鹿児島県の市区町村の中で、年少人口率が最も高い地域は鹿児島県 三島村(23.50%)です。
上位には、県内でも子育て世帯の比重が高い町村や、人口規模の大きい市が並んでいます。

鹿児島県内43市区町村の年少人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は12.98%、鹿児島県全体は12.90%で、全国平均(11.90%)を上回っています。1位は鹿児島県 三島村(23.50%)で、全国平均を上回る自治体は県内で27件あります。。
年少人口率だけでは、働き世代の規模や将来の人口動態までは分かりません。出生率や年少人口指数もあわせて確認すると、地域の将来像がより明確になります。
詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

鹿児島県の年少人口率ランキングの見方

鹿児島県の市区町村を対象とした年少人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県全体の水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると地域の特徴が見えてきます。

県内で子どもの割合が高い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

少子化の影響が強い地域

下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

各指標の意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

鹿児島県の年少人口率ランキング概要

年少人口率とは、15歳未満の人口が総人口に占める割合です。 子どもの比重を示す指標で、数値が高いほど若い世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

鹿児島県全体は12.90%、全国平均は11.90%です。

県平均を上回る市区町村は、子ども世代の比重が相対的に大きく、将来的な人口の厚みや子育て関連需要が見込まれる傾向があります。

全43市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は21件、全国平均を上回る市区町村は27件でした。

上位では三島村十島村伊仙町龍郷町徳之島町などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では枕崎市錦江町湧水町垂水市南大隅町などが入り、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

鹿児島県は、鹿児島市、霧島市、鹿屋市などの主要都市と町村部で年少人口率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きい一方、町村部では子育て世帯の構成比の違いが順位に強く表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

鹿児島県の年少人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 三島村 総人口 405人 23.50%
    年少 23.46% 働き世代 50.12% 老年 26.42%
  2. 2位 十島村 総人口 740人 19.30%
    年少 19.32% 働き世代 53.11% 老年 27.57%
  3. 3位 伊仙町 総人口 6,139人 16.00%
    年少 16.04% 働き世代 46.12% 老年 37.84%
  4. 4位 龍郷町 総人口 5,817人 15.80%
    年少 15.78% 働き世代 51.40% 老年 32.77% 年齢不詳 0.05%
  5. 5位 徳之島町 総人口 10,147人 15.10%
    年少 15.11% 働き世代 51.70% 老年 33.19%
  6. 6位 鹿屋市 総人口 101,096人 15.00%
    年少 14.97% 働き世代 53.99% 老年 29.60% 年齢不詳 1.43%
  7. 7位 与論町 総人口 5,115人 14.60%
    年少 14.60% 働き世代 50.36% 老年 35.03%
  8. 8位 和泊町 総人口 6,246人 14.50%
    年少 14.47% 働き世代 49.23% 老年 36.30%
  9. 9位 姶良市 総人口 76,348人 14.40%
    年少 14.38% 働き世代 53.63% 老年 31.36% 年齢不詳 0.62%
  10. 10位 長島町 総人口 9,705人 14.30%
    年少 14.26% 働き世代 49.13% 老年 36.53% 年齢不詳 0.08%
  11. 11位 霧島市 総人口 123,135人 14.20%
    年少 14.24% 働き世代 56.46% 老年 27.53% 年齢不詳 1.76%
  12. 12位 東串良町 総人口 6,237人 14.10%
    年少 14.08% 働き世代 49.16% 老年 36.67% 年齢不詳 0.10%
  13. 13位 天城町 総人口 5,517人 13.90%
    年少 13.94% 働き世代 48.96% 老年 37.10%
  14. 13位 知名町 総人口 5,750人 13.90%
    年少 13.88% 働き世代 47.74% 老年 37.62% 年齢不詳 0.77%
  15. 15位 薩摩川内市 総人口 92,403人 13.80%
    年少 13.80% 働き世代 53.23% 老年 32.14% 年齢不詳 0.83%
  16. 16位 志布志市 総人口 29,329人 13.70%
    年少 13.69% 働き世代 49.71% 老年 35.85% 年齢不詳 0.75%
  17. 16位 奄美市 総人口 41,390人 13.70%
    年少 13.74% 働き世代 53.56% 老年 32.47% 年齢不詳 0.23%
  18. 18位 屋久島町 総人口 11,858人 13.60%
    年少 13.55% 働き世代 49.97% 老年 36.39% 年齢不詳 0.08%
  19. 19位 南種子町 総人口 5,445人 13.30%
    年少 13.31% 働き世代 50.52% 老年 36.05% 年齢不詳 0.11%
  20. 20位 出水市 総人口 51,994人 13.10%
    年少 13.12% 働き世代 52.20% 老年 33.41% 年齢不詳 1.27%
  21. 21位 日置市 総人口 47,153人 13.00%
    年少 13.01% 働き世代 51.58% 老年 35.26% 年齢不詳 0.15%
  22. 22位 鹿児島市 総人口 593,128人 12.80%
    年少 12.76% 働き世代 54.13% 老年 26.77% 年齢不詳 6.34%
  23. 23位 中種子町 総人口 7,539人 12.60%
    年少 12.61% 働き世代 47.99% 老年 39.36% 年齢不詳 0.04%
  24. 24位 宇検村 総人口 1,621人 12.50%
    年少 12.52% 働き世代 44.29% 老年 43.18%
  25. 25位 西之表市 総人口 14,708人 12.40%
    年少 12.37% 働き世代 49.52% 老年 38.06% 年齢不詳 0.04%
  26. 25位 喜界町 総人口 6,629人 12.40%
    年少 12.43% 働き世代 47.04% 老年 40.17% 年齢不詳 0.36%
  27. 27位 瀬戸内町 総人口 8,546人 12.20%
    年少 12.20% 働き世代 49.46% 老年 38.04% 年齢不詳 0.29%
  28. 28位 指宿市 総人口 39,011人 11.70%
    年少 11.67% 働き世代 48.52% 老年 39.50% 年齢不詳 0.30%
  29. 29位 肝付町 総人口 14,227人 11.60%
    年少 11.63% 働き世代 47.00% 老年 41.37%
  30. 30位 いちき串木野市 総人口 27,490人 11.50%
    年少 11.51% 働き世代 51.32% 老年 37.00% 年齢不詳 0.17%
  31. 31位 大崎町 総人口 12,385人 11.40%
    年少 11.44% 働き世代 49.11% 老年 39.31% 年齢不詳 0.14%
  32. 32位 伊佐市 総人口 24,453人 11.30%
    年少 11.26% 働き世代 46.99% 老年 41.57% 年齢不詳 0.18%
  33. 33位 南さつま市 総人口 32,887人 11.10%
    年少 11.12% 働き世代 47.73% 老年 39.58% 年齢不詳 1.57%
  34. 33位 南九州市 総人口 33,080人 11.10%
    年少 11.14% 働き世代 48.78% 老年 40.05% 年齢不詳 0.03%
  35. 35位 曽於市 総人口 33,310人 11.00%
    年少 10.97% 働き世代 47.49% 老年 41.42% 年齢不詳 0.12%
  36. 36位 さつま町 総人口 20,243人 10.90%
    年少 10.86% 働き世代 47.19% 老年 41.73% 年齢不詳 0.22%
  37. 37位 大和村 総人口 1,364人 10.30%
    年少 10.34% 働き世代 46.63% 老年 42.96% 年齢不詳 0.07%
  38. 38位 阿久根市 総人口 19,270人 10.20%
    年少 10.21% 働き世代 47.62% 老年 41.77% 年齢不詳 0.39%
  39. 39位 枕崎市 総人口 20,033人 10.10%
    年少 10.14% 働き世代 48.71% 老年 40.89% 年齢不詳 0.26%
  40. 39位 錦江町 総人口 6,944人 10.10%
    年少 10.07% 働き世代 43.36% 老年 46.56% 年齢不詳 0.01%
  41. 41位 湧水町 総人口 9,119人 9.80%
    年少 9.76% 働き世代 46.07% 老年 44.15% 年齢不詳 0.02%
  42. 42位 垂水市 総人口 13,819人 9.20%
    年少 9.19% 働き世代 46.91% 老年 42.68% 年齢不詳 1.22%
  43. 43位 南大隅町 総人口 6,481人 9.00%
    年少 9.00% 働き世代 41.68% 老年 49.33%

棒グラフを見ると、年少人口率は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。鹿児島県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

鹿児島県の市区町村 年少人口率推移

鹿児島県の市区町村(ランキング対象)における年少人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口率
2020年度 12.90% -0.50pt
2015年度 13.40% -0.30pt
2010年度 13.70% -0.70pt
2005年度 14.40% -1.30pt
2000年度 15.70% -2.10pt
1995年度 17.80% -2.10pt
1990年度 19.90% -1.70pt
1985年度 21.60% -0.80pt
1980年度 22.40%
全国の市区町村の年少人口率推移グラフ

年少人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口率の平均は11.86%です。

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市など、子どもの割合が相対的に高い自治体が多く見られます。人口規模が小さくても若い人口構成を保つ地域は、県内でも注目に値します。

一方で下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、少子化の影響で子どもの割合が小さくなっている地域が並びます。県内最大の市であっても、全国平均を下回るケースがある点にも注意が必要です。

県内の順位だけでなく全国平均との比較と、出生率・総人口・年少人口指数をあわせると、その地域の子育て環境や将来の人口動態まで読み解けます。