徳島県の市区町村の中で、高齢化率が最も高い地域は徳島県 上勝町(55.90%)です。
上位には、過疎化が進む町村や高齢者の割合が大きい自治体が並んでいます。

徳島県内24市区町村の高齢化率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は39.93%、徳島県全体は33.10%で、全国平均(28.00%)を上回っています。1位は徳島県 上勝町(55.90%)で、全国平均を上回る自治体は県内で21件あります。。
高齢化率が高い地域は、人口減少や労働力不足の影響を受けやすい傾向がありますが、必ずしも「住みにくい地域」というわけではありません。医療や福祉が充実している地域や、移住先として人気のある地域では、高齢化率が高くなるケースもあります。
詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

徳島県の全国の市区町村における高齢化率ランキングの見方

全国約24の市区町村を対象とした、最新の「高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)」ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、どの自治体で高齢化が進行しているのか、日本全体の縮図をひと目で把握できます。

県内ランキングでは、高齢化の進み具合の地域差と全国平均との位置づけに注目すると、県内の人口課題が見えてきます。

高齢化が進む地域

上位には、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

相対的に若い構成の地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

徳島県の高齢化率ランキング概要

高齢化率とは、65歳以上の人口が総人口に占める割合です。 高齢者の比重を示す指標で、数値が高いほど高齢化が進んでいる地域といえます。

徳島県全体は33.10%、全国平均は28.00%です。

県平均を上回る市区町村は、高齢者の比重が相対的に大きく、医療・介護・生活支援の需要が高まりやすい傾向があります。

全24市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は19件、全国平均を上回る市区町村は21件でした。

上位では上勝町神山町牟岐町那賀町美波町などが入り、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では石井町徳島市松茂町北島町藍住町などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

徳島県は、徳島市、阿南市、鳴門市などの主要都市と町村部で高齢化率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きく高齢者の絶対数も多い一方、町村部では高齢化の進み方がより顕著に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

徳島県の高齢化率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 上勝町 総人口 1,380人 55.90%
    老年 55.94% 働き世代 37.03% 年少 7.03%
  2. 2位 神山町 総人口 4,647人 54.30%
    老年 54.34% 働き世代 39.70% 年少 5.96%
  3. 3位 牟岐町 総人口 3,743人 53.90%
    老年 53.86% 働き世代 39.94% 年少 6.20%
  4. 4位 那賀町 総人口 7,367人 51.70%
    老年 51.69% 働き世代 40.46% 年少 7.59% 年齢不詳 0.26%
  5. 5位 美波町 総人口 6,222人 49.40%
    老年 49.36% 働き世代 42.88% 年少 7.75% 年齢不詳 0.02%
  6. 6位 佐那河内村 総人口 2,058人 47.90%
    老年 47.91% 働き世代 44.17% 年少 7.92%
  7. 7位 つるぎ町 総人口 7,715人 46.60%
    老年 46.61% 働き世代 45.77% 年少 7.56% 年齢不詳 0.06%
  8. 8位 海陽町 総人口 8,358人 46.30%
    老年 46.34% 働き世代 45.62% 年少 7.45% 年齢不詳 0.59%
  9. 9位 三好市 総人口 23,605人 46.00%
    老年 46.04% 働き世代 45.49% 年少 8.31% 年齢不詳 0.16%
  10. 10位 勝浦町 総人口 4,837人 44.00%
    老年 43.99% 働き世代 47.03% 年少 8.95% 年齢不詳 0.02%
  11. 11位 美馬市 総人口 28,055人 39.00%
    老年 39.04% 働き世代 50.88% 年少 9.86% 年齢不詳 0.21%
  12. 12位 阿波市 総人口 34,713人 38.00%
    老年 38.03% 働き世代 51.59% 年少 10.17% 年齢不詳 0.21%
  13. 13位 吉野川市 総人口 38,772人 37.80%
    老年 37.83% 働き世代 50.54% 年少 10.05% 年齢不詳 1.58%
  14. 14位 東みよし町 総人口 13,622人 36.50%
    老年 36.48% 働き世代 51.78% 年少 11.49% 年齢不詳 0.26%
  15. 15位 上板町 総人口 11,384人 35.50%
    老年 35.49% 働き世代 53.94% 年少 10.56% 年齢不詳 0.01%
  16. 16位 鳴門市 総人口 54,622人 35.00%
    老年 35.01% 働き世代 53.61% 年少 10.24% 年齢不詳 1.15%
  17. 17位 小松島市 総人口 36,149人 34.70%
    老年 34.66% 働き世代 54.00% 年少 10.19% 年齢不詳 1.15%
  18. 18位 板野町 総人口 13,042人 33.50%
    老年 33.55% 働き世代 55.41% 年少 10.73% 年齢不詳 0.31%
  19. 19位 阿南市 総人口 69,470人 33.30%
    老年 33.30% 働き世代 53.79% 年少 11.93% 年齢不詳 0.98%
  20. 20位 石井町 総人口 24,833人 33.00%
    老年 33.02% 働き世代 54.28% 年少 12.26% 年齢不詳 0.44%
  21. 21位 徳島市 総人口 252,391人 28.10%
    老年 28.06% 働き世代 51.66% 年少 10.41% 年齢不詳 9.87%
  22. 22位 松茂町 総人口 14,583人 26.90%
    老年 26.85% 働き世代 60.15% 年少 12.88% 年齢不詳 0.11%
  23. 23位 北島町 総人口 22,745人 25.50%
    老年 25.50% 働き世代 58.21% 年少 14.99% 年齢不詳 1.30%
  24. 23位 藍住町 総人口 35,246人 25.50%
    老年 25.51% 働き世代 58.55% 年少 14.71% 年齢不詳 1.23%

棒グラフを見ると、高齢化率は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。徳島県内の上位平均(おおむね53.04)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

徳島県の市区町村 高齢化率推移

徳島県の市区町村(ランキング対象)における高齢化率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

高齢化率
2020年度 33.10% +2.50pt
2015年度 30.60% +3.90pt
2010年度 26.70% +2.30pt
2005年度 24.40% +2.50pt
2000年度 21.90% +3.00pt
1995年度 18.90% +3.40pt
1990年度 15.50% +2.20pt
1985年度 13.30% +1.30pt
1980年度 12.00%
全国の市区町村の高齢化率推移グラフ

高齢化率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における高齢化率の平均は28.01%です。

上位には、若年層の流出と出生減少が同時に進む過疎地域や中山間の町村が多く、高齢者の割合が高い自治体が並びます。人口規模が小さいほど、年齢構成の変化が指標に強く反映されやすい点も県内格差の特徴です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びます。ただし、県全体の高齢化水準と全国平均との差もあわせて確認する必要があります。

高齢化率と若年人口率・働き世代人口率をあわせると、県内の人口動態と将来の社会保障需要をより正確に把握できます。