どもの比重が大きく、子育て世帯の厚みがうかがえる町村や自治体が並びやすい傾向があります。

下位では一戸町岩手町葛巻町西和賀町住田町などが入り、県内の中核市など働き世代の規模が大きく、年少人口指数が相対的に低く出やすい自治体が並びます。

岩手県は、盛岡市、奥州市、一関市などの主要都市と町村部で年少人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

岩手県の年少人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 滝沢市 総人口 55,579人 22.70
    働き世代
    100.00
    年少
    22.74
  2. 2位 平泉町 総人口 7,252人 22.00
    働き世代
    100.00
    年少
    21.96
  3. 3位 田野畑村 総人口 3,059人 21.90
    働き世代
    100.00
    年少
    21.92
  4. 4位 紫波町 総人口 32,147人 21.80
    働き世代
    100.00
    年少
    21.84
  5. 5位 野田村 総人口 3,936人 21.60
    働き世代
    100.00
    年少
    21.57
  6. 6位 北上市 総人口 93,045人 21.00
    働き世代
    100.00
    年少
    21.00
  7. 7位 久慈市 総人口 33,043人 20.90
    働き世代
    100.00
    年少
    20.89
  8. 7位 奥州市 総人口 112,937人 20.90
    働き世代
    100.00
    年少
    20.91
  9. 9位 金ケ崎町 総人口 15,535人 20.80
    働き世代
    100.00
    年少
    20.76
  10. 10位 矢巾町 総人口 28,056人 20.50
    働き世代
    100.00
    年少
    20.53
  11. 10位 九戸村 総人口 5,378人 20.50
    働き世代
    100.00
    年少
    20.53
  12. 12位 遠野市 総人口 25,366人 20.40
    働き世代
    100.00
    年少
    20.44
  13. 13位 花巻市 総人口 93,193人 20.30
    働き世代
    100.00
    年少
    20.31
  14. 14位 盛岡市 総人口 289,731人 20.00
    働き世代
    100.00
    年少
    20.01
  15. 14位 大槌町 総人口 11,004人 20.00
    働き世代
    100.00
    年少
    20.01
  16. 16位 一関市 総人口 111,932人 19.80
    働き世代
    100.00
    年少
    19.81
  17. 17位 雫石町 総人口 15,731人 19.60
    働き世代
    100.00
    年少
    19.64
  18. 18位 宮古市 総人口 50,369人 19.20
    働き世代
    100.00
    年少
    19.25
  19. 19位 二戸市 総人口 25,513人 19.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.06
  20. 19位 山田町 総人口 14,320人 19.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.10
  21. 21位 大船渡市 総人口 34,728人 18.80
    働き世代
    100.00
    年少
    18.83
  22. 22位 軽米町 総人口 8,421人 18.50
    働き世代
    100.00
    年少
    18.51
  23. 23位 釜石市 総人口 32,078人 18.30
    働き世代
    100.00
    年少
    18.28
  24. 23位 普代村 総人口 2,487人 18.30
    働き世代
    100.00
    年少
    18.25
  25. 23位 洋野町 総人口 15,091人 18.30
    働き世代
    100.00
    年少
    18.33
  26. 26位 岩泉町 総人口 8,726人 18.00
    働き世代
    100.00
    年少
    17.99
  27. 27位 八幡平市 総人口 24,023人 17.80
    働き世代
    100.00
    年少
    17.75
  28. 28位 陸前高田市 総人口 18,262人 17.70
    働き世代
    100.00
    年少
    17.75
  29. 29位 一戸町 総人口 11,494人 17.60
    働き世代
    100.00
    年少
    17.59
  30. 30位 岩手町 総人口 12,285人 17.20
    働き世代
    100.00
    年少
    17.17
  31. 31位 葛巻町 総人口 5,634人 16.70
    働き世代
    100.00
    年少
    16.73
  32. 31位 西和賀町 総人口 5,134人 16.70
    働き世代
    100.00
    年少
    16.71
  33. 33位 住田町 総人口 5,045人 15.80
    働き世代
    100.00
    年少
    15.79

棒グラフを見ると、年少人口指数は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。岩手県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

岩手県の市区町村 年少人口指数推移

岩手県の市区町村(ランキング対象)における年少人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口指数
2020年度 40.20 -0.90
2015年度 41.10 -1.30
2010年度 42.40 -2.40
2005年度 44.80 -2.50
2000年度 47.30 -4.40
1995年度 51.70 -5.60
1990年度 57.30 -7.10
1985年度 64.40 -4.10
1980年度 68.50
全国の市区町村の年少人口指数推移グラフ

年少人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口指数の平均は20.51です。

上位には、働き手世代に対する子どもの比重が大きい町村や、子育て世帯の厚みがうかがえる自治体が多く見られます。年少人口率では見えにくい「支え手世代に対する子どもの多さ」が、県内の上位に反映されやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代の分母が大きい自治体が並び、年少人口指数が相対的に低く出やすくなります。子どもの絶対数が多くても指数は低くなる点に注意が必要です。

年少人口指数は年少人口率や出生率とあわせて見ると、県内の子育て環境や将来の人口動態をより正確に読み解けます。