広島県の市区町村の中で、従属人口指数が最も高い地域は広島県 安芸太田町(151.40)です。
上位には、働き世代の負担が大きい人口構成を持つ町村が並んでいます。

広島県内23市区町村の従属人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は94.90、広島県全体は73.70で、全国平均(66.30)を上回っています。1位は広島県 安芸太田町(151.40)で、全国平均を上回る自治体は県内で19件あります。。
従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、どちらの負担が大きいのかまで分解して確認できます。
詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

広島県の従属人口指数ランキングの見方

広島県の市区町村を対象とした従属人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、子育て世代と高齢者世代のどちらの負担が大きいか、働き世代が支える人数の差に注目できます。

働き世代の負担が大きい人口構成

上位には、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

負担が相対的に軽い地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

広島県の従属人口指数ランキング概要

従属人口指数とは、15歳未満人口と65歳以上人口の合計が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 働き手世代が子どもや高齢者をどの程度支える人口構成なのかを示し、数値が高いほど扶養負担が相対的に大きい地域といえます。

広島県全体は73.70、全国平均は66.30です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代に対する年少人口と老年人口の合計負担が大きく、扶養負担の重さを示す傾向があります。

全23市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は19件、全国平均を上回る市区町村は19件でした。

上位では安芸太田町神石高原町大崎上島町庄原市世羅町などが入り、年少人口・高齢人口の割合がともに高く、働き世代の負担が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では福山市府中町広島市海田町東広島市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、従属人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

広島県は、広島市、福山市、呉市などの主要都市と町村部で従属人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、従属人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

広島県の従属人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 安芸太田町 総人口 5,740人 151.40
    働き世代
    100.00
    年少
    20.41
    老年
    131.01
  2. 2位 神石高原町 総人口 8,250人 136.80
    働き世代
    100.00
    年少
    20.29
    老年
    116.48
  3. 3位 大崎上島町 総人口 7,158人 119.50
    働き世代
    100.00
    年少
    17.13
    老年
    102.39
  4. 4位 庄原市 総人口 33,633人 116.90
    働き世代
    100.00
    年少
    22.31
    老年
    94.60
  5. 5位 世羅町 総人口 15,125人 114.60
    働き世代
    100.00
    年少
    22.63
    老年
    92.01
  6. 6位 安芸高田市 総人口 26,448人 108.30
    働き世代
    100.00
    年少
    20.66
    老年
    87.61
  7. 7位 江田島市 総人口 21,930人 105.40
    働き世代
    100.00
    年少
    15.55
    老年
    89.83
  8. 8位 竹原市 総人口 23,993人 104.90
    働き世代
    100.00
    年少
    18.26
    老年
    86.59
  9. 9位 北広島町 総人口 17,763人 99.90
    働き世代
    100.00
    年少
    20.67
    老年
    79.21
  10. 10位 府中市 総人口 37,655人 94.90
    働き世代
    100.00
    年少
    20.34
    老年
    74.52
  11. 10位 三次市 総人口 50,681人 94.90
    働き世代
    100.00
    年少
    23.15
    老年
    71.78
  12. 12位 熊野町 総人口 22,834人 93.60
    働き世代
    100.00
    年少
    24.50
    老年
    69.08
  13. 13位 尾道市 総人口 131,170人 90.70
    働き世代
    100.00
    年少
    20.95
    老年
    69.72
  14. 14位 三原市 総人口 90,573人 89.80
    働き世代
    100.00
    年少
    21.99
    老年
    67.78
  15. 15位 大竹市 総人口 26,319人 87.80
    働き世代
    100.00
    年少
    20.46
    老年
    67.31
  16. 16位 呉市 総人口 214,592人 86.40
    働き世代
    100.00
    年少
    20.16
    老年
    66.27
  17. 17位 坂町 総人口 12,582人 78.90
    働き世代
    100.00
    年少
    26.01
    老年
    52.93
  18. 18位 廿日市市 総人口 114,173人 78.60
    働き世代
    100.00
    年少
    23.53
    老年
    55.11
  19. 19位 福山市 総人口 460,930人 74.10
    働き世代
    100.00
    年少
    23.29
    老年
    50.76
  20. 20位 府中町 総人口 51,155人 65.50
    働き世代
    100.00
    年少
    24.53
    老年
    41.01
  21. 21位 広島市 総人口 1,200,754人 65.00
    働き世代
    100.00
    年少
    22.40
    老年
    42.59
  22. 22位 海田町 総人口 29,636人 63.60
    働き世代
    100.00
    年少
    24.37
    老年
    39.19
  23. 23位 東広島市 総人口 196,608人 61.30
    働き世代
    100.00
    年少
    22.61
    老年
    38.68

棒グラフを見ると、従属人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。広島県内の上位平均(おおむね127.84)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

広島県の市区町村 従属人口指数推移

広島県の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

従属人口指数
2020年度 147.40 +9.00
2015年度 138.40 +17.90
2010年度 120.50 +12.50
2005年度 108.00 +7.90
2000年度 100.10 +5.70
1995年度 94.40 +0.80
1990年度 93.60 -6.30
1985年度 99.90 -2.30
1980年度 102.20
全国の市区町村の従属人口指数推移グラフ

従属人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における従属人口指数の平均は68.97です。

上位には、働き世代が支える年少人口・高齢人口の割合が大きく、人口構成の偏りが目立つ自治体が多く見られます。過疎地域では若年層の流出と高齢化が進み、指数が高くなりやすい傾向があります。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い自治体が多く、従属人口指数が相対的に低い地域が並びます。子育てと高齢化のどちらの課題が大きいかは、年少人口指数・老年人口指数との組み合わせで分解して見ることができます。

従属人口指数は年少人口指数と老年人口指数をあわせて見ると、県内の支えの内訳まで確認できます。