埼玉県の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は埼玉県 上里町(58.63%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

埼玉県内63市区町村の就業率を比較すると、埼玉県内市区町村の就業率の平均は53.97%で、全国平均(53.25%)を上回っています。1位は埼玉県 上里町(58.63%)で、全国平均を上回る自治体は県内で37件あります。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

埼玉県の就業率ランキングの見方

埼玉県の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

埼玉県の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

埼玉県内の市区町村の就業率の平均は53.97%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全63市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は37件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では上里町戸田市和光市羽生市所沢市などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では鶴ヶ島市草加市坂戸市鳩山町毛呂山町などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい都市部や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域など、就業率が低い傾向が並びやすくなります。

埼玉県は、さいたま市、川口市、川越市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

埼玉県の就業率ランキング結果

※棒グラフは埼玉県内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 上里町 就業者数 14,852人 58.63%
    58.63%
  2. 2位 戸田市 就業者数 67,408人 58.06%
    58.06%
  3. 3位 和光市 就業者数 42,037人 58.02%
    58.02%
  4. 4位 羽生市 就業者数 26,123人 57.78%
    57.78%
  5. 5位 所沢市 就業者数 150,507人 57.60%
    57.60%
  6. 6位 吉見町 就業者数 9,532人 57.30%
    57.30%
  7. 7位 川越市 就業者数 154,330人 57.01%
    57.01%
  8. 8位 滑川町 就業者数 9,372人 56.92%
    56.92%
  9. 9位 上尾市 就業者数 107,306人 56.79%
    56.79%
  10. 10位 深谷市 就業者数 69,203人 56.60%
    56.60%
  11. 11位 白岡市 就業者数 25,604人 56.50%
    56.50%
  12. 12位 春日部市 就業者数 104,721人 56.49%
    56.49%
  13. 13位 小鹿野町 就業者数 5,544人 56.16%
    56.16%
  14. 14位 ときがわ町 就業者数 5,415人 56.06%
    56.06%
  15. 15位 川島町 就業者数 9,782人 55.85%
    55.85%
  16. 16位 本庄市 就業者数 38,002人 55.59%
    55.59%
  17. 17位 八潮市 就業者数 44,451人 55.55%
    55.55%
  18. 18位 加須市 就業者数 54,521人 55.50%
    55.50%
  19. 19位 吉川市 就業者数 33,999人 55.31%
    55.31%
  20. 20位 寄居町 就業者数 16,061人 55.24%
    55.24%
  21. 21位 松伏町 就業者数 13,871人 55.07%
    55.07%
  22. 22位 伊奈町 就業者数 20,983人 55.01%
    55.01%
  23. 23位 神川町 就業者数 6,523人 55.00%
    55.00%
  24. 24位 川口市 就業者数 280,997人 54.96%
    54.96%
  25. 25位 嵐山町 就業者数 8,849人 54.91%
    54.91%
  26. 26位 朝霞市 就業者数 66,620人 54.90%
    54.90%
  27. 27位 桶川市 就業者数 35,996人 54.78%
    54.78%
  28. 28位 行田市 就業者数 38,117人 54.62%
    54.62%
  29. 29位 鴻巣市 就業者数 55,803人 54.21%
    54.21%
  30. 30位 三郷市 就業者数 66,290人 54.13%
    54.13%
  31. 31位 熊谷市 就業者数 92,328人 53.99%
    53.99%
  32. 32位 横瀬町 就業者数 3,827人 53.78%
    53.78%
  33. 33位 美里町 就業者数 5,279人 53.64%
    53.64%
  34. 34位 長瀞町 就業者数 3,304人 53.48%
    53.48%
  35. 35位 越生町 就業者数 5,360人 53.39%
    53.39%
  36. 36位 久喜市 就業者数 70,517人 53.34%
    53.34%
  37. 37位 越谷市 就業者数 158,558人 53.28%
    53.28%
  38. 38位 皆野町 就業者数 4,437人 53.24%
    53.24%
  39. 39位 秩父市 就業者数 28,061人 53.14%
    53.14%
  40. 40位 富士見市 就業者数 50,783人 53.11%
    53.11%
  41. 41位 小川町 就業者数 13,848人 52.98%
    52.98%
  42. 42位 杉戸町 就業者数 20,624人 52.92%
    52.92%
  43. 43位 東松山市 就業者数 41,655人 52.82%
    52.82%
  44. 44位 宮代町 就業者数 15,769人 52.79%
    52.79%
  45. 45位 蕨市 就業者数 34,718人 52.78%
    52.78%
  46. 46位 さいたま市 就業者数 593,727人 52.72%
    52.72%
  47. 47位 日高市 就業者数 25,293人 52.69%
    52.69%
  48. 48位 飯能市 就業者数 37,186人 52.53%
    52.53%
  49. 49位 志木市 就業者数 34,078人 52.50%
    52.50%
  50. 50位 入間市 就業者数 66,925人 52.25%
    52.25%
  51. 51位 北本市 就業者数 30,434人 52.21%
    52.21%
  52. 52位 新座市 就業者数 73,463人 52.17%
    52.17%
  53. 53位 三芳町 就業者数 17,494人 51.89%
    51.89%
  54. 54位 狭山市 就業者数 68,144人 51.73%
    51.73%
  55. 55位 ふじみ野市 就業者数 50,530人 51.65%
    51.65%
  56. 56位 幸手市 就業者数 23,086人 51.57%
    51.57%
  57. 57位 蓮田市 就業者数 28,014人 51.19%
    51.19%
  58. 58位 東秩父村 就業者数 1,296人 51.10%
    51.10%
  59. 59位 鶴ヶ島市 就業者数 31,209人 50.53%
    50.53%
  60. 60位 草加市 就業者数 110,012人 50.20%
    50.20%
  61. 61位 坂戸市 就業者数 43,321人 49.72%
    49.72%
  62. 62位 鳩山町 就業者数 5,937人 47.09%
    47.09%
  63. 63位 毛呂山町 就業者数 14,844人 47.05%
    47.05%

棒グラフを見ると、就業率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。埼玉県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

埼玉県の市区町村 就業率推移

埼玉県の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 54.02% -1.33pt 3,386,880 -97,768
2015年度 55.35% -0.69pt 3,484,648 +2,343
2010年度 56.04% -1.97pt 3,482,305 -26,884
2005年度 58.01% -1.79pt 3,509,189 -19,187
2000年度 59.80% 3,528,376 +15,407
1995年度 3,512,969 +281,418
1990年度 3,231,551 +456,339
1985年度 2,775,212 +315,969
1980年度 2,459,243
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。