和歌山県の市区町村の中で、働き世代人口率が最も高い地域は和歌山県 岩出市(61.10%)です。
上位には、県内の中核市や現役世代の比重が大きい自治体が並んでいます。

和歌山県内30市区町村の働き世代人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は50.86%、和歌山県全体は54.60%で、全国平均(60.10%)を下回っています。1位は和歌山県 岩出市(61.10%)で、全国平均を上回る自治体は県内では1件のみです。。
働き世代人口率が高くても、総人口が少なければ地域の支え手は限られます。総人口や高齢化率、老年人口指数もあわせて確認してください。
詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

和歌山県の働き世代人口率ランキングの見方

和歌山県の市区町村を対象とした働き世代人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、現役世代の厚みと高齢化の進み方のバランス、全国平均との差に注目すると地域の実態が見えてきます。

働き世代が厚い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

働き手が薄くなる地域

下位には、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

和歌山県の働き世代人口率ランキング概要

働き世代人口率とは、15〜64歳の人口(働き世代人口)が総人口に占める割合です。 働き手となる世代の厚みを示す指標で、数値が高いほど現役世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

和歌山県全体は54.60%、全国平均は60.10%です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代の割合が相対的に厚く、社会保障や税の支え手が比較的充実している傾向があります。

全30市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は6件、全国平均を上回る市区町村は1件でした。

上位では岩出市上富田町和歌山市御坊市紀の川市などが入り、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では北山村串本町紀美野町すさみ町古座川町などが入り、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

和歌山県は、和歌山市、田辺市、橋本市などの主要都市と町村部で働き世代人口率の水準が異なります。都市部では雇用機会の集積により現役世代が厚くなりやすく、町村部では若年層流出の影響が強く出やすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

和歌山県の働き世代人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 岩出市 総人口 53,967人 61.10%
    働き世代 61.06% 年少 13.52% 老年 23.81% 年齢不詳 1.61%
  2. 2位 上富田町 総人口 15,236人 58.00%
    働き世代 58.01% 年少 14.10% 老年 26.99% 年齢不詳 0.91%
  3. 3位 和歌山市 総人口 356,729人 56.50%
    働き世代 56.55% 年少 11.87% 老年 30.82% 年齢不詳 0.76%
  4. 4位 御坊市 総人口 23,481人 56.00%
    働き世代 56.02% 年少 10.63% 老年 31.23% 年齢不詳 2.12%
  5. 5位 紀の川市 総人口 58,816人 55.20%
    働き世代 55.16% 年少 11.14% 老年 33.07% 年齢不詳 0.64%
  6. 6位 橋本市 総人口 60,818人 54.90%
    働き世代 54.93% 年少 11.44% 老年 33.08% 年齢不詳 0.56%
  7. 7位 みなべ町 総人口 11,818人 54.30%
    働き世代 54.26% 年少 12.07% 老年 33.25% 年齢不詳 0.41%
  8. 8位 有田川町 総人口 25,258人 53.90%
    働き世代 53.93% 年少 12.96% 老年 32.96% 年齢不詳 0.15%
  9. 8位 日高町 総人口 7,673人 53.90%
    働き世代 53.89% 年少 15.60% 老年 30.20% 年齢不詳 0.31%
  10. 10位 有田市 総人口 26,538人 53.80%
    働き世代 53.84% 年少 10.43% 老年 34.93% 年齢不詳 0.79%
  11. 10位 田辺市 総人口 69,870人 53.80%
    働き世代 53.83% 年少 11.37% 老年 33.53% 年齢不詳 1.27%
  12. 12位 海南市 総人口 48,369人 52.50%
    働き世代 52.45% 年少 10.06% 老年 36.64% 年齢不詳 0.85%
  13. 13位 美浜町 総人口 6,867人 52.30%
    働き世代 52.28% 年少 10.05% 老年 37.37% 年齢不詳 0.31%
  14. 14位 広川町 総人口 6,781人 51.90%
    働き世代 51.92% 年少 12.06% 老年 35.58% 年齢不詳 0.43%
  15. 15位 湯浅町 総人口 11,122人 51.80%
    働き世代 51.84% 年少 10.65% 老年 36.76% 年齢不詳 0.74%
  16. 16位 日高川町 総人口 9,219人 51.40%
    働き世代 51.38% 年少 11.86% 老年 36.75% 年齢不詳 0.01%
  17. 17位 由良町 総人口 5,364人 50.80%
    働き世代 50.78% 年少 9.32% 老年 38.93% 年齢不詳 0.97%
  18. 18位 高野町 総人口 2,970人 50.60%
    働き世代 50.57% 年少 7.64% 老年 41.08% 年齢不詳 0.71%
  19. 18位 印南町 総人口 7,720人 50.60%
    働き世代 50.65% 年少 12.20% 老年 36.98% 年齢不詳 0.17%
  20. 20位 白浜町 総人口 20,262人 50.00%
    働き世代 49.95% 年少 9.57% 老年 39.57% 年齢不詳 0.91%
  21. 21位 かつらぎ町 総人口 15,967人 49.30%
    働き世代 49.27% 年少 10.29% 老年 40.24% 年齢不詳 0.20%
  22. 22位 新宮市 総人口 27,171人 49.10%
    働き世代 49.09% 年少 10.56% 老年 37.21% 年齢不詳 3.14%
  23. 23位 太地町 総人口 2,791人 47.80%
    働き世代 47.83% 年少 7.24% 老年 44.82% 年齢不詳 0.11%
  24. 24位 那智勝浦町 総人口 14,137人 46.40%
    働き世代 46.37% 年少 9.56% 老年 43.86% 年齢不詳 0.21%
  25. 25位 九度山町 総人口 3,856人 46.00%
    働き世代 45.98% 年少 7.42% 老年 46.47% 年齢不詳 0.13%
  26. 26位 北山村 総人口 404人 45.00%
    働き世代 45.05% 年少 9.90% 老年 45.05%
  27. 27位 串本町 総人口 14,959人 44.60%
    働き世代 44.64% 年少 8.28% 老年 46.33% 年齢不詳 0.76%
  28. 28位 紀美野町 総人口 8,256人 44.40%
    働き世代 44.36% 年少 7.09% 老年 48.56%
  29. 29位 すさみ町 総人口 3,685人 42.60%
    働き世代 42.55% 年少 8.17% 老年 48.71% 年齢不詳 0.57%
  30. 30位 古座川町 総人口 2,480人 37.30%
    働き世代 37.34% 年少 7.42% 老年 55.24%

棒グラフを見ると、働き世代人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。和歌山県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

和歌山県の市区町村 働き世代人口率推移

和歌山県の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

働き世代人口率
2020年度 27.30% -1.00pt
2015年度 28.30% -1.40pt
2010年度 29.70% -1.30pt
2005年度 31.00% -1.00pt
2000年度 32.00% -0.80pt
1995年度 32.80% -0.50pt
1990年度 33.30% +0.30pt
1985年度 33.00% +0.10pt
1980年度 32.90%
全国の市区町村の働き世代人口率推移グラフ

働き世代人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率の平均は57.81%です。

上位には、県内の中核市や産業・雇用の集積がある地域など、働き世代の割合が高い自治体が多く見られます。県内の経済活動の中心と、年齢構成の現役世代の厚みが対応しやすい傾向があります。

一方で下位には、若年層の流出と高齢化が進む町村が並び、働き手世代の薄さが指標に表れやすくなります。働き世代人口率が低い地域では、医療・介護需要とのバランスにも留意が必要です。

働き世代人口率と総人口・高齢化率・老年人口指数をあわせると、県内の労働力と社会保障負担の実態をより正確に把握できます。