佐賀県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は佐賀県 大町町(83.50)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

佐賀県内20市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は59.93、佐賀県全体は55.50で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は佐賀県 大町町(83.50)で、全国平均を上回る自治体は県内で17件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

佐賀県の老年人口指数ランキングの見方

佐賀県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

佐賀県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

佐賀県全体は55.50、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全20市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は14件、全国平均を上回る市区町村は17件でした。

上位では大町町太良町多久市白石町嬉野市などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では江北町佐賀市上峰町鳥栖市吉野ヶ里町などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

佐賀県は、佐賀市、唐津市、鳥栖市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

佐賀県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 大町町 総人口 6,293人 83.50
    働き世代
    100.00
    老年
    83.53
  2. 2位 太良町 総人口 8,121人 77.60
    働き世代
    100.00
    老年
    77.58
  3. 3位 多久市 総人口 18,295人 71.70
    働き世代
    100.00
    老年
    71.72
  4. 4位 白石町 総人口 22,051人 69.80
    働き世代
    100.00
    老年
    69.81
  5. 5位 嬉野市 総人口 25,848人 69.10
    働き世代
    100.00
    老年
    69.14
  6. 6位 有田町 総人口 19,010人 68.30
    働き世代
    100.00
    老年
    68.26
  7. 7位 みやき町 総人口 25,511人 66.70
    働き世代
    100.00
    老年
    66.69
  8. 8位 唐津市 総人口 117,373人 61.30
    働き世代
    100.00
    老年
    61.29
  9. 8位 鹿島市 総人口 27,892人 61.30
    働き世代
    100.00
    老年
    61.27
  10. 10位 伊万里市 総人口 52,629人 60.20
    働き世代
    100.00
    老年
    60.17
  11. 11位 武雄市 総人口 47,914人 58.10
    働き世代
    100.00
    老年
    58.07
  12. 12位 神埼市 総人口 31,022人 57.80
    働き世代
    100.00
    老年
    57.80
  13. 13位 玄海町 総人口 5,609人 57.60
    働き世代
    100.00
    老年
    57.58
  14. 14位 基山町 総人口 17,250人 55.70
    働き世代
    100.00
    老年
    55.70
  15. 15位 小城市 総人口 43,952人 51.20
    働き世代
    100.00
    老年
    51.17
  16. 16位 江北町 総人口 9,566人 50.70
    働き世代
    100.00
    老年
    50.75
  17. 17位 佐賀市 総人口 233,301人 50.20
    働き世代
    100.00
    老年
    50.18
  18. 18位 上峰町 総人口 9,286人 46.10
    働き世代
    100.00
    老年
    46.06
  19. 19位 鳥栖市 総人口 74,196人 40.90
    働き世代
    100.00
    老年
    40.89
  20. 20位 吉野ヶ里町 総人口 16,323人 40.70
    働き世代
    100.00
    老年
    40.68

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。佐賀県内の上位平均(おおむね74.34)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

佐賀県の市区町村 老年人口指数推移

佐賀県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 110.90 +15.90
2015年度 95.00 +14.20
2010年度 80.80 +7.90
2005年度 72.90 +8.20
2000年度 64.70 +9.20
1995年度 55.50 +8.60
1990年度 46.90 +6.70
1985年度 40.20 +3.80
1980年度 36.40
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。