千葉県の市区町村の中で、高齢化率が最も高い地域は千葉県 御宿町(51.90%)です。
上位には、過疎化が進む町村や高齢者の割合が大きい自治体が並んでいます。
千葉県内54市区町村の高齢化率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は33.55%、千葉県全体は27.10%で、全国平均(28.00%)を下回っています。1位は千葉県 御宿町(51.90%)で、全国平均を上回る自治体は県内で40件あります。。
高齢化率が高い地域は、人口減少や労働力不足の影響を受けやすい傾向がありますが、必ずしも「住みにくい地域」というわけではありません。医療や福祉が充実している地域や、移住先として人気のある地域では、高齢化率が高くなるケースもあります。
詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。
千葉県の全国の市区町村における高齢化率ランキングの見方
全国約54の市区町村を対象とした、最新の「高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)」ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、どの自治体で高齢化が進行しているのか、日本全体の縮図をひと目で把握できます。
県内ランキングでは、高齢化の進み具合の地域差と全国平均との位置づけに注目すると、県内の人口課題が見えてきます。
高齢化が進む地域
上位には、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。
相対的に若い構成の地域
下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。
各指標の意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方で詳しく解説しています。
また、
人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。
千葉県の高齢化率ランキング概要
高齢化率とは、65歳以上の人口が総人口に占める割合です。 高齢者の比重を示す指標で、数値が高いほど高齢化が進んでいる地域といえます。
千葉県全体は27.10%、全国平均は28.00%です。
県平均を上回る市区町村は、高齢者の比重が相対的に大きく、医療・介護・生活支援の需要が高まりやすい傾向があります。
全54市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は42件、全国平均を上回る市区町村は40件でした。
上位では御宿町、鋸南町、南房総市、長南町、長柄町などが入り、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。
下位では印西市、習志野市、流山市、市川市、浦安市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。
千葉県は、千葉市、船橋市、松戸市などの主要都市と町村部で高齢化率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きく高齢者の絶対数も多い一方、町村部では高齢化の進み方がより顕著に表れやすい傾向があります。
※対象データ時点は2020年度です。
詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。
千葉県の高齢化率ランキング結果
※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。
-
老年 51.93%
働き世代 40.98%
年少 6.76%
年齢不詳 0.32%
-
老年 48.06%
働き世代 44.46%
年少 7.42%
年齢不詳 0.06%
-
3位
南房総市
総人口 35,831人
47.20%
老年 47.15%
働き世代 44.28%
年少 8.38%
年齢不詳 0.19%
-
老年 44.67%
働き世代 48.18%
年少 7.15%
-
老年 44.04%
働き世代 48.56%
年少 7.32%
年齢不詳 0.07%
-
6位
大多喜町
総人口 8,885人
43.70%
老年 43.70%
働き世代 47.42%
年少 8.68%
年齢不詳 0.20%
-
7位
勝浦市
総人口 16,927人
43.10%
老年 43.07%
働き世代 49.37%
年少 6.76%
年齢不詳 0.80%
-
8位
いすみ市
総人口 35,544人
42.40%
老年 42.38%
働き世代 48.72%
年少 8.90%
年齢不詳 0.00%
-
老年 42.06%
働き世代 48.08%
年少 9.82%
年齢不詳 0.04%
-
10位
九十九里町
総人口 14,639人
40.40%
老年 40.44%
働き世代 51.23%
年少 7.59%
年齢不詳 0.74%
-
10位
白子町
総人口 10,305人
40.40%
老年 40.39%
働き世代 50.23%
年少 9.16%
年齢不詳 0.22%
-
12位
館山市
総人口 45,153人
39.30%
老年 39.28%
働き世代 46.67%
年少 9.13%
年齢不詳 4.93%
-
13位
東庄町
総人口 13,228人
39.20%
老年 39.21%
働き世代 51.01%
年少 9.48%
年齢不詳 0.29%
-
14位
栄町
総人口 20,127人
39.00%
老年 38.95%
働き世代 52.83%
年少 8.17%
年齢不詳 0.04%
-
15位
鴨川市
総人口 32,116人
38.50%
老年 38.53%
働き世代 50.46%
年少 9.31%
年齢不詳 1.70%
-
16位
富津市
総人口 42,465人
38.00%
老年 37.96%
働き世代 51.75%
年少 8.63%
年齢不詳 1.66%
-
17位
銚子市
総人口 58,431人
37.70%
老年 37.74%
働き世代 53.47%
年少 7.65%
年齢不詳 1.14%
-
18位
横芝光町
総人口 22,075人
37.60%
老年 37.58%
働き世代 52.32%
年少 10.07%
年齢不詳 0.03%
-
19位
芝山町
総人口 7,033人
37.40%
老年 37.38%
働き世代 53.72%
年少 8.60%
年齢不詳 0.30%
-
20位
多古町
総人口 13,735人
37.10%
老年 37.11%
働き世代 53.00%
年少 9.04%
年齢不詳 0.85%
-
21位
香取市
総人口 72,356人
36.80%
老年 36.84%
働き世代 52.97%
年少 9.17%
年齢不詳 1.02%
-
22位
匝瑳市
総人口 35,040人
35.90%
老年 35.90%
働き世代 54.18%
年少 9.91%
年齢不詳 0.01%
-
23位
山武市
総人口 48,444人
35.80%
老年 35.77%
働き世代 54.74%
年少 8.92%
年齢不詳 0.57%
-
24位
神崎町
総人口 5,816人
34.60%
老年 34.58%
働き世代 55.48%
年少 8.70%
年齢不詳 1.24%
-
25位
長生村
総人口 13,803人
34.30%
老年 34.34%
働き世代 56.41%
年少 9.24%
年齢不詳 0.01%
-
26位
茂原市
総人口 86,782人
33.20%
老年 33.16%
働き世代 55.19%
年少 9.95%
年齢不詳 1.70%
-
27位
大網白里市
総人口 48,129人
32.80%
老年 32.77%
働き世代 55.80%
年少 10.58%
年齢不詳 0.85%
-
27位
酒々井町
総人口 20,745人
32.80%
老年 32.83%
働き世代 55.59%
年少 9.68%
年齢不詳 1.89%
-
29位
一宮町
総人口 11,897人
32.70%
老年 32.70%
働き世代 53.61%
年少 12.13%
年齢不詳 1.56%
-
30位
佐倉市
総人口 168,743人
32.60%
老年 32.59%
働き世代 55.82%
年少 11.02%
年齢不詳 0.57%
-
31位
君津市
総人口 82,206人
32.10%
老年 32.07%
働き世代 55.75%
年少 10.25%
年齢不詳 1.93%
-
32位
旭市
総人口 63,745人
31.10%
老年 31.13%
働き世代 56.69%
年少 11.25%
年齢不詳 0.94%
-
33位
八街市
総人口 67,455人
31.00%
老年 31.00%
働き世代 58.46%
年少 9.30%
年齢不詳 1.24%
-
34位
野田市
総人口 152,638人
30.80%
老年 30.83%
働き世代 56.49%
年少 11.42%
年齢不詳 1.26%
-
35位
我孫子市
総人口 130,510人
30.60%
老年 30.56%
働き世代 57.05%
年少 10.95%
年齢不詳 1.44%
-
36位
東金市
総人口 58,219人
29.50%
老年 29.48%
働き世代 57.99%
年少 10.37%
年齢不詳 2.16%
-
37位
市原市
総人口 269,524人
29.20%
老年 29.19%
働き世代 57.38%
年少 11.15%
年齢不詳 2.29%
-
38位
四街道市
総人口 93,576人
28.90%
老年 28.92%
働き世代 56.67%
年少 13.33%
年齢不詳 1.08%
-
39位
鎌ケ谷市
総人口 109,932人
28.60%
老年 28.64%
働き世代 57.93%
年少 11.42%
年齢不詳 2.00%
-
40位
富里市
総人口 49,735人
28.20%
老年 28.22%
働き世代 60.11%
年少 10.82%
年齢不詳 0.85%
-
41位
木更津市
総人口 136,166人
27.40%
老年 27.44%
働き世代 58.12%
年少 12.59%
年齢不詳 1.84%
-
41位
白井市
総人口 62,441人
27.40%
老年 27.39%
働き世代 57.78%
年少 13.80%
年齢不詳 1.04%
-
43位
袖ケ浦市
総人口 63,883人
26.70%
老年 26.70%
働き世代 58.26%
年少 13.50%
年齢不詳 1.54%
-
44位
柏市
総人口 426,468人
25.80%
老年 25.84%
働き世代 59.03%
年少 12.51%
年齢不詳 2.62%
-
45位
千葉市
総人口 974,951人
25.60%
老年 25.64%
働き世代 58.45%
年少 11.38%
年齢不詳 4.53%
-
45位
松戸市
総人口 498,232人
25.60%
老年 25.61%
働き世代 61.31%
年少 11.41%
年齢不詳 1.67%
-
47位
八千代市
総人口 199,498人
25.30%
老年 25.31%
働き世代 61.54%
年少 12.82%
年齢不詳 0.32%
-
48位
船橋市
総人口 642,907人
23.80%
老年 23.76%
働き世代 61.68%
年少 12.53%
年齢不詳 2.03%
-
49位
成田市
総人口 132,906人
23.60%
老年 23.59%
働き世代 61.50%
年少 12.64%
年齢不詳 2.28%
-
50位
印西市
総人口 102,609人
23.10%
老年 23.10%
働き世代 60.10%
年少 16.36%
年齢不詳 0.45%
-
51位
習志野市
総人口 176,197人
23.00%
老年 22.98%
働き世代 63.01%
年少 12.59%
年齢不詳 1.42%
-
51位
流山市
総人口 199,849人
23.00%
老年 23.04%
働き世代 59.47%
年少 15.60%
年齢不詳 1.89%
-
53位
市川市
総人口 496,676人
20.80%
老年 20.81%
働き世代 65.05%
年少 11.53%
年齢不詳 2.61%
-
54位
浦安市
総人口 171,362人
17.50%
老年 17.49%
働き世代 68.19%
年少 12.58%
年齢不詳 1.73%
棒グラフを見ると、高齢化率は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。千葉県内の上位平均(おおむね47.18)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。
千葉県の市区町村 高齢化率推移
千葉県の市区町村(ランキング対象)における高齢化率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。
| 年 |
高齢化率
|
| 2020年度 |
27.10%
+1.60pt
|
| 2015年度 |
25.50%
+4.30pt
|
| 2010年度 |
21.20%
+3.70pt
|
| 2005年度 |
17.50%
+3.40pt
|
| 2000年度 |
14.10%
+2.90pt
|
| 1995年度 |
11.20%
+2.00pt
|
| 1990年度 |
9.20%
+1.30pt
|
| 1985年度 |
7.90%
+0.90pt
|
| 1980年度 |
7.00%
|
高齢化率ランキングの総評
全国の市区町村(ランキング対象)における高齢化率の平均は28.01%です。
上位には、若年層の流出と出生減少が同時に進む過疎地域や中山間の町村が多く、高齢者の割合が高い自治体が並びます。人口規模が小さいほど、年齢構成の変化が指標に強く反映されやすい点も県内格差の特徴です。
一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びます。ただし、県全体の高齢化水準と全国平均との差もあわせて確認する必要があります。
高齢化率と若年人口率・働き世代人口率をあわせると、県内の人口動態と将来の社会保障需要をより正確に把握できます。
あわせて確認したい指標・ランキング
高齢化率だけでなく、以下の指標もあわせて確認すると、地域の特徴をより深く理解できます。