千葉県の市区町村の中で、出生率が最も高い地域は千葉県 流山市(10.14‰)です。
上位には、県内でも子育て世帯の厚みがある町村や、出生が相対的に活発な自治体が並んでいます。

千葉県内54市区町村の出生率を比較すると、千葉県内市区町村の出生率の平均は5.06‰で、全国平均(6.67‰)を下回っています。1位は千葉県 流山市(10.14‰)で、全国平均を上回る自治体は県内では11件と、全体の4分の1未満です。。
出生率と年少人口率、婚姻率をあわせると、家族形成や子育て環境の違いまで読み解けます。
詳しい意味や計算方法は、出生率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

千葉県の出生率ランキングの見方

千葉県の市区町村を対象とした出生率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県内市区町村の出生水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると家族形成の実態が見えてきます。

県内で出生が相対的に多い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内でも婚姻・出産が安定している自治体など、出生率が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

出生率が低い地域

下位には、若年層の流出が進む過疎地域や、晩婚化・未婚化の影響を受けやすい都市部など、出生率が低い地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、出生率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

千葉県の出生率ランキング概要

出生数と総人口から求めた粗出生率を比較することで、地域ごとの出生の活発さの違いを確認できます。

出生率(粗出生率)は、出生数 ÷ 総人口 × 1000で求めます。ランキング表の右側には出生数も併記しています。

千葉県内の市区町村の出生率の平均は5.06‰です。

一方全国平均は6.67‰となっています。

全54市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は11件でした。

県内平均を上回る市区町村は、出生の活発さが相対的に高く、将来的な年少人口の土台が厚い可能性がある地域です。

上位では流山市袖ケ浦市印西市市川市四街道市などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内でも婚姻・出産が安定している自治体など、出生率が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では南房総市大多喜町東庄町御宿町鋸南町などが入り、少子化や晩婚化の影響が強い都市部・中核市、あるいは若年層の流出が進む地域など、出生率が低い傾向が並びやすくなります。

千葉県は、千葉市、船橋市、松戸市などの主要都市と町村部で出生率の水準が異なります。都市部では出生数自体は多いものの人口規模が大きいため出生率は中位〜下位に位置しやすく、町村部では人口規模の影響で数値が変動しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、出生率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

千葉県の出生率ランキング結果

※棒グラフは千葉県内で最も出生率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 流山市 出生数 2,027人 10.14‰
    10.14‰
  2. 2位 袖ケ浦市 出生数 545人 8.53‰
    8.53‰
  3. 3位 印西市 出生数 853人 8.31‰
    8.31‰
  4. 4位 市川市 出生数 3,847人 7.75‰
    7.75‰
  5. 5位 四街道市 出生数 688人 7.35‰
    7.35‰
  6. 6位 習志野市 出生数 1,287人 7.30‰
    7.30‰
  7. 7位 柏市 出生数 3,093人 7.25‰
    7.25‰
  8. 8位 木更津市 出生数 980人 7.20‰
    7.20‰
  9. 9位 八千代市 出生数 1,407人 7.05‰
    7.05‰
  10. 10位 船橋市 出生数 4,458人 6.93‰
    6.93‰
  11. 11位 浦安市 出生数 1,179人 6.88‰
    6.88‰
  12. 12位 松戸市 出生数 3,272人 6.57‰
    6.57‰
  13. 13位 成田市 出生数 851人 6.40‰
    6.40‰
  14. 14位 鎌ケ谷市 出生数 689人 6.27‰
    6.27‰
  15. 15位 旭市 出生数 396人 6.21‰
    6.21‰
  16. 16位 千葉市 出生数 5,976人 6.13‰
    6.13‰
  17. 17位 市原市 出生数 1,587人 5.89‰
    5.89‰
  18. 18位 鴨川市 出生数 189人 5.88‰
    5.88‰
  19. 19位 我孫子市 出生数 748人 5.73‰
    5.73‰
  20. 20位 君津市 出生数 458人 5.57‰
    5.57‰
  21. 21位 野田市 出生数 811人 5.31‰
    5.31‰
  22. 22位 館山市 出生数 237人 5.25‰
    5.25‰
  23. 23位 東金市 出生数 305人 5.24‰
    5.24‰
  24. 24位 富里市 出生数 259人 5.21‰
    5.21‰
  25. 25位 一宮町 出生数 60人 5.04‰
    5.04‰
  26. 26位 茂原市 出生数 435人 5.01‰
    5.01‰
  27. 27位 白井市 出生数 311人 4.98‰
    4.98‰
  28. 28位 香取市 出生数 352人 4.86‰
    4.86‰
  29. 29位 大網白里市 出生数 229人 4.76‰
    4.76‰
  30. 30位 睦沢町 出生数 32人 4.73‰
    4.73‰
  31. 31位 横芝光町 出生数 104人 4.71‰
    4.71‰
  32. 32位 佐倉市 出生数 754人 4.47‰
    4.47‰
  33. 33位 匝瑳市 出生数 147人 4.20‰
    4.20‰
  34. 34位 白子町 出生数 43人 4.17‰
    4.17‰
  35. 35位 山武市 出生数 197人 4.07‰
    4.07‰
  36. 36位 いすみ市 出生数 142人 4.00‰
    4.00‰
  37. 37位 長生村 出生数 53人 3.84‰
    3.84‰
  38. 38位 八街市 出生数 258人 3.82‰
    3.82‰
  39. 39位 酒々井町 出生数 79人 3.81‰
    3.81‰
  40. 40位 神崎町 出生数 22人 3.78‰
    3.78‰
  41. 41位 多古町 出生数 51人 3.71‰
    3.71‰
  42. 42位 栄町 出生数 73人 3.63‰
    3.63‰
  43. 43位 芝山町 出生数 23人 3.27‰
    3.27‰
  44. 44位 長南町 出生数 23人 3.20‰
    3.20‰
  45. 45位 勝浦市 出生数 54人 3.19‰
    3.19‰
  46. 46位 銚子市 出生数 186人 3.18‰
    3.18‰
  47. 47位 富津市 出生数 134人 3.16‰
    3.16‰
  48. 48位 九十九里町 出生数 44人 3.01‰
    3.01‰
  49. 49位 長柄町 出生数 20人 2.98‰
    2.98‰
  50. 50位 南房総市 出生数 105人 2.93‰
    2.93‰
  51. 50位 大多喜町 出生数 26人 2.93‰
    2.93‰
  52. 52位 東庄町 出生数 37人 2.80‰
    2.80‰
  53. 53位 御宿町 出生数 18人 2.62‰
    2.62‰
  54. 54位 鋸南町 出生数 14人 2.00‰
    2.00‰

棒グラフを見ると、出生率は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。千葉県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

千葉県の市区町村 出生率推移

千葉県の市区町村(ランキング対象)における出生率と出生数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

出生率 出生数
2020年度 6.39‰ -1.17pt 40,168 -6,851
2015年度 7.56‰ -0.75pt 47,019 -4,614
2010年度 8.31‰ -0.04pt 51,633 +1,045
2005年度 8.35‰ -0.98pt 50,588 -4,730
2000年度 9.33‰ -0.05pt 55,318 +930
1995年度 9.38‰ 54,388
全国の市区町村の出生率推移グラフ

出生率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における出生率の平均は6.67‰です。

上位には、人口規模が比較的小さく子育て世代の割合が高い町村や、地域内での婚姻・出産が安定している自治体が多く見られます。県内の中核市であっても、全国平均を上回る出生率を示す地域がある点も注目に値します。

一方で下位には、晩婚化・未婚化の影響が強い市や、若年層の流出により親になる世代そのものが減少している過疎地域が並びます。出生数の少なさは、必ずしも子育て環境の悪さだけを意味するわけではありません。

出生率は年少人口率や婚姻率とあわせて確認すると、県内の家族形成や子育て環境まで読み解けます。※人口規模が小さい自治体ほど出生率の変動が大きくなる点にも注意が必要です。