全国の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は群馬県 南牧村(201.30)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きく、高齢化の影響が強い中山間地域の自治体が並んでいます。
全国の1,741市区町村を対象にした老年人口指数ランキングです。
全国の自治体を同じ基準で比較でき、地域ごとの人口構成の違いや傾向を把握できます。
65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。
高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。
老年人口指数ランキングの見方
全国約1,741の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、自治体ごとの違いを全国規模で比較できます。
このランキングを読み解く際は、単に順位を見るだけでなく、上位と下位の背景の違いにも注目すると地域の特徴が見えてきます。
働き手世代に対する高齢者の重さ
高齢化率だけでは分かりにくい、働き世代に対する高齢者の比重を比較できる指標です。
小規模自治体で指数が高くなりやすい傾向
働き世代の流出が進む地域では、老年人口指数が100を超える水準に達しやすく、支え手不足の深刻さを示します。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。
全国の市区町村 老年人口指数概要
上位では群馬県 南牧村、長野県 天龍村、福島県 金山町、群馬県 神流町、奈良県 御杖村などが入り、働き手世代に対する高齢者の比重が大きく、高齢化の影響が強い中山間地域の自治体が並んでいます。
下位では東京都 千代田区、東京都 中央区、東京都 小笠原村、福島県 大熊町、福島県 双葉町などが入り、大都市では働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。
※比較単位を揃えるため、東京都特別区部は除外し、東京23区は各区を個別に掲載しています。
※対象データ時点は2020年度です。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。
全国の市区町村 老年人口指数ランキング
※指数は働き世代人口を100としたときの年少人口・老年人口・従属人口の大きさを示しています。
全国の市区町村 老年人口指数推移
全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。
| 年 | 老年人口指数 |
|---|---|
| 2020年度 | 145.40 +13.80 |
| 2015年度 | 131.60 +23.30 |
| 2010年度 | 108.30 +16.70 |
| 2005年度 | 91.60 +15.00 |
| 2000年度 | 76.60 +13.80 |
| 1995年度 | 62.80 +10.80 |
| 1990年度 | 52.00 +6.70 |
| 1985年度 | 45.30 +4.80 |
| 1980年度 | 40.50 |
老年人口指数ランキングの総評
全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。
上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。
一方で下位には、大都市圏など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代に対する負担の重さは別指標で確認する必要があります。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
