徳島県の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は徳島県 佐那河内村(65.01%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

徳島県内24市区町村の就業率を比較すると、徳島県内市区町村の就業率の平均は52.53%で、全国平均(53.25%)を下回っています。1位は徳島県 佐那河内村(65.01%)で、全国平均を上回る自治体は県内では6件と、全体の4分の1未満です。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

徳島県の就業率ランキングの見方

徳島県の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

徳島県の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

徳島県内の市区町村の就業率の平均は52.53%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全24市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は6件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では佐那河内村勝浦町松茂町徳島市東みよし町などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では美馬市三好市牟岐町美波町つるぎ町などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい都市部や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域など、就業率が低い傾向が並びやすくなります。

徳島県は、徳島市、阿南市、鳴門市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

徳島県の就業率ランキング結果

※棒グラフは徳島県内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 佐那河内村 就業者数 1,232人 65.01%
    65.01%
  2. 2位 勝浦町 就業者数 2,670人 60.64%
    60.64%
  3. 3位 松茂町 就業者数 7,232人 57.00%
    57.00%
  4. 4位 徳島市 就業者数 113,707人 56.51%
    56.51%
  5. 5位 東みよし町 就業者数 6,748人 56.13%
    56.13%
  6. 6位 北島町 就業者数 10,679人 56.09%
    56.09%
  7. 7位 阿波市 就業者数 16,478人 52.97%
    52.97%
  8. 8位 藍住町 就業者数 15,607人 52.68%
    52.68%
  9. 9位 板野町 就業者数 6,104人 52.62%
    52.62%
  10. 10位 神山町 就業者数 2,298人 52.59%
    52.59%
  11. 11位 石井町 就業者数 11,335人 52.29%
    52.29%
  12. 12位 阿南市 就業者数 31,581人 52.20%
    52.20%
  13. 13位 上勝町 就業者数 666人 51.91%
    51.91%
  14. 14位 海陽町 就業者数 3,983人 51.82%
    51.82%
  15. 15位 鳴門市 就業者数 25,069人 51.79%
    51.79%
  16. 16位 小松島市 就業者数 16,544人 51.62%
    51.62%
  17. 17位 上板町 就業者数 5,162人 50.70%
    50.70%
  18. 18位 那賀町 就業者数 3,434人 50.58%
    50.58%
  19. 19位 吉野川市 就業者数 17,253人 50.35%
    50.35%
  20. 20位 美馬市 就業者数 12,540人 49.71%
    49.71%
  21. 21位 三好市 就業者数 10,523人 48.70%
    48.70%
  22. 22位 牟岐町 就業者数 1,634人 46.54%
    46.54%
  23. 23位 美波町 就業者数 2,614人 45.55%
    45.55%
  24. 24位 つるぎ町 就業者数 3,193人 44.80%
    44.80%

棒グラフを見ると、就業率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。徳島県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

徳島県の市区町村 就業率推移

徳島県の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 53.47% +1.43pt 328,286 -14,620
2015年度 52.04% +1.13pt 342,906 -4,187
2010年度 50.91% -2.19pt 347,093 -26,732
2005年度 53.10% -2.18pt 373,825 -16,684
2000年度 55.28% 390,509 -15,522
1995年度 406,031 +5,985
1990年度 400,046 +1,618
1985年度 398,428 -6,186
1980年度 404,614
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。