岩手県の市区町村の中で、昼夜間人口比率が最も高い地域は岩手県 金ケ崎町(115.70%)です。
上位には、昼間の仕事・学びで人口が集まる「昼の街」型の自治体が並んでいます。

岩手県内33市区町村の昼夜間人口比率を比較すると、岩手県内市区町村の昼夜間人口比率の平均は97.55%で、全国平均(100.00%)を下回っています。1位は岩手県 金ケ崎町(115.70%)で、全国平均を上回る自治体は県内では11件で、半数未満です。。
昼夜間人口比率と総人口、就業率をあわせると、居住人口と活動人口の違いまで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、昼夜間人口比率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

岩手県の昼夜間人口比率ランキングの見方

岩手県の市区町村を対象とした昼夜間人口比率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、通勤・通学による昼間人口の増減と、居住と活動の場が分離している度合いに注目できます。

昼間人口が増える地域

上位には、県庁所在地や工場・事業所・学校などへの通勤・通学で昼間人口が増える自治体が並びやすい傾向があります。

比率が低い・100%未満の地域

下位には、昼間に地域外へ通勤・通学する人口が多いベッドタウン型の地域や、過疎地域など、夜間人口に比べて昼間の流入が小さい自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、昼夜間人口比率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

岩手県の昼夜間人口比率ランキング概要

昼夜間人口比率を比較することで、昼間に人口がどれだけ集まる地域か、夜間より昼間の方が人口が多いかを確認できます。ページ下部には昼間人口の多い自治体・少ない自治体のランキングも掲載しています。

市区町村別の昼夜間人口比率は、国勢調査の整備値を表示しています。ランキング表の左側には昼間人口、右側の数値は昼夜間人口比率(%)です。

岩手県内の市区町村の昼夜間人口比率の平均は97.55%です。

一方全国平均は100.00%となっています。

全33市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は11件でした。

県内平均を上回る市区町村は、昼間に人口が集まりやすく、通勤・通学や活動人口の流入が大きい傾向があります。

上位では金ケ崎町矢巾町釜石市北上市盛岡市などが入り、県庁所在地や工場・事業所・学校などへの通勤・通学で昼間人口が増える自治体が並びやすい傾向があります。

下位では野田村大槌町洋野町滝沢市紫波町などが入り、昼間に地域外へ通勤・通学する人口が多いベッドタウン型の地域や、過疎地域など、夜間人口に比べて昼間の流入が小さい自治体が並びやすくなります。

岩手県は、盛岡市、奥州市、一関市などの主要都市と町村部で昼夜間人口比率の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、昼夜間人口比率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

岩手県の昼夜間人口比率ランキング結果

※棒グラフは岩手県内で最も昼夜間人口比率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 金ケ崎町 昼間人口 17,981人 115.70%
    115.70%
  2. 2位 矢巾町 昼間人口 31,885人 113.60%
    113.60%
  3. 3位 釜石市 昼間人口 34,529人 107.60%
    107.60%
  4. 4位 北上市 昼間人口 98,358人 105.70%
    105.70%
  5. 5位 盛岡市 昼間人口 302,356人 104.40%
    104.40%
  6. 6位 岩泉町 昼間人口 9,009人 103.20%
    103.20%
  7. 7位 大船渡市 昼間人口 35,699人 102.80%
    102.80%
  8. 8位 久慈市 昼間人口 33,951人 102.70%
    102.70%
  9. 9位 二戸市 昼間人口 25,986人 101.90%
    101.90%
  10. 10位 宮古市 昼間人口 51,241人 101.70%
    101.70%
  11. 11位 田野畑村 昼間人口 3,065人 100.20%
    100.20%
  12. 12位 一関市 昼間人口 111,866人 99.90%
    99.90%
  13. 13位 一戸町 昼間人口 11,476人 99.80%
    99.80%
  14. 14位 九戸村 昼間人口 5,330人 99.10%
    99.10%
  15. 15位 西和賀町 昼間人口 5,070人 98.80%
    98.80%
  16. 16位 八幡平市 昼間人口 23,614人 98.30%
    98.30%
  17. 17位 遠野市 昼間人口 24,672人 97.30%
    97.30%
  18. 18位 葛巻町 昼間人口 5,462人 96.90%
    96.90%
  19. 19位 奥州市 昼間人口 109,296人 96.80%
    96.80%
  20. 20位 花巻市 昼間人口 89,651人 96.20%
    96.20%
  21. 21位 普代村 昼間人口 2,385人 95.90%
    95.90%
  22. 22位 住田町 昼間人口 4,773人 94.60%
    94.60%
  23. 23位 雫石町 昼間人口 14,827人 94.30%
    94.30%
  24. 23位 軽米町 昼間人口 7,942人 94.30%
    94.30%
  25. 25位 陸前高田市 昼間人口 17,023人 93.20%
    93.20%
  26. 26位 岩手町 昼間人口 11,278人 91.80%
    91.80%
  27. 27位 山田町 昼間人口 12,994人 90.70%
    90.70%
  28. 28位 平泉町 昼間人口 6,534人 90.10%
    90.10%
  29. 29位 野田村 昼間人口 3,536人 89.80%
    89.80%
  30. 30位 大槌町 昼間人口 9,780人 88.90%
    88.90%
  31. 31位 洋野町 昼間人口 13,131人 87.00%
    87.00%
  32. 32位 滝沢市 昼間人口 47,016人 84.60%
    84.60%
  33. 33位 紫波町 昼間人口 26,191人 81.50%
    81.50%

棒グラフを見ると、昼夜間人口比率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。岩手県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

昼夜間人口比率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における昼夜間人口比率の平均は100.00%です。

全国平均がおおむね100%前後であるのに対し、県内でも自治体ごとに通勤・通学・大型施設の影響で比率は大きく乖離します。上位には、県庁所在地や事業所・学校への通勤・通学で昼間人口が夜間人口を上回る地域が多く見られます。

一方で下位には、ベッドタウン型の住宅地や過疎地域など、夜間人口に比べて昼間の流入が小さい自治体が並びます。比率が100%を下回る地域は、昼間に地域外へ流出する人口が多い「住む街」であることを示す場合もあります。

昼夜間人口比率と総人口・就業率をあわせると、県内の居住人口と活動人口の違いまで把握できます。