山梨県の市区町村の中で、従属人口指数が最も高い地域は山梨県 小菅村(123.50)です。
上位には、働き世代の負担が大きい人口構成を持つ町村が並んでいます。

山梨県内27市区町村の従属人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は82.67、山梨県全体は74.40で、全国平均(66.30)を上回っています。1位は山梨県 小菅村(123.50)で、全国平均を上回る自治体は県内で23件あります。。
従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、どちらの負担が大きいのかまで分解して確認できます。
詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

山梨県の従属人口指数ランキングの見方

山梨県の市区町村を対象とした従属人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、子育て世代と高齢者世代のどちらの負担が大きいか、働き世代が支える人数の差に注目できます。

働き世代の負担が大きい人口構成

上位には、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

負担が相対的に軽い地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

山梨県の従属人口指数ランキング概要

従属人口指数とは、15歳未満人口と65歳以上人口の合計が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 働き手世代が子どもや高齢者をどの程度支える人口構成なのかを示し、数値が高いほど扶養負担が相対的に大きい地域といえます。

山梨県全体は74.40、全国平均は66.30です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代に対する年少人口と老年人口の合計負担が大きく、扶養負担の重さを示す傾向があります。

全27市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は15件、全国平均を上回る市区町村は23件でした。

上位では小菅村身延町丹波山村南部町北杜市などが入り、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では富士河口湖町都留市中央市昭和町忍野村などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

山梨県は、甲府市、甲斐市、南アルプス市などの主要都市と町村部で従属人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

山梨県の従属人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 小菅村 総人口 684人 123.50
    働き世代
    100.00
    年少
    22.22
    老年
    101.31
  2. 2位 身延町 総人口 10,663人 117.00
    働き世代
    100.00
    年少
    13.58
    老年
    103.41
  3. 3位 丹波山村 総人口 530人 107.80
    働き世代
    100.00
    年少
    15.29
    老年
    92.55
  4. 4位 南部町 総人口 7,156人 106.60
    働き世代
    100.00
    年少
    16.40
    老年
    90.18
  5. 5位 北杜市 総人口 44,053人 98.90
    働き世代
    100.00
    年少
    19.25
    老年
    79.68
  6. 6位 市川三郷町 総人口 14,700人 94.20
    働き世代
    100.00
    年少
    19.23
    老年
    74.95
  7. 7位 大月市 総人口 22,512人 93.80
    働き世代
    100.00
    年少
    14.45
    老年
    79.32
  8. 8位 早川町 総人口 1,098人 91.30
    働き世代
    100.00
    年少
    12.57
    老年
    78.71
  9. 9位 道志村 総人口 1,607人 89.70
    働き世代
    100.00
    年少
    17.24
    老年
    72.49
  10. 10位 甲州市 総人口 29,237人 89.00
    働き世代
    100.00
    年少
    19.64
    老年
    69.41
  11. 11位 鳴沢村 総人口 2,824人 85.80
    働き世代
    100.00
    年少
    21.96
    老年
    63.89
  12. 12位 富士川町 総人口 14,219人 84.60
    働き世代
    100.00
    年少
    20.04
    老年
    64.56
  13. 13位 山梨市 総人口 33,435人 84.10
    働き世代
    100.00
    年少
    20.84
    老年
    63.27
  14. 14位 山中湖村 総人口 5,179人 82.80
    働き世代
    100.00
    年少
    21.47
    老年
    61.34
  15. 15位 上野原市 総人口 22,669人 81.40
    働き世代
    100.00
    年少
    14.80
    老年
    66.59
  16. 16位 笛吹市 総人口 66,947人 73.80
    働き世代
    100.00
    年少
    21.03
    老年
    52.81
  17. 17位 富士吉田市 総人口 46,530人 72.90
    働き世代
    100.00
    年少
    19.43
    老年
    53.49
  18. 18位 韮崎市 総人口 29,067人 71.40
    働き世代
    100.00
    年少
    18.71
    老年
    52.67
  19. 19位 西桂町 総人口 4,041人 70.70
    働き世代
    100.00
    年少
    18.72
    老年
    52.01
  20. 20位 南アルプス市 総人口 69,459人 70.30
    働き世代
    100.00
    年少
    22.66
    老年
    47.60
  21. 21位 甲府市 総人口 189,591人 70.00
    働き世代
    100.00
    年少
    19.74
    老年
    50.27
  22. 22位 甲斐市 総人口 75,313人 67.70
    働き世代
    100.00
    年少
    22.83
    老年
    44.83
  23. 23位 富士河口湖町 総人口 26,082人 66.80
    働き世代
    100.00
    年少
    22.30
    老年
    44.48
  24. 24位 都留市 総人口 31,016人 66.10
    働き世代
    100.00
    年少
    17.39
    老年
    48.69
  25. 25位 中央市 総人口 31,216人 63.70
    働き世代
    100.00
    年少
    20.22
    老年
    43.45
  26. 26位 昭和町 総人口 20,909人 55.50
    働き世代
    100.00
    年少
    25.07
    老年
    30.42
  27. 27位 忍野村 総人口 9,237人 52.80
    働き世代
    100.00
    年少
    22.83
    老年
    29.99

棒グラフを見ると、従属人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。山梨県内の上位平均(おおむね110.76)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

山梨県の市区町村 従属人口指数推移

山梨県の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

従属人口指数
2020年度 148.80 +11.00
2015年度 137.80 +14.80
2010年度 123.00 +8.70
2005年度 114.30 +6.30
2000年度 108.00 +6.30
1995年度 101.70 +2.50
1990年度 99.20 -2.50
1985年度 101.70 -2.70
1980年度 104.40
全国の市区町村の従属人口指数推移グラフ

従属人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数の平均は68.97です。

上位には、働き世代が支える年少人口・高齢人口の割合が大きく、人口構成の偏りが目立つ自治体が多く見られます。過疎地域では若年層の流出と高齢化が進み、指数が高くなりやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い自治体が多く、従属人口指数が相対的に低い地域が並びます。子育てと高齢化のどちらの課題が大きいかは、年少人口指数・老年人口指数との組み合わせで分解して見ることができます。

従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、県内の支えの内訳まで確認できます。