宮崎県の市区町村の中で、従属人口指数が最も高い地域は宮崎県 美郷町(152.00)です。
上位には、働き世代の負担が大きい人口構成を持つ町村が並んでいます。

宮崎県内26市区町村の従属人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は106.03、宮崎県全体は85.20で、全国平均(66.30)を上回っています。1位は宮崎県 美郷町(152.00)で、全国平均を上回る自治体は県内で26件あります。。
従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、どちらの負担が大きいのかまで分解して確認できます。
詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

宮崎県の従属人口指数ランキングの見方

宮崎県の市区町村を対象とした従属人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、子育て世代と高齢者世代のどちらの負担が大きいか、働き世代が支える人数の差に注目できます。

働き世代の負担が大きい人口構成

上位には、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

負担が相対的に軽い地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

宮崎県の従属人口指数ランキング概要

従属人口指数とは、15歳未満人口と65歳以上人口の合計が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 働き手世代が子どもや高齢者をどの程度支える人口構成なのかを示し、数値が高いほど扶養負担が相対的に大きい地域といえます。

宮崎県全体は85.20、全国平均は66.30です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代に対する年少人口と老年人口の合計負担が大きく、扶養負担の重さを示す傾向があります。

全26市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は21件、全国平均を上回る市区町村は26件でした。

上位では美郷町椎葉村西米良村五ヶ瀬町日之影町などが入り、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では高鍋町都城市三股町新富町宮崎市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

宮崎県は、宮崎市、都城市、延岡市などの主要都市と町村部で従属人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

宮崎県の従属人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 美郷町 総人口 4,826人 152.00
    働き世代
    100.00
    年少
    22.04
    老年
    129.97
  2. 2位 椎葉村 総人口 2,503人 135.50
    働き世代
    100.00
    年少
    28.03
    老年
    107.43
  3. 3位 西米良村 総人口 1,000人 134.20
    働き世代
    100.00
    年少
    31.85
    老年
    102.34
  4. 4位 五ヶ瀬町 総人口 3,472人 127.40
    働き世代
    100.00
    年少
    29.73
    老年
    97.64
  5. 5位 日之影町 総人口 3,635人 127.20
    働き世代
    100.00
    年少
    23.63
    老年
    103.56
  6. 6位 諸塚村 総人口 1,486人 126.00
    働き世代
    100.00
    年少
    22.83
    老年
    103.20
  7. 7位 串間市 総人口 16,822人 120.60
    働き世代
    100.00
    年少
    25.57
    老年
    95.08
  8. 8位 高千穂町 総人口 11,642人 120.00
    働き世代
    100.00
    年少
    25.09
    老年
    94.91
  9. 9位 えびの市 総人口 17,638人 114.70
    働き世代
    100.00
    年少
    23.50
    老年
    91.24
  10. 10位 高原町 総人口 8,639人 112.10
    働き世代
    100.00
    年少
    23.01
    老年
    89.11
  11. 11位 木城町 総人口 4,895人 111.70
    働き世代
    100.00
    年少
    32.92
    老年
    78.81
  12. 12位 都農町 総人口 9,906人 105.60
    働き世代
    100.00
    年少
    25.87
    老年
    79.69
  13. 13位 綾町 総人口 6,934人 103.60
    働き世代
    100.00
    年少
    28.60
    老年
    74.99
  14. 14位 日南市 総人口 50,848人 101.60
    働き世代
    100.00
    年少
    23.73
    老年
    77.86
  15. 15位 西都市 総人口 28,610人 99.60
    働き世代
    100.00
    年少
    23.20
    老年
    76.42
  16. 16位 小林市 総人口 43,670人 99.00
    働き世代
    100.00
    年少
    24.74
    老年
    74.22
  17. 17位 国富町 総人口 18,398人 95.20
    働き世代
    100.00
    年少
    22.38
    老年
    72.83
  18. 18位 川南町 総人口 15,194人 94.50
    働き世代
    100.00
    年少
    24.93
    老年
    69.53
  19. 19位 門川町 総人口 17,379人 91.90
    働き世代
    100.00
    年少
    26.17
    老年
    65.74
  20. 20位 延岡市 総人口 118,394人 89.50
    働き世代
    100.00
    年少
    23.48
    老年
    66.02
  21. 21位 日向市 総人口 59,629人 86.20
    働き世代
    100.00
    年少
    25.40
    老年
    60.77
  22. 22位 高鍋町 総人口 19,922人 85.00
    働き世代
    100.00
    年少
    24.39
    老年
    60.65
  23. 23位 都城市 総人口 160,640人 84.40
    働き世代
    100.00
    年少
    25.70
    老年
    58.71
  24. 24位 三股町 総人口 25,591人 84.00
    働き世代
    100.00
    年少
    31.78
    老年
    52.24
  25. 25位 新富町 総人口 16,564人 82.10
    働き世代
    100.00
    年少
    24.33
    老年
    57.79
  26. 26位 宮崎市 総人口 401,339人 73.20
    働き世代
    100.00
    年少
    23.95
    老年
    49.25

棒グラフを見ると、従属人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。宮崎県内の上位平均(おおむね135.26)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

宮崎県の市区町村 従属人口指数推移

宮崎県の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

従属人口指数
2020年度 170.50 +18.70
2015年度 151.80 +19.60
2010年度 132.20 +8.80
2005年度 123.40 +7.50
2000年度 115.90 +6.80
1995年度 109.10 +2.40
1990年度 106.70 -0.80
1985年度 107.50 +3.30
1980年度 104.20
全国の市区町村の従属人口指数推移グラフ

従属人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数の平均は68.97です。

上位には、働き世代が支える年少人口・高齢人口の割合が大きく、人口構成の偏りが目立つ自治体が多く見られます。過疎地域では若年層の流出と高齢化が進み、指数が高くなりやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い自治体が多く、従属人口指数が相対的に低い地域が並びます。子育てと高齢化のどちらの課題が大きいかは、年少人口指数・老年人口指数との組み合わせで分解して見ることができます。

従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、県内の支えの内訳まで確認できます。