宮城県の市区町村の中で、婚姻率が最も高い地域は宮城県 大和町(5.18‰)です。
上位には、県内でも婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村が並んでいます。

宮城県内35市区町村の婚姻率を比較すると、宮城県内市区町村の婚姻率の平均は2.96‰で、全国平均(4.17‰)を下回っています。1位は宮城県 大和町(5.18‰)で、全国平均を上回る自治体は県内では3件のみで、ごく少数にとどまります。。
婚姻率と離婚率、出生率をあわせて見ると、世帯再編や家族形成の流れがより具体的に見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、婚姻率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

宮城県の婚姻率ランキングの見方

宮城県の市区町村を対象とした婚姻率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、婚姻・世帯形成の活発さと全国平均との差、上位・下位の地域タイプの違いに注目できます。

婚姻が相対的に活発な地域

上位には、若年層の婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村や、県内でも家族形成の基盤が厚い自治体が並びやすい傾向があります。

婚姻率が低い地域

下位には、晩婚化や未婚化の影響が強い市や、人口規模が小さく婚姻件数そのものが少ない町村が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、婚姻率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

宮城県の婚姻率ランキング概要

婚姻件数と総人口から求めた粗婚姻率を比較することで、地域ごとの婚姻の活発さの違いを確認できます。

婚姻率(粗婚姻率)は、婚姻件数 ÷ 総人口 × 1000で求めます。ランキング表の右側には婚姻件数も併記しています。

宮城県内の市区町村の婚姻率の平均は2.96‰です。

一方全国平均は4.17‰となっています。

全35市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は3件でした。

県内平均を上回る市区町村は、婚姻・世帯形成が相対的に活発で、家族形成の基盤が厚い傾向があります。

上位では大和町仙台市多賀城市東松島市岩沼市などが入り、若年層の婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村や、県内でも家族形成の基盤が厚い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では大郷町松島町丸森町七ヶ宿町涌谷町などが入り、人口規模が小さく婚姻件数そのものが少ない町村を中心に、婚姻率が低い地域が並びやすくなります。

宮城県は、仙台市、石巻市、大崎市などの主要都市と町村部で婚姻率の水準が異なります。都市部では婚姻件数の規模が大きい一方、町村部では人口規模の小ささが指標に強く反映されやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、婚姻率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

宮城県の婚姻率ランキング結果

※棒グラフは宮城県内で最も婚姻率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 大和町 婚姻件数 149人 5.18‰
    5.18‰
  2. 2位 仙台市 婚姻件数 5,025人 4.58‰
    4.58‰
  3. 3位 多賀城市 婚姻件数 275人 4.38‰
    4.38‰
  4. 4位 東松島市 婚姻件数 162人 4.14‰
    4.14‰
  5. 5位 岩沼市 婚姻件数 177人 4.02‰
    4.02‰
  6. 6位 大河原町 婚姻件数 94人 3.99‰
    3.99‰
  7. 7位 名取市 婚姻件数 312人 3.96‰
    3.96‰
  8. 8位 柴田町 婚姻件数 151人 3.95‰
    3.95‰
  9. 9位 利府町 婚姻件数 134人 3.81‰
    3.81‰
  10. 10位 女川町 婚姻件数 24人 3.73‰
    3.73‰
  11. 11位 石巻市 婚姻件数 485人 3.46‰
    3.46‰
  12. 12位 大崎市 婚姻件数 433人 3.40‰
    3.40‰
  13. 13位 大衡村 婚姻件数 19人 3.25‰
    3.25‰
  14. 14位 登米市 婚姻件数 227人 2.99‰
    2.99‰
  15. 15位 亘理町 婚姻件数 98人 2.96‰
    2.96‰
  16. 16位 富谷市 婚姻件数 151人 2.92‰
    2.92‰
  17. 17位 塩竈市 婚姻件数 146人 2.80‰
    2.80‰
  18. 18位 村田町 婚姻件数 29人 2.72‰
    2.72‰
  19. 19位 加美町 婚姻件数 59人 2.69‰
    2.69‰
  20. 20位 気仙沼市 婚姻件数 161人 2.63‰
    2.63‰
  21. 21位 栗原市 婚姻件数 165人 2.55‰
    2.55‰
  22. 22位 南三陸町 婚姻件数 30人 2.45‰
    2.45‰
  23. 23位 角田市 婚姻件数 67人 2.39‰
    2.39‰
  24. 24位 七ヶ浜町 婚姻件数 43人 2.37‰
    2.37‰
  25. 25位 蔵王町 婚姻件数 27人 2.36‰
    2.36‰
  26. 26位 白石市 婚姻件数 77人 2.35‰
    2.35‰
  27. 27位 美里町 婚姻件数 54人 2.25‰
    2.25‰
  28. 28位 色麻町 婚姻件数 15人 2.24‰
    2.24‰
  29. 29位 川崎町 婚姻件数 18人 2.16‰
    2.16‰
  30. 29位 山元町 婚姻件数 26人 2.16‰
    2.16‰
  31. 31位 大郷町 婚姻件数 16人 2.05‰
    2.05‰
  32. 32位 松島町 婚姻件数 26人 1.95‰
    1.95‰
  33. 33位 丸森町 婚姻件数 20人 1.63‰
    1.63‰
  34. 34位 七ヶ宿町 婚姻件数 2人 1.58‰
    1.58‰
  35. 35位 涌谷町 婚姻件数 24人 1.56‰
    1.56‰

棒グラフを見ると、婚姻率は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。宮城県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

宮城県の市区町村 婚姻率推移

宮城県の市区町村(ランキング対象)における婚姻率と婚姻件数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

婚姻率 婚姻件数
2020年度 3.88‰ -0.98pt 8,921 -2,413
2015年度 4.86‰ -0.24pt 11,334 -638
2010年度 5.10‰ -0.33pt 11,972 -848
2005年度 5.43‰ -0.83pt 12,820 -1,977
2000年度 6.26‰ +0.26pt 14,797 +830
1995年度 6.00‰ +0.46pt 13,967 +1,518
1990年度 5.54‰ -0.54pt 12,449 -790
1985年度 6.08‰ -0.82pt 13,239 -1,136
1980年度 6.90‰ 14,375
全国の市区町村の婚姻率推移グラフ

婚姻率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における婚姻率の平均は4.17‰です。

上位には、若年層の婚姻・世帯形成が相対的に活発な町村が多く見られます。人口規模が小さい地域では、婚姻件数の変動が指標に強く反映されやすい点も県内格差の特徴です。

一方で下位には、晩婚化や未婚化の進展が見られる市や、婚姻件数そのものが少ない小規模町村が並びます。婚姻率の低さは、必ずしも地域の魅力の低さを意味するわけではありません。

婚姻率は離婚率・出生率とあわせて見ると、県内の世帯再編や家族形成の流れがより具体的に見えてきます。