神奈川県の市区町村の中で、年少人口指数が最も高い地域は神奈川県 開成町(25.10)です。
上位には、働き手世代に対する子どもの比重が大きい町村が並んでいます。

神奈川県内33市区町村の年少人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は19.09、神奈川県全体は19.30で、全国平均(19.70)を下回っています。1位は神奈川県 開成町(25.10)で、全国平均を上回る自治体は県内では12件で、半数未満です。。
年少人口指数は年少人口率や出生率とあわせて見ると、子育て環境や将来の人口動態をより正確に読み解けます。
詳しい意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

神奈川県の年少人口指数ランキングの見方

神奈川県の市区町村を対象とした年少人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、総人口に占める子どもの割合(年少人口率)だけでは見えない、働き手世代に対する子どもの厚みの差に注目できます。

働き手世代に対する子どもの厚み

上位には、働き世代100人あたりの子どもの比重が大きく、子育て世帯の厚みがうかがえる町村や自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代の規模が大きく、年少人口指数が相対的に低く出やすい自治体が並びます。

各指標の意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

神奈川県の年少人口指数ランキング概要

年少人口指数とは、15歳未満の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 子どもの人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど子どもの比重が相対的に大きい地域といえます。

神奈川県全体は19.30、全国平均は19.70です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して子ども世代の比重が大きく、教育・保育を支える負担や将来世代の厚みを示す傾向があります。

全33市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は14件、全国平均を上回る市区町村は12件でした。

上位では開成町葉山町綾瀬市寒川町茅ヶ崎市などが入り、働き世代100人あたりの子どもの比重が大きく、子育て世帯の厚みがうかがえる町村や自治体が並びやすい傾向があります。

下位では三浦市山北町湯河原町真鶴町箱根町などが入り、県内の中核市など働き世代の規模が大きく、年少人口指数が相対的に低く出やすい自治体が並びます。

神奈川県は、横浜市、川崎市、相模原市などの主要都市と町村部で年少人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

神奈川県の年少人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 開成町 総人口 18,329人 25.10
    働き世代
    100.00
    年少
    25.07
  2. 2位 葉山町 総人口 31,665人 23.10
    働き世代
    100.00
    年少
    23.05
  3. 3位 綾瀬市 総人口 83,913人 22.20
    働き世代
    100.00
    年少
    22.20
  4. 4位 寒川町 総人口 48,348人 21.70
    働き世代
    100.00
    年少
    21.68
  5. 5位 茅ヶ崎市 総人口 242,389人 21.50
    働き世代
    100.00
    年少
    21.50
  6. 6位 藤沢市 総人口 436,905人 21.40
    働き世代
    100.00
    年少
    21.41
  7. 7位 海老名市 総人口 136,516人 21.30
    働き世代
    100.00
    年少
    21.28
  8. 8位 大磯町 総人口 31,634人 20.80
    働き世代
    100.00
    年少
    20.76
  9. 9位 逗子市 総人口 57,060人 20.50
    働き世代
    100.00
    年少
    20.50
  10. 10位 大井町 総人口 17,129人 20.10
    働き世代
    100.00
    年少
    20.13
  11. 11位 南足柄市 総人口 40,841人 20.00
    働き世代
    100.00
    年少
    19.96
  12. 12位 鎌倉市 総人口 172,710人 19.80
    働き世代
    100.00
    年少
    19.81
  13. 13位 大和市 総人口 239,169人 19.70
    働き世代
    100.00
    年少
    19.73
  14. 14位 平塚市 総人口 258,422人 19.40
    働き世代
    100.00
    年少
    19.41
  15. 15位 横浜市 総人口 3,777,491人 19.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.07
  16. 15位 小田原市 総人口 188,856人 19.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.09
  17. 15位 秦野市 総人口 162,439人 19.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.09
  18. 15位 厚木市 総人口 223,705人 19.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.12
  19. 15位 清川村 総人口 3,038人 19.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.13
  20. 20位 二宮町 総人口 27,564人 19.00
    働き世代
    100.00
    年少
    19.00
  21. 21位 川崎市 総人口 1,538,262人 18.90
    働き世代
    100.00
    年少
    18.92
  22. 21位 相模原市 総人口 725,493人 18.90
    働き世代
    100.00
    年少
    18.94
  23. 21位 伊勢原市 総人口 101,780人 18.90
    働き世代
    100.00
    年少
    18.91
  24. 24位 座間市 総人口 132,325人 18.60
    働き世代
    100.00
    年少
    18.61
  25. 25位 横須賀市 総人口 388,078人 18.40
    働き世代
    100.00
    年少
    18.36
  26. 26位 愛川町 総人口 39,869人 18.20
    働き世代
    100.00
    年少
    18.22
  27. 27位 中井町 総人口 9,300人 17.30
    働き世代
    100.00
    年少
    17.35
  28. 28位 松田町 総人口 10,836人 17.10
    働き世代
    100.00
    年少
    17.08
  29. 29位 三浦市 総人口 42,069人 16.30
    働き世代
    100.00
    年少
    16.33
  30. 29位 山北町 総人口 9,761人 16.30
    働き世代
    100.00
    年少
    16.29
  31. 31位 湯河原町 総人口 23,426人 15.20
    働き世代
    100.00
    年少
    15.24
  32. 32位 真鶴町 総人口 6,722人 13.30
    働き世代
    100.00
    年少
    13.34
  33. 33位 箱根町 総人口 11,293人 11.50
    働き世代
    100.00
    年少
    11.50

棒グラフを見ると、年少人口指数は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。神奈川県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

神奈川県の市区町村 年少人口指数推移

神奈川県の市区町村(ランキング対象)における年少人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口指数
2020年度 38.60 -1.10
2015年度 39.70 0.00
2010年度 39.70 +0.80
2005年度 38.90 +0.20
2000年度 38.70 -1.70
1995年度 40.40 -6.40
1990年度 46.80 -13.60
1985年度 60.40 -11.00
1980年度 71.40
全国の市区町村の年少人口指数推移グラフ

年少人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口指数の平均は20.51です。

上位には、働き手世代に対する子どもの比重が大きい町村や、子育て世帯の厚みがうかがえる自治体が多く見られます。年少人口率では見えにくい「支え手世代に対する子どもの多さ」が、県内の上位に反映されやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代の分母が大きい自治体が並び、年少人口指数が相対的に低く出やすくなります。子どもの絶対数が多くても指数は低くなる点に注意が必要です。

年少人口指数は年少人口率や出生率とあわせて見ると、県内の子育て環境や将来の人口動態をより正確に読み解けます。