広島県の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は広島県 北広島町(61.21%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

広島県内23市区町村の就業率を比較すると、広島県内市区町村の就業率の平均は54.64%で、全国平均(53.25%)を上回っています。1位は広島県 北広島町(61.21%)で、全国平均を上回る自治体は県内で14件あります。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

広島県の就業率ランキングの見方

広島県の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

広島県の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

広島県内の市区町村の就業率の平均は54.64%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全23市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は14件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では北広島町世羅町府中町神石高原町海田町などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では江田島市大竹市安芸太田町竹原市大崎上島町などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい都市部や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域など、就業率が低い傾向が並びやすくなります。

広島県は、広島市、福山市、呉市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

広島県の就業率ランキング結果

※棒グラフは広島県内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 北広島町 就業者数 9,578人 61.21%
    61.21%
  2. 2位 世羅町 就業者数 7,981人 60.30%
    60.30%
  3. 3位 府中町 就業者数 25,191人 58.28%
    58.28%
  4. 4位 神石高原町 就業者数 4,351人 57.69%
    57.69%
  5. 5位 海田町 就業者数 14,414人 57.48%
    57.48%
  6. 6位 東広島市 就業者数 93,624人 57.09%
    57.09%
  7. 7位 庄原市 就業者数 16,957人 56.54%
    56.54%
  8. 8位 三次市 就業者数 24,930人 56.50%
    56.50%
  9. 9位 広島市 就業者数 563,681人 55.96%
    55.96%
  10. 10位 廿日市市 就業者数 55,016人 55.91%
    55.91%
  11. 11位 安芸高田市 就業者数 13,228人 55.59%
    55.59%
  12. 12位 坂町 就業者数 5,897人 54.92%
    54.92%
  13. 13位 福山市 就業者数 212,140人 54.04%
    54.04%
  14. 14位 尾道市 就業者数 61,821人 53.31%
    53.31%
  15. 15位 熊野町 就業者数 10,592人 53.19%
    53.19%
  16. 16位 三原市 就業者数 42,353人 53.17%
    53.17%
  17. 17位 呉市 就業者数 100,089人 52.69%
    52.69%
  18. 18位 府中市 就業者数 17,636人 52.40%
    52.40%
  19. 19位 江田島市 就業者数 10,498人 51.90%
    51.90%
  20. 20位 大竹市 就業者数 11,807人 50.50%
    50.50%
  21. 21位 安芸太田町 就業者数 2,658人 50.40%
    50.40%
  22. 22位 竹原市 就業者数 10,734人 49.41%
    49.41%
  23. 23位 大崎上島町 就業者数 3,152人 48.25%
    48.25%

棒グラフを見ると、就業率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。広島県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

広島県の市区町村 就業率推移

広島県の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 55.11% +0.26pt 1,318,328 -18,240
2015年度 54.85% -0.17pt 1,336,568 -6,750
2010年度 55.02% -1.84pt 1,343,318 -55,156
2005年度 56.86% -1.48pt 1,398,474 -29,852
2000年度 58.34% 1,428,326 -44,284
1995年度 1,472,610 +58,342
1990年度 1,414,268 +50,583
1985年度 1,363,685 +36,902
1980年度 1,326,783
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。