広島県の市区町村の中で、年少人口指数が最も高い地域は広島県 坂町(26.00)です。
上位には、働き手世代に対する子どもの比重が大きい町村が並んでいます。

広島県内23市区町村の年少人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は21.57、広島県全体は22.30で、全国平均(19.70)を上回っています。1位は広島県 坂町(26.00)で、全国平均を上回る自治体は県内で20件あります。。
年少人口指数は年少人口率や出生率とあわせて見ると、子育て環境や将来の人口動態をより正確に読み解けます。
詳しい意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

広島県の年少人口指数ランキングの見方

広島県の市区町村を対象とした年少人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、総人口に占める子どもの割合(年少人口率)だけでは見えない、働き手世代に対する子どもの厚みの差に注目できます。

働き手世代に対する子どもの厚み

上位には、働き世代100人あたりの子どもの比重が大きく、子育て世帯の厚みがうかがえる町村や自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代の規模が大きく、年少人口指数が相対的に低く出やすい自治体が並びます。

各指標の意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

広島県の年少人口指数ランキング概要

年少人口指数とは、15歳未満の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 子どもの人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど子どもの比重が相対的に大きい地域といえます。

広島県全体は22.30、全国平均は19.70です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して子ども世代の比重が大きく、教育・保育を支える負担や将来世代の厚みを示す傾向があります。

全23市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は10件、全国平均を上回る市区町村は20件でした。

上位では坂町府中町熊野町海田町廿日市市などが入り、働き世代100人あたりの子どもの比重が大きく、子育て世帯の厚みがうかがえる町村や自治体が並びやすい傾向があります。

下位では神石高原町呉市竹原市大崎上島町江田島市などが入り、県内の中核市など働き世代の規模が大きく、年少人口指数が相対的に低く出やすい自治体が並びます。

広島県は、広島市、福山市、呉市などの主要都市と町村部で年少人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

広島県の年少人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 坂町 総人口 12,582人 26.00
    働き世代
    100.00
    年少
    26.01
  2. 2位 府中町 総人口 51,155人 24.50
    働き世代
    100.00
    年少
    24.53
  3. 2位 熊野町 総人口 22,834人 24.50
    働き世代
    100.00
    年少
    24.50
  4. 4位 海田町 総人口 29,636人 24.40
    働き世代
    100.00
    年少
    24.37
  5. 5位 廿日市市 総人口 114,173人 23.50
    働き世代
    100.00
    年少
    23.53
  6. 6位 福山市 総人口 460,930人 23.30
    働き世代
    100.00
    年少
    23.29
  7. 7位 三次市 総人口 50,681人 23.20
    働き世代
    100.00
    年少
    23.15
  8. 8位 東広島市 総人口 196,608人 22.60
    働き世代
    100.00
    年少
    22.61
  9. 8位 世羅町 総人口 15,125人 22.60
    働き世代
    100.00
    年少
    22.63
  10. 10位 広島市 総人口 1,200,754人 22.40
    働き世代
    100.00
    年少
    22.40
  11. 11位 庄原市 総人口 33,633人 22.30
    働き世代
    100.00
    年少
    22.31
  12. 12位 三原市 総人口 90,573人 22.00
    働き世代
    100.00
    年少
    21.99
  13. 13位 尾道市 総人口 131,170人 20.90
    働き世代
    100.00
    年少
    20.95
  14. 14位 安芸高田市 総人口 26,448人 20.70
    働き世代
    100.00
    年少
    20.66
  15. 14位 北広島町 総人口 17,763人 20.70
    働き世代
    100.00
    年少
    20.67
  16. 16位 大竹市 総人口 26,319人 20.50
    働き世代
    100.00
    年少
    20.46
  17. 17位 安芸太田町 総人口 5,740人 20.40
    働き世代
    100.00
    年少
    20.41
  18. 18位 府中市 総人口 37,655人 20.30
    働き世代
    100.00
    年少
    20.34
  19. 18位 神石高原町 総人口 8,250人 20.30
    働き世代
    100.00
    年少
    20.29
  20. 20位 呉市 総人口 214,592人 20.20
    働き世代
    100.00
    年少
    20.16
  21. 21位 竹原市 総人口 23,993人 18.30
    働き世代
    100.00
    年少
    18.26
  22. 22位 大崎上島町 総人口 7,158人 17.10
    働き世代
    100.00
    年少
    17.13
  23. 23位 江田島市 総人口 21,930人 15.50
    働き世代
    100.00
    年少
    15.55

棒グラフを見ると、年少人口指数は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。広島県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

広島県の市区町村 年少人口指数推移

広島県の市区町村(ランキング対象)における年少人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口指数
2020年度 44.60 -0.60
2015年度 45.20 +1.40
2010年度 43.80 +0.40
2005年度 43.40 -1.30
2000年度 44.70 -3.00
1995年度 47.70 -6.50
1990年度 54.20 -11.20
1985年度 65.40 -6.00
1980年度 71.40
全国の市区町村の年少人口指数推移グラフ

年少人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口指数の平均は20.51です。

上位には、働き手世代に対する子どもの比重が大きい町村や、子育て世帯の厚みがうかがえる自治体が多く見られます。年少人口率では見えにくい「支え手世代に対する子どもの多さ」が、県内の上位に反映されやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代の分母が大きい自治体が並び、年少人口指数が相対的に低く出やすくなります。子どもの絶対数が多くても指数は低くなる点に注意が必要です。

年少人口指数は年少人口率や出生率とあわせて見ると、県内の子育て環境や将来の人口動態をより正確に読み解けます。