滋賀県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は滋賀県 多賀町(69.20)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

滋賀県内19市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は47.86、滋賀県全体は44.30で、全国平均(46.60)を下回っています。1位は滋賀県 多賀町(69.20)で、全国平均を上回る自治体は県内で10件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

滋賀県の老年人口指数ランキングの見方

滋賀県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

滋賀県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

滋賀県全体は44.30、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全19市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は13件、全国平均を上回る市区町村は10件でした。

上位では多賀町高島市甲良町日野町米原市などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では湖南市愛荘町守山市草津市栗東市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

滋賀県は、大津市、草津市、彦根市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

滋賀県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 多賀町 総人口 7,274人 69.20
    働き世代
    100.00
    老年
    69.23
  2. 2位 高島市 総人口 46,377人 68.10
    働き世代
    100.00
    老年
    68.09
  3. 3位 甲良町 総人口 6,362人 60.90
    働き世代
    100.00
    老年
    60.91
  4. 4位 日野町 総人口 20,964人 55.10
    働き世代
    100.00
    老年
    55.11
  5. 5位 米原市 総人口 37,225人 52.80
    働き世代
    100.00
    老年
    52.76
  6. 6位 長浜市 総人口 113,636人 50.80
    働き世代
    100.00
    老年
    50.82
  7. 7位 甲賀市 総人口 88,358人 48.90
    働き世代
    100.00
    老年
    48.93
  8. 8位 豊郷町 総人口 7,132人 48.70
    働き世代
    100.00
    老年
    48.73
  9. 9位 近江八幡市 総人口 81,122人 48.30
    働き世代
    100.00
    老年
    48.29
  10. 10位 竜王町 総人口 11,789人 48.10
    働き世代
    100.00
    老年
    48.06
  11. 11位 東近江市 総人口 112,819人 45.90
    働き世代
    100.00
    老年
    45.93
  12. 12位 大津市 総人口 345,070人 45.30
    働き世代
    100.00
    老年
    45.25
  13. 13位 野洲市 総人口 50,513人 44.50
    働き世代
    100.00
    老年
    44.49
  14. 14位 彦根市 総人口 113,647人 41.60
    働き世代
    100.00
    老年
    41.65
  15. 15位 湖南市 総人口 54,460人 40.50
    働き世代
    100.00
    老年
    40.49
  16. 16位 愛荘町 総人口 20,893人 40.00
    働き世代
    100.00
    老年
    40.05
  17. 17位 守山市 総人口 83,236人 36.00
    働き世代
    100.00
    老年
    36.00
  18. 18位 草津市 総人口 143,913人 34.80
    働き世代
    100.00
    老年
    34.84
  19. 19位 栗東市 総人口 68,820人 29.90
    働き世代
    100.00
    老年
    29.88

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。滋賀県内の上位平均(おおむね61.22)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

滋賀県の市区町村 老年人口指数推移

滋賀県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 88.60 +9.80
2015年度 78.80 +14.50
2010年度 64.30 +9.90
2005年度 54.40 +6.80
2000年度 47.60 +6.10
1995年度 41.50 +5.80
1990年度 35.70 +2.90
1985年度 32.80 +2.10
1980年度 30.70
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。