神奈川県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は神奈川県 真鶴町(87.40)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

神奈川県内33市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は54.85、神奈川県全体は41.00で、全国平均(46.60)を下回っています。1位は神奈川県 真鶴町(87.40)で、全国平均を上回る自治体は県内で21件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

神奈川県の老年人口指数ランキングの見方

神奈川県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

神奈川県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

神奈川県全体は41.00、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全33市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は28件、全国平均を上回る市区町村は21件でした。

上位では真鶴町湯河原町三浦市山北町清川村などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では海老名市藤沢市横浜市大和市川崎市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

神奈川県は、横浜市、川崎市、相模原市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

神奈川県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 真鶴町 総人口 6,722人 87.40
    働き世代
    100.00
    老年
    87.41
  2. 2位 湯河原町 総人口 23,426人 86.80
    働き世代
    100.00
    老年
    86.79
  3. 3位 三浦市 総人口 42,069人 80.70
    働き世代
    100.00
    老年
    80.69
  4. 4位 山北町 総人口 9,761人 76.90
    働き世代
    100.00
    老年
    76.86
  5. 5位 清川村 総人口 3,038人 70.70
    働き世代
    100.00
    老年
    70.69
  6. 6位 箱根町 総人口 11,293人 69.40
    働き世代
    100.00
    老年
    69.36
  7. 7位 中井町 総人口 9,300人 68.30
    働き世代
    100.00
    老年
    68.30
  8. 8位 二宮町 総人口 27,564人 65.00
    働き世代
    100.00
    老年
    65.04
  9. 9位 大磯町 総人口 31,634人 63.10
    働き世代
    100.00
    老年
    63.13
  10. 10位 松田町 総人口 10,836人 60.50
    働き世代
    100.00
    老年
    60.55
  11. 11位 南足柄市 総人口 40,841人 59.70
    働き世代
    100.00
    老年
    59.71
  12. 12位 葉山町 総人口 31,665人 58.70
    働き世代
    100.00
    老年
    58.70
  13. 13位 逗子市 総人口 57,060人 57.60
    働き世代
    100.00
    老年
    57.63
  14. 14位 横須賀市 総人口 388,078人 56.20
    働き世代
    100.00
    老年
    56.20
  15. 15位 鎌倉市 総人口 172,710人 54.00
    働き世代
    100.00
    老年
    54.00
  16. 16位 小田原市 総人口 188,856人 52.20
    働き世代
    100.00
    老年
    52.22
  17. 17位 秦野市 総人口 162,439人 52.00
    働き世代
    100.00
    老年
    52.04
  18. 18位 愛川町 総人口 39,869人 51.40
    働き世代
    100.00
    老年
    51.44
  19. 19位 大井町 総人口 17,129人 49.50
    働き世代
    100.00
    老年
    49.48
  20. 20位 平塚市 総人口 258,422人 48.00
    働き世代
    100.00
    老年
    47.99
  21. 21位 綾瀬市 総人口 83,913人 47.40
    働き世代
    100.00
    老年
    47.44
  22. 22位 寒川町 総人口 48,348人 46.60
    働き世代
    100.00
    老年
    46.60
  23. 23位 茅ヶ崎市 総人口 242,389人 44.90
    働き世代
    100.00
    老年
    44.92
  24. 24位 開成町 総人口 18,329人 44.10
    働き世代
    100.00
    老年
    44.13
  25. 25位 伊勢原市 総人口 101,780人 43.10
    働き世代
    100.00
    老年
    43.12
  26. 26位 相模原市 総人口 725,493人 42.50
    働き世代
    100.00
    老年
    42.50
  27. 27位 厚木市 総人口 223,705人 42.00
    働き世代
    100.00
    老年
    42.04
  28. 28位 座間市 総人口 132,325人 41.80
    働き世代
    100.00
    老年
    41.84
  29. 29位 海老名市 総人口 136,516人 40.80
    働き世代
    100.00
    老年
    40.76
  30. 30位 藤沢市 総人口 436,905人 40.20
    働き世代
    100.00
    老年
    40.16
  31. 31位 横浜市 総人口 3,777,491人 39.70
    働き世代
    100.00
    老年
    39.74
  32. 32位 大和市 総人口 239,169人 38.60
    働き世代
    100.00
    老年
    38.65
  33. 33位 川崎市 総人口 1,538,262人 30.10
    働き世代
    100.00
    老年
    30.08

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。神奈川県内の上位平均(おおむね80.50)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

神奈川県の市区町村 老年人口指数推移

神奈川県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 82.00 +6.90
2015年度 75.10 +14.30
2010年度 60.80 +12.20
2005年度 48.60 +10.40
2000年度 38.20 +8.40
1995年度 29.80 +5.80
1990年度 24.00 +2.90
1985年度 21.10 +2.50
1980年度 18.60
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。