三重県の市区町村の中で、従属人口指数が最も高い地域は三重県 南伊勢町(146.70)です。
上位には、働き世代の負担が大きい人口構成を持つ町村が並んでいます。

三重県内29市区町村の従属人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は87.68、三重県全体は73.50で、全国平均(66.30)を上回っています。1位は三重県 南伊勢町(146.70)で、全国平均を上回る自治体は県内で25件あります。。
従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、どちらの負担が大きいのかまで分解して確認できます。
詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

三重県の従属人口指数ランキングの見方

三重県の市区町村を対象とした従属人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、子育て世代と高齢者世代のどちらの負担が大きいか、働き世代が支える人数の差に注目できます。

働き世代の負担が大きい人口構成

上位には、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

負担が相対的に軽い地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

三重県の従属人口指数ランキング概要

従属人口指数とは、15歳未満人口と65歳以上人口の合計が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 働き手世代が子どもや高齢者をどの程度支える人口構成なのかを示し、数値が高いほど扶養負担が相対的に大きい地域といえます。

三重県全体は73.50、全国平均は66.30です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代に対する年少人口と老年人口の合計負担が大きく、扶養負担の重さを示す傾向があります。

全29市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は20件、全国平均を上回る市区町村は25件でした。

上位では南伊勢町大紀町熊野市紀北町尾鷲市などが入り、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位ではいなべ市鈴鹿市四日市市朝日町川越町などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

三重県は、四日市市、津市、鈴鹿市などの主要都市と町村部で従属人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

三重県の従属人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 南伊勢町 総人口 10,989人 146.70
    働き世代
    100.00
    年少
    14.59
    老年
    132.08
  2. 2位 大紀町 総人口 7,815人 135.80
    働き世代
    100.00
    年少
    17.06
    老年
    118.78
  3. 3位 熊野市 総人口 15,965人 118.90
    働き世代
    100.00
    年少
    20.99
    老年
    97.91
  4. 4位 紀北町 総人口 14,604人 117.30
    働き世代
    100.00
    年少
    17.41
    老年
    99.91
  5. 5位 尾鷲市 総人口 16,252人 116.30
    働き世代
    100.00
    年少
    19.06
    老年
    97.26
  6. 6位 大台町 総人口 8,668人 111.50
    働き世代
    100.00
    年少
    19.72
    老年
    91.74
  7. 7位 御浜町 総人口 8,079人 106.20
    働き世代
    100.00
    年少
    21.94
    老年
    84.30
  8. 8位 志摩市 総人口 46,057人 100.20
    働き世代
    100.00
    年少
    17.44
    老年
    82.73
  9. 9位 紀宝町 総人口 10,321人 95.60
    働き世代
    100.00
    年少
    22.14
    老年
    73.49
  10. 10位 鳥羽市 総人口 17,525人 95.40
    働き世代
    100.00
    年少
    17.95
    老年
    77.45
  11. 11位 多気町 総人口 14,021人 90.20
    働き世代
    100.00
    年少
    23.93
    老年
    66.23
  12. 12位 度会町 総人口 7,847人 90.10
    働き世代
    100.00
    年少
    21.31
    老年
    68.79
  13. 13位 木曽岬町 総人口 6,023人 81.80
    働き世代
    100.00
    年少
    17.32
    老年
    64.46
  14. 14位 名張市 総人口 76,387人 81.30
    働き世代
    100.00
    年少
    21.87
    老年
    59.39
  15. 15位 東員町 総人口 25,784人 81.00
    働き世代
    100.00
    年少
    24.74
    老年
    56.30
  16. 16位 伊賀市 総人口 88,766人 80.60
    働き世代
    100.00
    年少
    20.08
    老年
    60.49
  17. 17位 明和町 総人口 22,445人 79.60
    働き世代
    100.00
    年少
    23.34
    老年
    56.30
  18. 18位 伊勢市 総人口 122,765人 78.30
    働き世代
    100.00
    年少
    20.86
    老年
    57.41
  19. 19位 松阪市 総人口 159,145人 74.70
    働き世代
    100.00
    年少
    21.75
    老年
    52.95
  20. 20位 玉城町 総人口 15,041人 74.30
    働き世代
    100.00
    年少
    24.52
    老年
    49.81
  21. 21位 津市 総人口 274,537人 72.80
    働き世代
    100.00
    年少
    21.20
    老年
    51.58
  22. 22位 亀山市 総人口 49,835人 72.20
    働き世代
    100.00
    年少
    23.83
    老年
    48.38
  23. 23位 菰野町 総人口 40,559人 68.10
    働き世代
    100.00
    年少
    23.51
    老年
    44.63
  24. 24位 桑名市 総人口 138,613人 67.40
    働き世代
    100.00
    年少
    21.88
    老年
    45.52
  25. 25位 いなべ市 総人口 44,973人 67.00
    働き世代
    100.00
    年少
    20.65
    老年
    46.37
  26. 26位 鈴鹿市 総人口 195,670人 65.20
    働き世代
    100.00
    年少
    21.08
    老年
    44.10
  27. 27位 四日市市 総人口 305,424人 62.80
    働き世代
    100.00
    年少
    20.32
    老年
    42.52
  28. 28位 朝日町 総人口 11,021人 61.40
    働き世代
    100.00
    年少
    30.44
    老年
    30.95
  29. 29位 川越町 総人口 15,123人 50.00
    働き世代
    100.00
    年少
    21.63
    老年
    28.35

棒グラフを見ると、従属人口指数は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。三重県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

三重県の市区町村 従属人口指数推移

三重県の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

従属人口指数
2020年度 147.10 +8.70
2015年度 138.40 +15.80
2010年度 122.60 +11.10
2005年度 111.50 +7.80
2000年度 103.70 +6.80
1995年度 96.90 +2.70
1990年度 94.20 -5.90
1985年度 100.10 -2.80
1980年度 102.90
全国の市区町村の従属人口指数推移グラフ

従属人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数の平均は68.97です。

上位には、働き世代が支える年少人口・高齢人口の割合が大きく、人口構成の偏りが目立つ自治体が多く見られます。過疎地域では若年層の流出と高齢化が進み、指数が高くなりやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い自治体が多く、従属人口指数が相対的に低い地域が並びます。子育てと高齢化のどちらの課題が大きいかは、年少人口指数・老年人口指数との組み合わせで分解して見ることができます。

従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、県内の支えの内訳まで確認できます。