宮城県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は宮城県 七ヶ宿町(99.00)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

宮城県内35市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は61.91、宮城県全体は47.40で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は宮城県 七ヶ宿町(99.00)で、全国平均を上回る自治体は県内で28件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

宮城県の老年人口指数ランキングの見方

宮城県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

宮城県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

宮城県全体は47.40、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全35市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は27件、全国平均を上回る市区町村は28件でした。

上位では七ヶ宿町丸森町山元町栗原市大郷町などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では利府町仙台市名取市大和町富谷市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

宮城県は、仙台市、石巻市、大崎市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

宮城県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 七ヶ宿町 総人口 1,262人 99.00
    働き世代
    100.00
    老年
    98.98
  2. 2位 丸森町 総人口 12,262人 89.90
    働き世代
    100.00
    老年
    89.88
  3. 3位 山元町 総人口 12,046人 82.20
    働き世代
    100.00
    老年
    82.21
  4. 4位 栗原市 総人口 64,637人 82.00
    働き世代
    100.00
    老年
    82.02
  5. 5位 大郷町 総人口 7,813人 76.80
    働き世代
    100.00
    老年
    76.85
  6. 6位 松島町 総人口 13,323人 75.80
    働き世代
    100.00
    老年
    75.79
  7. 7位 蔵王町 総人口 11,418人 74.50
    働き世代
    100.00
    老年
    74.47
  8. 8位 気仙沼市 総人口 61,147人 74.10
    働き世代
    100.00
    老年
    74.08
  9. 9位 南三陸町 総人口 12,225人 73.70
    働き世代
    100.00
    老年
    73.70
  10. 10位 川崎町 総人口 8,345人 73.30
    働き世代
    100.00
    老年
    73.27
  11. 11位 涌谷町 総人口 15,388人 71.60
    働き世代
    100.00
    老年
    71.64
  12. 12位 加美町 総人口 21,943人 71.00
    働き世代
    100.00
    老年
    70.95
  13. 13位 角田市 総人口 27,976人 67.10
    働き世代
    100.00
    老年
    67.08
  14. 13位 美里町 総人口 23,994人 67.10
    働き世代
    100.00
    老年
    67.07
  15. 15位 登米市 総人口 76,037人 66.70
    働き世代
    100.00
    老年
    66.72
  16. 16位 白石市 総人口 32,758人 66.30
    働き世代
    100.00
    老年
    66.28
  17. 17位 村田町 総人口 10,666人 65.80
    働き世代
    100.00
    老年
    65.82
  18. 17位 色麻町 総人口 6,698人 65.80
    働き世代
    100.00
    老年
    65.81
  19. 19位 女川町 総人口 6,430人 65.60
    働き世代
    100.00
    老年
    65.64
  20. 20位 塩竈市 総人口 52,203人 61.40
    働き世代
    100.00
    老年
    61.44
  21. 21位 石巻市 総人口 140,151人 60.40
    働き世代
    100.00
    老年
    60.42
  22. 22位 亘理町 総人口 33,087人 55.50
    働き世代
    100.00
    老年
    55.46
  23. 23位 七ヶ浜町 総人口 18,132人 53.70
    働き世代
    100.00
    老年
    53.70
  24. 24位 大崎市 総人口 127,330人 53.30
    働き世代
    100.00
    老年
    53.32
  25. 25位 大衡村 総人口 5,849人 52.40
    働き世代
    100.00
    老年
    52.38
  26. 26位 東松島市 総人口 39,098人 51.10
    働き世代
    100.00
    老年
    51.07
  27. 27位 柴田町 総人口 38,271人 49.50
    働き世代
    100.00
    老年
    49.53
  28. 28位 大河原町 総人口 23,571人 47.30
    働き世代
    100.00
    老年
    47.28
  29. 29位 岩沼市 総人口 44,068人 45.10
    働き世代
    100.00
    老年
    45.10
  30. 30位 多賀城市 総人口 62,827人 40.90
    働き世代
    100.00
    老年
    40.88
  31. 31位 利府町 総人口 35,182人 40.70
    働き世代
    100.00
    老年
    40.67
  32. 32位 仙台市 総人口 1,096,704人 38.20
    働き世代
    100.00
    老年
    38.22
  33. 33位 名取市 総人口 78,718人 37.30
    働き世代
    100.00
    老年
    37.35
  34. 34位 大和町 総人口 28,786人 36.90
    働き世代
    100.00
    老年
    36.94
  35. 35位 富谷市 総人口 51,651人 35.00
    働き世代
    100.00
    老年
    35.03

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。宮城県内の上位平均(おおむね85.98)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

宮城県の市区町村 老年人口指数推移

宮城県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 94.90 +11.50
2015年度 83.40 +14.00
2010年度 69.40 +9.00
2005年度 60.40 +9.30
2000年度 51.10 +8.80
1995年度 42.30 +7.60
1990年度 34.70 +5.60
1985年度 29.10 +3.60
1980年度 25.50
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。