神奈川県の市区町村の中で、働き世代人口率が最も高い地域は神奈川県 川崎市(65.10%)です。
上位には、県内の中核市や現役世代の比重が大きい自治体が並んでいます。
神奈川県内33市区町村の働き世代人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は56.91%、神奈川県全体は60.90%で、全国平均(60.10%)を上回っています。1位は神奈川県 川崎市(65.10%)で、全国平均を上回る自治体は県内では8件と、全体の4分の1未満です。。
働き世代人口率が高くても、総人口が少なければ地域の支え手は限られます。総人口や高齢化率、老年人口指数もあわせて確認してください。
詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。
神奈川県の働き世代人口率ランキングの見方
神奈川県の市区町村を対象とした働き世代人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。
県内ランキングでは、現役世代の厚みと高齢化の進み方のバランス、全国平均との差に注目すると地域の実態が見えてきます。
働き世代が厚い地域
上位には、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。
働き手が薄くなる地域
下位には、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。
各指標の意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方で詳しく解説しています。
また、
人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。
神奈川県の働き世代人口率ランキング概要
働き世代人口率とは、15〜64歳の人口(働き世代人口)が総人口に占める割合です。 働き手となる世代の厚みを示す指標で、数値が高いほど現役世代の割合が相対的に大きい地域といえます。
神奈川県全体は60.90%、全国平均は60.10%です。
県平均を上回る市区町村は、働き世代の割合が相対的に厚く、社会保障や税の支え手が比較的充実している傾向があります。
全33市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は4件、全国平均を上回る市区町村は8件でした。
上位では川崎市、横浜市、大和市、厚木市、海老名市などが入り、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。
下位では中井町、山北町、三浦市、真鶴町、湯河原町などが入り、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。
神奈川県は、横浜市、川崎市、相模原市などの主要都市と町村部で働き世代人口率の水準が異なります。都市部では雇用機会の集積により現役世代が厚くなりやすく、町村部では若年層流出の影響が強く出やすい傾向があります。
※対象データ時点は2020年度です。
詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。
神奈川県の働き世代人口率ランキング結果
※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。
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1位
川崎市
総人口 1,538,262人
65.10%
働き世代 65.09%
年少 12.32%
老年 19.58%
年齢不詳 3.01%
-
2位
横浜市
総人口 3,777,491人
61.30%
働き世代 61.32%
年少 11.70%
老年 24.37%
年齢不詳 2.62%
-
2位
大和市
総人口 239,169人
61.30%
働き世代 61.34%
年少 12.10%
老年 23.71%
年齢不詳 2.86%
-
4位
厚木市
総人口 223,705人
61.20%
働き世代 61.16%
年少 11.69%
老年 25.71%
年齢不詳 1.43%
-
5位
海老名市
総人口 136,516人
60.80%
働き世代 60.78%
年少 12.94%
老年 24.78%
年齢不詳 1.50%
-
5位
座間市
総人口 132,325人
60.80%
働き世代 60.75%
年少 11.30%
老年 25.42%
年齢不詳 2.53%
-
7位
藤沢市
総人口 436,905人
60.70%
働き世代 60.71%
年少 13.00%
老年 24.38%
年齢不詳 1.91%
-
8位
伊勢原市
総人口 101,780人
60.60%
働き世代 60.56%
年少 11.46%
老年 26.11%
年齢不詳 1.87%
-
9位
相模原市
総人口 725,493人
60.10%
働き世代 60.08%
年少 11.38%
老年 25.53%
年齢不詳 3.01%
-
10位
茅ヶ崎市
総人口 242,389人
59.60%
働き世代 59.60%
年少 12.81%
老年 26.77%
年齢不詳 0.82%
-
11位
開成町
総人口 18,329人
58.90%
働き世代 58.94%
年少 14.78%
老年 26.01%
年齢不詳 0.26%
-
12位
寒川町
総人口 48,348人
58.80%
働き世代 58.80%
年少 12.75%
老年 27.41%
年齢不詳 1.04%
-
13位
大井町
総人口 17,129人
58.60%
働き世代 58.56%
年少 11.79%
老年 28.97%
年齢不詳 0.68%
-
14位
平塚市
総人口 258,422人
58.50%
働き世代 58.47%
年少 11.35%
老年 28.06%
年齢不詳 2.12%
-
15位
愛川町
総人口 39,869人
58.30%
働き世代 58.25%
年少 10.61%
老年 29.97%
年齢不詳 1.17%
-
16位
綾瀬市
総人口 83,913人
58.20%
働き世代 58.24%
年少 12.93%
老年 27.63%
年齢不詳 1.19%
-
17位
小田原市
総人口 188,856人
57.40%
働き世代 57.37%
年少 10.95%
老年 29.96%
年齢不詳 1.71%
-
17位
秦野市
総人口 162,439人
57.40%
働き世代 57.39%
年少 10.96%
老年 29.87%
年齢不詳 1.78%
-
19位
横須賀市
総人口 388,078人
57.20%
働き世代 57.18%
年少 10.50%
老年 32.14%
年齢不詳 0.18%
-
19位
鎌倉市
総人口 172,710人
57.20%
働き世代 57.24%
年少 11.34%
老年 30.91%
年齢不詳 0.51%
-
21位
松田町
総人口 10,836人
55.60%
働き世代 55.65%
年少 9.51%
老年 33.69%
年齢不詳 1.15%
-
22位
南足柄市
総人口 40,841人
55.10%
働き世代 55.11%
年少 11.00%
老年 32.91%
年齢不詳 0.98%
-
23位
逗子市
総人口 57,060人
54.60%
働き世代 54.58%
年少 11.19%
老年 31.45%
年齢不詳 2.77%
-
24位
大磯町
総人口 31,634人
54.30%
働き世代 54.35%
年少 11.28%
老年 34.31%
年齢不詳 0.06%
-
25位
葉山町
総人口 31,665人
54.20%
働き世代 54.18%
年少 12.49%
老年 31.80%
年齢不詳 1.53%
-
26位
二宮町
総人口 27,564人
54.00%
働き世代 54.01%
年少 10.26%
老年 35.13%
年齢不詳 0.61%
-
27位
清川村
総人口 3,038人
52.70%
働き世代 52.67%
年少 10.07%
老年 37.23%
年齢不詳 0.03%
-
28位
箱根町
総人口 11,293人
52.60%
働き世代 52.60%
年少 6.05%
老年 36.48%
年齢不詳 4.87%
-
29位
中井町
総人口 9,300人
52.00%
働き世代 52.00%
年少 9.02%
老年 35.52%
年齢不詳 3.46%
-
30位
山北町
総人口 9,761人
51.60%
働き世代 51.62%
年少 8.41%
老年 39.68%
年齢不詳 0.29%
-
31位
三浦市
総人口 42,069人
50.50%
働き世代 50.55%
年少 8.25%
老年 40.79%
年齢不詳 0.42%
-
32位
真鶴町
総人口 6,722人
49.70%
働き世代 49.75%
年少 6.63%
老年 43.48%
年齢不詳 0.13%
-
33位
湯河原町
総人口 23,426人
49.00%
働き世代 48.99%
年少 7.47%
老年 42.52%
年齢不詳 1.02%
棒グラフを見ると、働き世代人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。神奈川県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。
神奈川県の市区町村 働き世代人口率推移
神奈川県の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。
| 年 |
働き世代人口率
|
| 2020年度 |
30.50%
-1.00pt
|
| 2015年度 |
31.50%
-1.60pt
|
| 2010年度 |
33.10%
-1.50pt
|
| 2005年度 |
34.60%
-1.50pt
|
| 2000年度 |
36.10%
-0.90pt
|
| 1995年度 |
37.00%
+0.20pt
|
| 1990年度 |
36.80%
+1.30pt
|
| 1985年度 |
35.50%
+1.00pt
|
| 1980年度 |
34.50%
|
働き世代人口率ランキングの総評
全国の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率の平均は57.81%です。
上位には、県内の中核市や産業・雇用の集積がある地域など、働き世代の割合が高い自治体が多く見られます。県内の経済活動の中心と、年齢構成の現役世代の厚みが対応しやすい傾向があります。
一方で下位には、若年層の流出と高齢化が進む町村が並び、働き手世代の薄さが指標に表れやすくなります。働き世代人口率が低い地域では、医療・介護需要とのバランスにも留意が必要です。
働き世代人口率と総人口・高齢化率・老年人口指数をあわせると、県内の労働力と社会保障負担の実態をより正確に把握できます。
あわせて確認したい指標・ランキング
働き世代人口率だけでなく、以下の指標もあわせて確認すると、地域の特徴をより深く理解できます。