鳥取県の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は鳥取県 北栄町(62.28%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

鳥取県内19市区町村の就業率を比較すると、鳥取県内市区町村の就業率の平均は56.99%で、全国平均(53.25%)を上回っています。1位は鳥取県 北栄町(62.28%)で、全国平均を上回る自治体は県内で15件あります。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

鳥取県の就業率ランキングの見方

鳥取県の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

鳥取県の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

鳥取県内の市区町村の就業率の平均は56.99%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全19市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は15件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では北栄町日吉津村湯梨浜町八頭町大山町などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では日南町智頭町日野町岩美町若桜町などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

鳥取県は、鳥取市、米子市、倉吉市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

鳥取県の就業率ランキング結果

※棒グラフは鳥取県内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 北栄町 就業者数 7,730人 62.28%
    62.28%
  2. 2位 日吉津村 就業者数 1,813人 61.15%
    61.15%
  3. 3位 湯梨浜町 就業者数 8,287人 60.31%
    60.31%
  4. 4位 八頭町 就業者数 8,491人 60.30%
    60.30%
  5. 5位 大山町 就業者数 8,232人 60.15%
    60.15%
  6. 6位 琴浦町 就業者数 8,598人 59.77%
    59.77%
  7. 7位 南部町 就業者数 5,350人 58.53%
    58.53%
  8. 8位 伯耆町 就業者数 5,469人 58.24%
    58.24%
  9. 9位 江府町 就業者数 1,420人 57.19%
    57.19%
  10. 10位 三朝町 就業者数 3,030人 56.42%
    56.42%
  11. 11位 倉吉市 就業者数 22,662人 56.20%
    56.20%
  12. 12位 境港市 就業者数 16,043人 55.93%
    55.93%
  13. 13位 鳥取市 就業者数 89,928人 55.78%
    55.78%
  14. 14位 米子市 就業者数 69,194人 55.61%
    55.61%
  15. 15位 日南町 就業者数 2,151人 55.18%
    55.18%
  16. 16位 智頭町 就業者数 3,064人 52.77%
    52.77%
  17. 17位 日野町 就業者数 1,437人 52.75%
    52.75%
  18. 18位 岩美町 就業者数 5,075人 52.59%
    52.59%
  19. 19位 若桜町 就業者数 1,379人 51.61%
    51.61%

棒グラフを見ると、就業率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。鳥取県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

鳥取県の市区町村 就業率推移

鳥取県の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 56.46% -0.25pt 269,353 -11,572
2015年度 56.71% -0.11pt 280,925 -6,407
2010年度 56.82% -1.56pt 287,332 -17,216
2005年度 58.38% -3.18pt 304,548 -14,894
2000年度 61.56% 319,442 -7,323
1995年度 326,765 +5,120
1990年度 321,645 +106
1985年度 321,539 -1,794
1980年度 323,333
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。