宮城県の市区町村の中で、就業率が最も高い地域は宮城県 加美町(60.75%)です。
上位には、県内の中核市や産業集積地など、就業率が高い自治体が並んでいます。

宮城県内35市区町村の就業率を比較すると、宮城県内市区町村の就業率の平均は54.99%で、全国平均(53.25%)を上回っています。1位は宮城県 加美町(60.75%)で、全国平均を上回る自治体は県内で26件あります。。
就業率と働き世代人口率、昼夜間人口比率をあわせると、通勤・通学の流入も含めた地域の活動人口が見えてきます。
詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

宮城県の就業率ランキングの見方

宮城県の市区町村を対象とした就業率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、労働参加の実態と全国平均との差、産業構造や年齢構成の影響に注目できます。

就業率が高い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

就業率が低い地域

下位には、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい町村や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、就業率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

宮城県の就業率ランキング概要

就業者数と15歳以上人口から求めた就業率を比較することで、地域ごとの労働参加の違いを確認できます。

就業率は、就業者数 ÷ 15歳以上人口 × 100で求めます。ランキング表の左側には就業者数、右側の数値は就業率(%)です。

宮城県内の市区町村の就業率の平均は54.99%です。

一方全国平均は53.25%となっています。

全35市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は26件でした。

県内平均を上回る市区町村は、労働参加が相対的に活発で、地域経済の基盤が厚い傾向があります。

上位では加美町大和町色麻町富谷市大衡村などが入り、県内の中核市や産業集積地など、15歳以上人口のうち実際に働いている人の割合が高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では気仙沼市丸森町松島町山元町塩竈市などが入り、高齢化が進み非労働力人口の割合が大きい都市部や、若年層の流出で労働力が薄くなっている地域など、就業率が低い傾向が並びやすくなります。

宮城県は、仙台市、石巻市、大崎市などの主要都市と町村部で就業率の水準が異なります。都市部では産業集積の影響が強く、町村部では高齢化や若年層流出の影響が順位に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、就業率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

宮城県の就業率ランキング結果

※棒グラフは宮城県内で最も就業率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 加美町 就業者数 11,911人 60.75%
    60.75%
  2. 2位 大和町 就業者数 14,510人 60.20%
    60.20%
  3. 3位 色麻町 就業者数 3,528人 59.77%
    59.77%
  4. 4位 富谷市 就業者数 25,280人 58.85%
    58.85%
  5. 5位 大衡村 就業者数 2,898人 58.29%
    58.29%
  6. 6位 川崎町 就業者数 4,393人 57.87%
    57.87%
  7. 7位 登米市 就業者数 38,892人 57.74%
    57.74%
  8. 8位 大崎市 就業者数 63,564人 57.06%
    57.06%
  9. 9位 利府町 就業者数 16,968人 56.72%
    56.72%
  10. 10位 女川町 就業者数 3,330人 56.57%
    56.57%
  11. 11位 蔵王町 就業者数 5,737人 56.07%
    56.07%
  12. 12位 涌谷町 就業者数 7,735人 55.70%
    55.70%
  13. 13位 南三陸町 就業者数 6,164人 55.56%
    55.56%
  14. 14位 栗原市 就業者数 32,223人 55.41%
    55.41%
  15. 15位 美里町 就業者数 11,749人 55.19%
    55.19%
  16. 16位 名取市 就業者数 36,275人 55.17%
    55.17%
  17. 17位 村田町 就業者数 5,234人 54.90%
    54.90%
  18. 18位 亘理町 就業者数 15,987人 54.89%
    54.89%
  19. 19位 柴田町 就業者数 18,135人 54.45%
    54.45%
  20. 20位 大河原町 就業者数 11,052人 54.42%
    54.42%
  21. 21位 白石市 就業者数 15,899人 54.41%
    54.41%
  22. 22位 大郷町 就業者数 3,765人 54.23%
    54.23%
  23. 23位 仙台市 就業者数 502,190人 53.98%
    53.98%
  24. 24位 角田市 就業者数 13,381人 53.64%
    53.64%
  25. 25位 岩沼市 就業者数 20,205人 53.42%
    53.42%
  26. 26位 七ヶ浜町 就業者数 8,608人 53.28%
    53.28%
  27. 27位 多賀城市 就業者数 28,387人 53.17%
    53.17%
  28. 28位 石巻市 就業者数 65,193人 52.79%
    52.79%
  29. 29位 東松島市 就業者数 17,981人 52.46%
    52.46%
  30. 30位 七ヶ宿町 就業者数 613人 52.30%
    52.30%
  31. 31位 気仙沼市 就業者数 28,763人 52.23%
    52.23%
  32. 32位 丸森町 就業者数 5,734人 51.28%
    51.28%
  33. 33位 松島町 就業者数 6,182人 51.11%
    51.11%
  34. 34位 山元町 就業者数 5,531人 50.48%
    50.48%
  35. 35位 塩竈市 就業者数 23,351人 50.26%
    50.26%

棒グラフを見ると、就業率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。宮城県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

宮城県の市区町村 就業率推移

宮城県の市区町村(ランキング対象)における就業率と就業者数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

就業率 就業者数
2020年度 54.45% +0.51pt 1,081,348 +3,421
2015年度 53.94% +1.56pt 1,077,927 +18,511
2010年度 52.38% -2.23pt 1,059,416 -48,357
2005年度 54.61% -2.75pt 1,107,773 -45,638
2000年度 57.36% 1,153,411 -10,535
1995年度 1,163,946 +62,670
1990年度 1,101,276 +66,031
1985年度 1,035,245 +46,526
1980年度 988,719
全国の市区町村の就業率推移グラフ

就業率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における就業率の平均は53.25%です。

上位には、雇用の集積がある市や産業・サービス業の基盤が厚い地域など、就業率が高い自治体が多く見られます。働き世代人口率が高くても就業率が低い地域では、労働参加の実態に差があることが分かります。

一方で下位には、高齢化が進む中山間地域や小規模町村が並び、高齢者の非労働力人口の増加が就業率を押し下げやすくなります。

就業率と働き世代人口率・昼夜間人口比率をあわせると、県内の活動人口と労働参加の実態まで把握できます。