和歌山県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は和歌山県 古座川町(147.90)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

和歌山県内30市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は76.88、和歌山県全体は60.70で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は和歌山県 古座川町(147.90)で、全国平均を上回る自治体は県内で28件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

和歌山県の老年人口指数ランキングの見方

和歌山県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

和歌山県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

和歌山県全体は60.70、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全30市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は23件、全国平均を上回る市区町村は28件でした。

上位では古座川町すさみ町紀美野町串本町九度山町などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では日高町御坊市和歌山市上富田町岩出市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

和歌山県は、和歌山市、田辺市、橋本市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

和歌山県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 古座川町 総人口 2,480人 147.90
    働き世代
    100.00
    老年
    147.95
  2. 2位 すさみ町 総人口 3,685人 114.50
    働き世代
    100.00
    老年
    114.48
  3. 3位 紀美野町 総人口 8,256人 109.50
    働き世代
    100.00
    老年
    109.48
  4. 4位 串本町 総人口 14,959人 103.80
    働き世代
    100.00
    老年
    103.79
  5. 5位 九度山町 総人口 3,856人 101.10
    働き世代
    100.00
    老年
    101.07
  6. 6位 北山村 総人口 404人 100.00
    働き世代
    100.00
    老年
    100.00
  7. 7位 那智勝浦町 総人口 14,137人 94.60
    働き世代
    100.00
    老年
    94.57
  8. 8位 太地町 総人口 2,791人 93.70
    働き世代
    100.00
    老年
    93.71
  9. 9位 かつらぎ町 総人口 15,967人 81.70
    働き世代
    100.00
    老年
    81.67
  10. 10位 高野町 総人口 2,970人 81.20
    働き世代
    100.00
    老年
    81.23
  11. 11位 白浜町 総人口 20,262人 79.20
    働き世代
    100.00
    老年
    79.21
  12. 12位 由良町 総人口 5,364人 76.70
    働き世代
    100.00
    老年
    76.65
  13. 13位 新宮市 総人口 27,171人 75.80
    働き世代
    100.00
    老年
    75.80
  14. 14位 印南町 総人口 7,720人 73.00
    働き世代
    100.00
    老年
    73.02
  15. 15位 美浜町 総人口 6,867人 71.50
    働き世代
    100.00
    老年
    71.48
  16. 15位 日高川町 総人口 9,219人 71.50
    働き世代
    100.00
    老年
    71.52
  17. 17位 湯浅町 総人口 11,122人 70.90
    働き世代
    100.00
    老年
    70.92
  18. 18位 海南市 総人口 48,369人 69.80
    働き世代
    100.00
    老年
    69.85
  19. 19位 広川町 総人口 6,781人 68.50
    働き世代
    100.00
    老年
    68.53
  20. 20位 有田市 総人口 26,538人 64.90
    働き世代
    100.00
    老年
    64.88
  21. 21位 田辺市 総人口 69,870人 62.30
    働き世代
    100.00
    老年
    62.30
  22. 22位 みなべ町 総人口 11,818人 61.30
    働き世代
    100.00
    老年
    61.27
  23. 23位 有田川町 総人口 25,258人 61.10
    働き世代
    100.00
    老年
    61.12
  24. 24位 橋本市 総人口 60,818人 60.20
    働き世代
    100.00
    老年
    60.22
  25. 25位 紀の川市 総人口 58,816人 60.00
    働き世代
    100.00
    老年
    59.95
  26. 26位 日高町 総人口 7,673人 56.00
    働き世代
    100.00
    老年
    56.03
  27. 27位 御坊市 総人口 23,481人 55.70
    働き世代
    100.00
    老年
    55.74
  28. 28位 和歌山市 総人口 356,729人 54.50
    働き世代
    100.00
    老年
    54.51
  29. 29位 上富田町 総人口 15,236人 46.50
    働き世代
    100.00
    老年
    46.53
  30. 30位 岩出市 総人口 53,967人 39.00
    働き世代
    100.00
    老年
    38.99

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。和歌山県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

和歌山県の市区町村 老年人口指数推移

和歌山県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 121.30 +12.80
2015年度 108.50 +17.40
2010年度 91.10 +13.40
2005年度 77.70 +11.50
2000年度 66.20 +11.00
1995年度 55.20 +9.20
1990年度 46.00 +6.00
1985年度 40.00 +4.20
1980年度 35.80
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。