静岡県の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は静岡県 小山町(63.67%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

静岡県内35市区町村の就業率を比較すると、静岡県内市区町村の就業率の平均は56.52%で、全国平均(53.25%)を上回っています。1位は静岡県 小山町(63.67%)で、全国平均を上回る自治体は県内で26件あります。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

静岡県の就業率ランキングの見方

静岡県の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

静岡県の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

静岡県内の市区町村の就業率の平均は56.52%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全35市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は26件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では小山町菊川市吉田町牧之原市袋井市などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では松崎町西伊豆町南伊豆町伊東市熱海市などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい都市部や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域など、就業率が低い傾向が並びやすくなります。

静岡県は、浜松市、静岡市、富士市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

静岡県の就業率ランキング結果

※棒グラフは静岡県内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 小山町 就業者数 10,418人 63.67%
    63.67%
  2. 2位 菊川市 就業者数 25,659人 63.12%
    63.12%
  3. 3位 吉田町 就業者数 15,671人 62.54%
    62.54%
  4. 4位 牧之原市 就業者数 23,875人 62.53%
    62.53%
  5. 5位 袋井市 就業者数 46,052人 62.14%
    62.14%
  6. 6位 御前崎市 就業者数 16,645人 61.42%
    61.42%
  7. 7位 森町 就業者数 9,375人 61.11%
    61.11%
  8. 8位 掛川市 就業者数 59,427人 60.39%
    60.39%
  9. 9位 湖西市 就業者数 30,450人 60.04%
    60.04%
  10. 10位 島田市 就業者数 49,883人 59.96%
    59.96%
  11. 11位 浜松市 就業者数 404,044人 59.54%
    59.54%
  12. 11位 清水町 就業者数 16,305人 59.54%
    59.54%
  13. 13位 磐田市 就業者数 84,691人 59.46%
    59.46%
  14. 14位 藤枝市 就業者数 71,532人 58.54%
    58.54%
  15. 15位 御殿場市 就業者数 43,736人 58.51%
    58.51%
  16. 16位 長泉町 就業者数 21,100人 58.49%
    58.49%
  17. 17位 焼津市 就業者数 69,826人 58.44%
    58.44%
  18. 18位 裾野市 就業者数 25,520人 58.40%
    58.40%
  19. 19位 富士宮市 就業者数 63,723人 57.17%
    57.17%
  20. 20位 静岡市 就業者数 345,110人 56.99%
    56.99%
  21. 21位 富士市 就業者数 119,948人 56.25%
    56.25%
  22. 22位 三島市 就業者数 52,187人 55.96%
    55.96%
  23. 23位 川根本町 就業者数 3,242人 55.87%
    55.87%
  24. 24位 函南町 就業者数 18,025人 55.52%
    55.52%
  25. 25位 伊豆の国市 就業者数 22,389人 54.47%
    54.47%
  26. 26位 伊豆市 就業者数 13,809人 53.40%
    53.40%
  27. 27位 河津町 就業者数 3,308人 53.13%
    53.13%
  28. 28位 下田市 就業者数 9,716人 52.74%
    52.74%
  29. 29位 東伊豆町 就業者数 5,552人 51.86%
    51.86%
  30. 30位 沼津市 就業者数 84,392人 50.26%
    50.26%
  31. 31位 松崎町 就業者数 2,718人 48.81%
    48.81%
  32. 32位 西伊豆町 就業者数 3,177人 47.95%
    47.95%
  33. 33位 南伊豆町 就業者数 3,420人 47.42%
    47.42%
  34. 34位 伊東市 就業者数 27,799人 47.27%
    47.27%
  35. 35位 熱海市 就業者数 14,324人 45.29%
    45.29%

棒グラフを見ると、就業率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。静岡県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

静岡県の市区町村 就業率推移

静岡県の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 57.58% -0.77pt 1,817,048 -48,106
2015年度 58.35% -0.36pt 1,865,154 -32,040
2010年度 58.71% -2.53pt 1,897,194 -93,453
2005年度 61.24% -1.71pt 1,990,647 -22,517
2000年度 62.95% 2,013,164 -27,163
1995年度 2,040,327 +74,210
1990年度 1,966,117 +126,585
1985年度 1,839,532 +95,948
1980年度 1,743,584
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。