千葉県の市区町村の中で、年少人口率が最も高い地域は千葉県 印西市(16.40%)です。
上位には、県内でも子育て世帯の比重が高い町村や、人口規模の大きい市が並んでいます。

千葉県内54市区町村の年少人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は10.36%、千葉県全体は11.70%で、全国平均(11.90%)を下回っています。1位は千葉県 印西市(16.40%)で、全国平均を上回る自治体は県内では13件と、全体の4分の1未満です。。
年少人口率だけでは、働き世代の規模や将来の人口動態までは分かりません。出生率や年少人口指数もあわせて確認すると、地域の将来像がより明確になります。
詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

千葉県の年少人口率ランキングの見方

千葉県の市区町村を対象とした年少人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県全体の水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると地域の特徴が見えてきます。

県内で子どもの割合が高い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

少子化の影響が強い地域

下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

各指標の意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

千葉県の年少人口率ランキング概要

年少人口率とは、15歳未満の人口が総人口に占める割合です。 子どもの比重を示す指標で、数値が高いほど若い世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

千葉県全体は11.70%、全国平均は11.90%です。

県平均を上回る市区町村は、子ども世代の比重が相対的に大きく、将来的な人口の厚みや子育て関連需要が見込まれる傾向があります。

全54市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は13件、全国平均を上回る市区町村は13件でした。

上位では印西市流山市白井市袖ケ浦市四街道市などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では鋸南町長柄町長南町勝浦市御宿町などが入り、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

千葉県は、千葉市、船橋市、松戸市などの主要都市と町村部で年少人口率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きい一方、町村部では子育て世帯の構成比の違いが順位に強く表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

千葉県の年少人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 印西市 総人口 102,609人 16.40%
    年少 16.36% 働き世代 60.10% 老年 23.10% 年齢不詳 0.45%
  2. 2位 流山市 総人口 199,849人 15.60%
    年少 15.60% 働き世代 59.47% 老年 23.04% 年齢不詳 1.89%
  3. 3位 白井市 総人口 62,441人 13.80%
    年少 13.80% 働き世代 57.78% 老年 27.39% 年齢不詳 1.04%
  4. 4位 袖ケ浦市 総人口 63,883人 13.50%
    年少 13.50% 働き世代 58.26% 老年 26.70% 年齢不詳 1.54%
  5. 5位 四街道市 総人口 93,576人 13.30%
    年少 13.33% 働き世代 56.67% 老年 28.92% 年齢不詳 1.08%
  6. 6位 八千代市 総人口 199,498人 12.80%
    年少 12.82% 働き世代 61.54% 老年 25.31% 年齢不詳 0.32%
  7. 7位 木更津市 総人口 136,166人 12.60%
    年少 12.59% 働き世代 58.12% 老年 27.44% 年齢不詳 1.84%
  8. 7位 成田市 総人口 132,906人 12.60%
    年少 12.64% 働き世代 61.50% 老年 23.59% 年齢不詳 2.28%
  9. 7位 習志野市 総人口 176,197人 12.60%
    年少 12.59% 働き世代 63.01% 老年 22.98% 年齢不詳 1.42%
  10. 7位 浦安市 総人口 171,362人 12.60%
    年少 12.58% 働き世代 68.19% 老年 17.49% 年齢不詳 1.73%
  11. 11位 船橋市 総人口 642,907人 12.50%
    年少 12.53% 働き世代 61.68% 老年 23.76% 年齢不詳 2.03%
  12. 11位 柏市 総人口 426,468人 12.50%
    年少 12.51% 働き世代 59.03% 老年 25.84% 年齢不詳 2.62%
  13. 13位 一宮町 総人口 11,897人 12.10%
    年少 12.13% 働き世代 53.61% 老年 32.70% 年齢不詳 1.56%
  14. 14位 市川市 総人口 496,676人 11.50%
    年少 11.53% 働き世代 65.05% 老年 20.81% 年齢不詳 2.61%
  15. 15位 千葉市 総人口 974,951人 11.40%
    年少 11.38% 働き世代 58.45% 老年 25.64% 年齢不詳 4.53%
  16. 15位 松戸市 総人口 498,232人 11.40%
    年少 11.41% 働き世代 61.31% 老年 25.61% 年齢不詳 1.67%
  17. 15位 野田市 総人口 152,638人 11.40%
    年少 11.42% 働き世代 56.49% 老年 30.83% 年齢不詳 1.26%
  18. 15位 鎌ケ谷市 総人口 109,932人 11.40%
    年少 11.42% 働き世代 57.93% 老年 28.64% 年齢不詳 2.00%
  19. 19位 旭市 総人口 63,745人 11.20%
    年少 11.25% 働き世代 56.69% 老年 31.13% 年齢不詳 0.94%
  20. 20位 市原市 総人口 269,524人 11.10%
    年少 11.15% 働き世代 57.38% 老年 29.19% 年齢不詳 2.29%
  21. 21位 佐倉市 総人口 168,743人 11.00%
    年少 11.02% 働き世代 55.82% 老年 32.59% 年齢不詳 0.57%
  22. 21位 我孫子市 総人口 130,510人 11.00%
    年少 10.95% 働き世代 57.05% 老年 30.56% 年齢不詳 1.44%
  23. 23位 富里市 総人口 49,735人 10.80%
    年少 10.82% 働き世代 60.11% 老年 28.22% 年齢不詳 0.85%
  24. 24位 大網白里市 総人口 48,129人 10.60%
    年少 10.58% 働き世代 55.80% 老年 32.77% 年齢不詳 0.85%
  25. 25位 東金市 総人口 58,219人 10.40%
    年少 10.37% 働き世代 57.99% 老年 29.48% 年齢不詳 2.16%
  26. 26位 君津市 総人口 82,206人 10.30%
    年少 10.25% 働き世代 55.75% 老年 32.07% 年齢不詳 1.93%
  27. 27位 横芝光町 総人口 22,075人 10.10%
    年少 10.07% 働き世代 52.32% 老年 37.58% 年齢不詳 0.03%
  28. 28位 茂原市 総人口 86,782人 10.00%
    年少 9.95% 働き世代 55.19% 老年 33.16% 年齢不詳 1.70%
  29. 29位 匝瑳市 総人口 35,040人 9.90%
    年少 9.91% 働き世代 54.18% 老年 35.90% 年齢不詳 0.01%
  30. 30位 睦沢町 総人口 6,760人 9.80%
    年少 9.82% 働き世代 48.08% 老年 42.06% 年齢不詳 0.04%
  31. 31位 酒々井町 総人口 20,745人 9.70%
    年少 9.68% 働き世代 55.59% 老年 32.83% 年齢不詳 1.89%
  32. 32位 東庄町 総人口 13,228人 9.50%
    年少 9.48% 働き世代 51.01% 老年 39.21% 年齢不詳 0.29%
  33. 33位 鴨川市 総人口 32,116人 9.30%
    年少 9.31% 働き世代 50.46% 老年 38.53% 年齢不詳 1.70%
  34. 33位 八街市 総人口 67,455人 9.30%
    年少 9.30% 働き世代 58.46% 老年 31.00% 年齢不詳 1.24%
  35. 35位 香取市 総人口 72,356人 9.20%
    年少 9.17% 働き世代 52.97% 老年 36.84% 年齢不詳 1.02%
  36. 35位 長生村 総人口 13,803人 9.20%
    年少 9.24% 働き世代 56.41% 老年 34.34% 年齢不詳 0.01%
  37. 35位 白子町 総人口 10,305人 9.20%
    年少 9.16% 働き世代 50.23% 老年 40.39% 年齢不詳 0.22%
  38. 38位 館山市 総人口 45,153人 9.10%
    年少 9.13% 働き世代 46.67% 老年 39.28% 年齢不詳 4.93%
  39. 39位 多古町 総人口 13,735人 9.00%
    年少 9.04% 働き世代 53.00% 老年 37.11% 年齢不詳 0.85%
  40. 40位 山武市 総人口 48,444人 8.90%
    年少 8.92% 働き世代 54.74% 老年 35.77% 年齢不詳 0.57%
  41. 40位 いすみ市 総人口 35,544人 8.90%
    年少 8.90% 働き世代 48.72% 老年 42.38% 年齢不詳 0.00%
  42. 42位 神崎町 総人口 5,816人 8.70%
    年少 8.70% 働き世代 55.48% 老年 34.58% 年齢不詳 1.24%
  43. 42位 大多喜町 総人口 8,885人 8.70%
    年少 8.68% 働き世代 47.42% 老年 43.70% 年齢不詳 0.20%
  44. 44位 富津市 総人口 42,465人 8.60%
    年少 8.63% 働き世代 51.75% 老年 37.96% 年齢不詳 1.66%
  45. 44位 芝山町 総人口 7,033人 8.60%
    年少 8.60% 働き世代 53.72% 老年 37.38% 年齢不詳 0.30%
  46. 46位 南房総市 総人口 35,831人 8.40%
    年少 8.38% 働き世代 44.28% 老年 47.15% 年齢不詳 0.19%
  47. 47位 栄町 総人口 20,127人 8.20%
    年少 8.17% 働き世代 52.83% 老年 38.95% 年齢不詳 0.04%
  48. 48位 銚子市 総人口 58,431人 7.70%
    年少 7.65% 働き世代 53.47% 老年 37.74% 年齢不詳 1.14%
  49. 49位 九十九里町 総人口 14,639人 7.60%
    年少 7.59% 働き世代 51.23% 老年 40.44% 年齢不詳 0.74%
  50. 50位 鋸南町 総人口 6,993人 7.40%
    年少 7.42% 働き世代 44.46% 老年 48.06% 年齢不詳 0.06%
  51. 51位 長柄町 総人口 6,721人 7.30%
    年少 7.32% 働き世代 48.56% 老年 44.04% 年齢不詳 0.07%
  52. 52位 長南町 総人口 7,198人 7.20%
    年少 7.15% 働き世代 48.18% 老年 44.67%
  53. 53位 勝浦市 総人口 16,927人 6.80%
    年少 6.76% 働き世代 49.37% 老年 43.07% 年齢不詳 0.80%
  54. 53位 御宿町 総人口 6,874人 6.80%
    年少 6.76% 働き世代 40.98% 老年 51.93% 年齢不詳 0.32%

棒グラフを見ると、年少人口率は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。千葉県内の上位平均(おおむね14.52)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

千葉県の市区町村 年少人口率推移

千葉県の市区町村(ランキング対象)における年少人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口率
2020年度 11.70% -0.50pt
2015年度 12.20% -0.70pt
2010年度 12.90% -0.60pt
2005年度 13.50% -0.70pt
2000年度 14.20% -1.60pt
1995年度 15.80% -2.80pt
1990年度 18.60% -4.60pt
1985年度 23.20% -2.70pt
1980年度 25.90%
全国の市区町村の年少人口率推移グラフ

年少人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口率の平均は11.86%です。

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市など、子どもの割合が相対的に高い自治体が多く見られます。人口規模が小さくても若い人口構成を保つ地域は、県内でも注目に値します。

一方で下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、少子化の影響で子どもの割合が小さくなっている地域が並びます。県内最大の市であっても、全国平均を下回るケースがある点にも注意が必要です。

県内の順位だけでなく全国平均との比較と、出生率・総人口・年少人口指数をあわせると、その地域の子育て環境や将来の人口動態まで読み解けます。