神奈川県の市区町村の中で、従属人口指数が最も高い地域は神奈川県 湯河原町(102.00)です。
上位には、働き世代の負担が大きい人口構成を持つ町村が並んでいます。

神奈川県内33市区町村の従属人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は73.95、神奈川県全体は60.30で、全国平均(66.30)を下回っています。1位は神奈川県 湯河原町(102.00)で、全国平均を上回る自治体は県内で24件あります。。
従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、どちらの負担が大きいのかまで分解して確認できます。
詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

神奈川県の従属人口指数ランキングの見方

神奈川県の市区町村を対象とした従属人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、子育て世代と高齢者世代のどちらの負担が大きいか、働き世代が支える人数の差に注目できます。

働き世代の負担が大きい人口構成

上位には、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

負担が相対的に軽い地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

神奈川県の従属人口指数ランキング概要

従属人口指数とは、15歳未満人口と65歳以上人口の合計が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 働き手世代が子どもや高齢者をどの程度支える人口構成なのかを示し、数値が高いほど扶養負担が相対的に大きい地域といえます。

神奈川県全体は60.30、全国平均は66.30です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代に対する年少人口と老年人口の合計負担が大きく、扶養負担の重さを示す傾向があります。

全33市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は30件、全国平均を上回る市区町村は24件でした。

上位では湯河原町真鶴町三浦市山北町清川村などが入り、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では厚木市座間市横浜市大和市川崎市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

神奈川県は、横浜市、川崎市、相模原市などの主要都市と町村部で従属人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

神奈川県の従属人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 湯河原町 総人口 23,426人 102.00
    働き世代
    100.00
    年少
    15.24
    老年
    86.79
  2. 2位 真鶴町 総人口 6,722人 100.70
    働き世代
    100.00
    年少
    13.34
    老年
    87.41
  3. 3位 三浦市 総人口 42,069人 97.00
    働き世代
    100.00
    年少
    16.33
    老年
    80.69
  4. 4位 山北町 総人口 9,761人 93.20
    働き世代
    100.00
    年少
    16.29
    老年
    76.86
  5. 5位 清川村 総人口 3,038人 89.80
    働き世代
    100.00
    年少
    19.13
    老年
    70.69
  6. 6位 中井町 総人口 9,300人 85.60
    働き世代
    100.00
    年少
    17.35
    老年
    68.30
  7. 7位 二宮町 総人口 27,564人 84.00
    働き世代
    100.00
    年少
    19.00
    老年
    65.04
  8. 8位 大磯町 総人口 31,634人 83.90
    働き世代
    100.00
    年少
    20.76
    老年
    63.13
  9. 9位 葉山町 総人口 31,665人 81.80
    働き世代
    100.00
    年少
    23.05
    老年
    58.70
  10. 10位 箱根町 総人口 11,293人 80.90
    働き世代
    100.00
    年少
    11.50
    老年
    69.36
  11. 11位 南足柄市 総人口 40,841人 79.70
    働き世代
    100.00
    年少
    19.96
    老年
    59.71
  12. 12位 逗子市 総人口 57,060人 78.10
    働き世代
    100.00
    年少
    20.50
    老年
    57.63
  13. 13位 松田町 総人口 10,836人 77.60
    働き世代
    100.00
    年少
    17.08
    老年
    60.55
  14. 14位 横須賀市 総人口 388,078人 74.60
    働き世代
    100.00
    年少
    18.36
    老年
    56.20
  15. 15位 鎌倉市 総人口 172,710人 73.80
    働き世代
    100.00
    年少
    19.81
    老年
    54.00
  16. 16位 小田原市 総人口 188,856人 71.30
    働き世代
    100.00
    年少
    19.09
    老年
    52.22
  17. 17位 秦野市 総人口 162,439人 71.10
    働き世代
    100.00
    年少
    19.09
    老年
    52.04
  18. 18位 愛川町 総人口 39,869人 69.70
    働き世代
    100.00
    年少
    18.22
    老年
    51.44
  19. 19位 綾瀬市 総人口 83,913人 69.60
    働き世代
    100.00
    年少
    22.20
    老年
    47.44
  20. 19位 大井町 総人口 17,129人 69.60
    働き世代
    100.00
    年少
    20.13
    老年
    49.48
  21. 21位 開成町 総人口 18,329人 69.20
    働き世代
    100.00
    年少
    25.07
    老年
    44.13
  22. 22位 寒川町 総人口 48,348人 68.30
    働き世代
    100.00
    年少
    21.68
    老年
    46.60
  23. 23位 平塚市 総人口 258,422人 67.40
    働き世代
    100.00
    年少
    19.41
    老年
    47.99
  24. 24位 茅ヶ崎市 総人口 242,389人 66.40
    働き世代
    100.00
    年少
    21.50
    老年
    44.92
  25. 25位 伊勢原市 総人口 101,780人 62.00
    働き世代
    100.00
    年少
    18.91
    老年
    43.12
  26. 25位 海老名市 総人口 136,516人 62.00
    働き世代
    100.00
    年少
    21.28
    老年
    40.76
  27. 27位 藤沢市 総人口 436,905人 61.60
    働き世代
    100.00
    年少
    21.41
    老年
    40.16
  28. 28位 相模原市 総人口 725,493人 61.40
    働き世代
    100.00
    年少
    18.94
    老年
    42.50
  29. 29位 厚木市 総人口 223,705人 61.20
    働き世代
    100.00
    年少
    19.12
    老年
    42.04
  30. 30位 座間市 総人口 132,325人 60.50
    働き世代
    100.00
    年少
    18.61
    老年
    41.84
  31. 31位 横浜市 総人口 3,777,491人 58.80
    働き世代
    100.00
    年少
    19.07
    老年
    39.74
  32. 32位 大和市 総人口 239,169人 58.40
    働き世代
    100.00
    年少
    19.73
    老年
    38.65
  33. 33位 川崎市 総人口 1,538,262人 49.00
    働き世代
    100.00
    年少
    18.92
    老年
    30.08

棒グラフを見ると、従属人口指数は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。神奈川県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

神奈川県の市区町村 従属人口指数推移

神奈川県の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

従属人口指数
2020年度 120.60 +5.70
2015年度 114.90 +14.50
2010年度 100.40 +12.90
2005年度 87.50 +10.60
2000年度 76.90 +6.70
1995年度 70.20 -0.60
1990年度 70.80 -10.70
1985年度 81.50 -8.40
1980年度 89.90
全国の市区町村の従属人口指数推移グラフ

従属人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数の平均は68.97です。

上位には、働き世代が支える年少人口・高齢人口の割合が大きく、人口構成の偏りが目立つ自治体が多く見られます。過疎地域では若年層の流出と高齢化が進み、指数が高くなりやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い自治体が多く、従属人口指数が相対的に低い地域が並びます。子育てと高齢化のどちらの課題が大きいかは、年少人口指数・老年人口指数との組み合わせで分解して見ることができます。

従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、県内の支えの内訳まで確認できます。