群馬県の市区町村の中で、高齢化率が最も高い地域は群馬県 南牧村(65.20%)です。
上位には、過疎化が進む町村や高齢者の割合が大きい自治体が並んでいます。

群馬県内35市区町村の高齢化率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は35.81%、群馬県全体は29.70%で、全国平均(28.00%)を上回っています。1位は群馬県 南牧村(65.20%)で、全国平均を上回る自治体は県内で29件あります。。
高齢化率が高い地域は、人口減少や労働力不足の影響を受けやすい傾向がありますが、必ずしも「住みにくい地域」というわけではありません。医療や福祉が充実している地域や、移住先として人気のある地域では、高齢化率が高くなるケースもあります。
詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

群馬県の全国の市区町村における高齢化率ランキングの見方

全国約35の市区町村を対象とした、最新の「高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)」ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、どの自治体で高齢化が進行しているのか、日本全体の縮図をひと目で把握できます。

県内ランキングでは、高齢化の進み具合の地域差と全国平均との位置づけに注目すると、県内の人口課題が見えてきます。

高齢化が進む地域

上位には、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

相対的に若い構成の地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

群馬県の高齢化率ランキング概要

高齢化率とは、65歳以上の人口が総人口に占める割合です。 高齢者の比重を示す指標で、数値が高いほど高齢化が進んでいる地域といえます。

群馬県全体は29.70%、全国平均は28.00%です。

県平均を上回る市区町村は、高齢者の比重が相対的に大きく、医療・介護・生活支援の需要が高まりやすい傾向があります。

全35市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は26件、全国平均を上回る市区町村は29件でした。

上位では南牧村神流町下仁田町上野村川場村などが入り、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では太田市玉村町伊勢崎市吉岡町大泉町などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

群馬県は、高崎市、前橋市、太田市などの主要都市と町村部で高齢化率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きく高齢者の絶対数も多い一方、町村部では高齢化の進み方がより顕著に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

群馬県の高齢化率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 南牧村 総人口 1,611人 65.20%
    老年 65.24% 働き世代 32.40% 年少 2.36%
  2. 2位 神流町 総人口 1,645人 61.50%
    老年 61.46% 働き世代 34.95% 年少 3.59%
  3. 3位 下仁田町 総人口 6,576人 50.80%
    老年 50.79% 働き世代 43.86% 年少 5.35%
  4. 4位 上野村 総人口 1,128人 45.90%
    老年 45.92% 働き世代 44.50% 年少 9.57%
  5. 5位 川場村 総人口 3,480人 45.00%
    老年 45.00% 働き世代 44.63% 年少 10.37%
  6. 6位 東吾妻町 総人口 12,728人 41.30%
    老年 41.27% 働き世代 50.12% 年少 8.47% 年齢不詳 0.14%
  7. 7位 片品村 総人口 3,993人 41.00%
    老年 41.05% 働き世代 50.11% 年少 8.29% 年齢不詳 0.55%
  8. 8位 中之条町 総人口 15,386人 40.90%
    老年 40.91% 働き世代 49.75% 年少 8.87% 年齢不詳 0.47%
  9. 9位 みなかみ町 総人口 17,195人 40.80%
    老年 40.79% 働き世代 50.32% 年少 8.72% 年齢不詳 0.16%
  10. 10位 長野原町 総人口 5,095人 39.10%
    老年 39.08% 働き世代 51.44% 年少 8.52% 年齢不詳 0.96%
  11. 11位 草津町 総人口 6,049人 38.80%
    老年 38.82% 働き世代 47.64% 年少 7.19% 年齢不詳 6.35%
  12. 12位 嬬恋村 総人口 8,850人 37.10%
    老年 37.12% 働き世代 52.37% 年少 10.34% 年齢不詳 0.17%
  13. 13位 高山村 総人口 3,511人 37.00%
    老年 37.00% 働き世代 52.92% 年少 10.08%
  14. 14位 桐生市 総人口 106,445人 36.10%
    老年 36.07% 働き世代 53.74% 年少 9.37% 年齢不詳 0.83%
  15. 15位 安中市 総人口 54,907人 36.00%
    老年 35.98% 働き世代 53.43% 年少 10.04% 年齢不詳 0.56%
  16. 16位 渋川市 総人口 74,581人 35.20%
    老年 35.24% 働き世代 53.90% 年少 10.14% 年齢不詳 0.72%
  17. 17位 富岡市 総人口 47,446人 34.40%
    老年 34.43% 働き世代 54.30% 年少 10.70% 年齢不詳 0.58%
  18. 18位 沼田市 総人口 45,337人 34.20%
    老年 34.16% 働き世代 54.41% 年少 10.56% 年齢不詳 0.87%
  19. 18位 甘楽町 総人口 12,491人 34.20%
    老年 34.22% 働き世代 53.18% 年少 10.22% 年齢不詳 2.39%
  20. 20位 板倉町 総人口 14,083人 33.60%
    老年 33.62% 働き世代 55.47% 年少 9.66% 年齢不詳 1.24%
  21. 21位 昭和村 総人口 6,953人 32.80%
    老年 32.81% 働き世代 55.65% 年少 11.49% 年齢不詳 0.06%
  22. 22位 藤岡市 総人口 63,261人 32.40%
    老年 32.38% 働き世代 56.17% 年少 10.81% 年齢不詳 0.64%
  23. 23位 邑楽町 総人口 25,522人 32.30%
    老年 32.29% 働き世代 55.87% 年少 11.06% 年齢不詳 0.78%
  24. 24位 千代田町 総人口 10,861人 31.10%
    老年 31.07% 働き世代 57.22% 年少 11.57% 年齢不詳 0.14%
  25. 25位 明和町 総人口 10,882人 30.50%
    老年 30.47% 働き世代 56.99% 年少 11.80% 年齢不詳 0.74%
  26. 26位 みどり市 総人口 49,648人 29.90%
    老年 29.87% 働き世代 56.91% 年少 11.89% 年齢不詳 1.33%
  27. 27位 館林市 総人口 75,309人 29.30%
    老年 29.35% 働き世代 58.43% 年少 11.28% 年齢不詳 0.95%
  28. 28位 前橋市 総人口 332,149人 29.00%
    老年 29.02% 働き世代 54.06% 年少 11.07% 年齢不詳 5.85%
  29. 29位 高崎市 総人口 372,973人 28.20%
    老年 28.16% 働き世代 57.76% 年少 12.34% 年齢不詳 1.74%
  30. 30位 榛東村 総人口 14,216人 26.60%
    老年 26.56% 働き世代 59.77% 年少 13.27% 年齢不詳 0.40%
  31. 31位 太田市 総人口 223,014人 26.00%
    老年 26.03% 働き世代 59.09% 年少 13.27% 年齢不詳 1.60%
  32. 32位 玉村町 総人口 36,054人 25.50%
    老年 25.54% 働き世代 57.96% 年少 10.48% 年齢不詳 6.02%
  33. 33位 伊勢崎市 総人口 211,850人 25.10%
    老年 25.06% 働き世代 60.27% 年少 12.98% 年齢不詳 1.69%
  34. 34位 吉岡町 総人口 21,792人 23.90%
    老年 23.92% 働き世代 60.27% 年少 15.57% 年齢不詳 0.23%
  35. 35位 大泉町 総人口 42,089人 22.50%
    老年 22.49% 働き世代 63.14% 年少 12.11% 年齢不詳 2.26%

棒グラフを見ると、高齢化率は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。群馬県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

群馬県の市区町村 高齢化率推移

群馬県の市区町村(ランキング対象)における高齢化率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

高齢化率
2020年度 29.70% +2.30pt
2015年度 27.40% +4.00pt
2010年度 23.40% +2.80pt
2005年度 20.60% +2.50pt
2000年度 18.10% +2.50pt
1995年度 15.60% +2.60pt
1990年度 13.00% +1.80pt
1985年度 11.20% +1.20pt
1980年度 10.00%
全国の市区町村の高齢化率推移グラフ

高齢化率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における高齢化率の平均は28.01%です。

上位には、若年層の流出と出生減少が同時に進む過疎地域や中山間の町村が多く、高齢者の割合が高い自治体が並びます。人口規模が小さいほど、年齢構成の変化が指標に強く反映されやすい点も県内格差の特徴です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びます。ただし、県全体の高齢化水準と全国平均との差もあわせて確認する必要があります。

高齢化率と若年人口率・働き世代人口率をあわせると、県内の人口動態と将来の社会保障需要をより正確に把握できます。