広島県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は広島県 安芸太田町(131.00)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

広島県内23市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は73.33、広島県全体は51.40で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は広島県 安芸太田町(131.00)で、全国平均を上回る自治体は県内で19件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

広島県の老年人口指数ランキングの見方

広島県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

広島県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

広島県全体は51.40、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全23市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は18件、全国平均を上回る市区町村は19件でした。

上位では安芸太田町神石高原町大崎上島町庄原市世羅町などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では福山市広島市府中町海田町東広島市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

広島県は、広島市、福山市、呉市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

広島県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 安芸太田町 総人口 5,740人 131.00
    働き世代
    100.00
    老年
    131.01
  2. 2位 神石高原町 総人口 8,250人 116.50
    働き世代
    100.00
    老年
    116.48
  3. 3位 大崎上島町 総人口 7,158人 102.40
    働き世代
    100.00
    老年
    102.39
  4. 4位 庄原市 総人口 33,633人 94.60
    働き世代
    100.00
    老年
    94.60
  5. 5位 世羅町 総人口 15,125人 92.00
    働き世代
    100.00
    老年
    92.01
  6. 6位 江田島市 総人口 21,930人 89.80
    働き世代
    100.00
    老年
    89.83
  7. 7位 安芸高田市 総人口 26,448人 87.60
    働き世代
    100.00
    老年
    87.61
  8. 8位 竹原市 総人口 23,993人 86.60
    働き世代
    100.00
    老年
    86.59
  9. 9位 北広島町 総人口 17,763人 79.20
    働き世代
    100.00
    老年
    79.21
  10. 10位 府中市 総人口 37,655人 74.50
    働き世代
    100.00
    老年
    74.52
  11. 11位 三次市 総人口 50,681人 71.80
    働き世代
    100.00
    老年
    71.78
  12. 12位 尾道市 総人口 131,170人 69.70
    働き世代
    100.00
    老年
    69.72
  13. 13位 熊野町 総人口 22,834人 69.10
    働き世代
    100.00
    老年
    69.08
  14. 14位 三原市 総人口 90,573人 67.80
    働き世代
    100.00
    老年
    67.78
  15. 15位 大竹市 総人口 26,319人 67.30
    働き世代
    100.00
    老年
    67.31
  16. 16位 呉市 総人口 214,592人 66.30
    働き世代
    100.00
    老年
    66.27
  17. 17位 廿日市市 総人口 114,173人 55.10
    働き世代
    100.00
    老年
    55.11
  18. 18位 坂町 総人口 12,582人 52.90
    働き世代
    100.00
    老年
    52.93
  19. 19位 福山市 総人口 460,930人 50.80
    働き世代
    100.00
    老年
    50.76
  20. 20位 広島市 総人口 1,200,754人 42.60
    働き世代
    100.00
    老年
    42.59
  21. 21位 府中町 総人口 51,155人 41.00
    働き世代
    100.00
    老年
    41.01
  22. 22位 海田町 総人口 29,636人 39.20
    働き世代
    100.00
    老年
    39.19
  23. 23位 東広島市 総人口 196,608人 38.70
    働き世代
    100.00
    老年
    38.68

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位の一部自治体で高く、それ以降は緩やかに低下していく分布となっています。広島県内でも特定の地域で相対的に高い数値が出やすい一方で、多くの自治体では中位〜下位に分布が広がっています。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

広島県の市区町村 老年人口指数推移

広島県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 102.80 +9.60
2015年度 93.20 +16.50
2010年度 76.70 +12.10
2005年度 64.60 +9.10
2000年度 55.50 +8.80
1995年度 46.70 +7.30
1990年度 39.40 +5.00
1985年度 34.40 +3.60
1980年度 30.80
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。