山梨県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は山梨県 身延町(103.40)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

山梨県内27市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は63.42、山梨県全体は54.20で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は山梨県 身延町(103.40)で、全国平均を上回る自治体は県内で22件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

山梨県の老年人口指数ランキングの見方

山梨県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

山梨県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

山梨県全体は54.20、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全27市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は15件、全国平均を上回る市区町村は22件でした。

上位では身延町小菅村丹波山村南部町北杜市などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では甲斐市富士河口湖町中央市昭和町忍野村などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

山梨県は、甲府市、甲斐市、南アルプス市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

山梨県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 身延町 総人口 10,663人 103.40
    働き世代
    100.00
    老年
    103.41
  2. 2位 小菅村 総人口 684人 101.30
    働き世代
    100.00
    老年
    101.31
  3. 3位 丹波山村 総人口 530人 92.50
    働き世代
    100.00
    老年
    92.55
  4. 4位 南部町 総人口 7,156人 90.20
    働き世代
    100.00
    老年
    90.18
  5. 5位 北杜市 総人口 44,053人 79.70
    働き世代
    100.00
    老年
    79.68
  6. 6位 大月市 総人口 22,512人 79.30
    働き世代
    100.00
    老年
    79.32
  7. 7位 早川町 総人口 1,098人 78.70
    働き世代
    100.00
    老年
    78.71
  8. 8位 市川三郷町 総人口 14,700人 74.90
    働き世代
    100.00
    老年
    74.95
  9. 9位 道志村 総人口 1,607人 72.50
    働き世代
    100.00
    老年
    72.49
  10. 10位 甲州市 総人口 29,237人 69.40
    働き世代
    100.00
    老年
    69.41
  11. 11位 上野原市 総人口 22,669人 66.60
    働き世代
    100.00
    老年
    66.59
  12. 12位 富士川町 総人口 14,219人 64.60
    働き世代
    100.00
    老年
    64.56
  13. 13位 鳴沢村 総人口 2,824人 63.90
    働き世代
    100.00
    老年
    63.89
  14. 14位 山梨市 総人口 33,435人 63.30
    働き世代
    100.00
    老年
    63.27
  15. 15位 山中湖村 総人口 5,179人 61.30
    働き世代
    100.00
    老年
    61.34
  16. 16位 富士吉田市 総人口 46,530人 53.50
    働き世代
    100.00
    老年
    53.49
  17. 17位 笛吹市 総人口 66,947人 52.80
    働き世代
    100.00
    老年
    52.81
  18. 18位 韮崎市 総人口 29,067人 52.70
    働き世代
    100.00
    老年
    52.67
  19. 19位 西桂町 総人口 4,041人 52.00
    働き世代
    100.00
    老年
    52.01
  20. 20位 甲府市 総人口 189,591人 50.30
    働き世代
    100.00
    老年
    50.27
  21. 21位 都留市 総人口 31,016人 48.70
    働き世代
    100.00
    老年
    48.69
  22. 22位 南アルプス市 総人口 69,459人 47.60
    働き世代
    100.00
    老年
    47.60
  23. 23位 甲斐市 総人口 75,313人 44.80
    働き世代
    100.00
    老年
    44.83
  24. 24位 富士河口湖町 総人口 26,082人 44.50
    働き世代
    100.00
    老年
    44.48
  25. 25位 中央市 総人口 31,216人 43.40
    働き世代
    100.00
    老年
    43.45
  26. 26位 昭和町 総人口 20,909人 30.40
    働き世代
    100.00
    老年
    30.42
  27. 27位 忍野村 総人口 9,237人 30.00
    働き世代
    100.00
    老年
    29.99

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。山梨県内の上位平均(おおむね93.42)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

山梨県の市区町村 老年人口指数推移

山梨県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 108.40 +12.40
2015年度 96.00 +16.40
2010年度 79.60 +10.80
2005年度 68.80 +8.60
2000年度 60.20 +8.50
1995年度 51.70 +7.20
1990年度 44.50 +5.50
1985年度 39.00 +3.60
1980年度 35.40
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。