長崎県の市区町村の中で、年少人口率が最も高い地域は長崎県 佐々町(16.70%)です。
上位には、県内でも子育て世帯の比重が高い町村や、人口規模の大きい市が並んでいます。

長崎県内21市区町村の年少人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は12.41%、長崎県全体は12.50%で、全国平均(11.90%)を上回っています。1位は長崎県 佐々町(16.70%)で、全国平均を上回る自治体は県内で12件あります。。
年少人口率だけでは、働き世代の規模や将来の人口動態までは分かりません。出生率や年少人口指数もあわせて確認すると、地域の将来像がより明確になります。
詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

長崎県の年少人口率ランキングの見方

長崎県の市区町村を対象とした年少人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県全体の水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると地域の特徴が見えてきます。

県内で子どもの割合が高い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

少子化の影響が強い地域

下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

各指標の意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

長崎県の年少人口率ランキング概要

年少人口率とは、15歳未満の人口が総人口に占める割合です。 子どもの比重を示す指標で、数値が高いほど若い世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

長崎県全体は12.50%、全国平均は11.90%です。

県平均を上回る市区町村は、子ども世代の比重が相対的に大きく、将来的な人口の厚みや子育て関連需要が見込まれる傾向があります。

全21市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は10件、全国平均を上回る市区町村は12件でした。

上位では佐々町大村市時津町長与町波佐見町などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では東彼杵町西海市五島市新上五島町小値賀町などが入り、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

長崎県は、長崎市、佐世保市、諫早市などの主要都市と町村部で年少人口率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きい一方、町村部では子育て世帯の構成比の違いが順位に強く表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

長崎県の年少人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 佐々町 総人口 13,912人 16.70%
    年少 16.68% 働き世代 54.99% 老年 28.19% 年齢不詳 0.14%
  2. 2位 大村市 総人口 95,397人 15.70%
    年少 15.69% 働き世代 57.79% 老年 25.19% 年齢不詳 1.33%
  3. 3位 時津町 総人口 29,339人 15.40%
    年少 15.45% 働き世代 57.54% 老年 26.79% 年齢不詳 0.22%
  4. 4位 長与町 総人口 40,780人 14.50%
    年少 14.55% 働き世代 57.89% 老年 27.23% 年齢不詳 0.33%
  5. 5位 波佐見町 総人口 14,291人 13.80%
    年少 13.77% 働き世代 53.71% 老年 32.17% 年齢不詳 0.34%
  6. 6位 諫早市 総人口 133,852人 13.40%
    年少 13.39% 働き世代 56.04% 老年 30.56% 年齢不詳 0.01%
  7. 7位 佐世保市 総人口 243,223人 13.00%
    年少 12.95% 働き世代 54.15% 老年 31.73% 年齢不詳 1.16%
  8. 8位 壱岐市 総人口 24,948人 12.90%
    年少 12.88% 働き世代 48.35% 老年 38.64% 年齢不詳 0.13%
  9. 8位 川棚町 総人口 13,377人 12.90%
    年少 12.88% 働き世代 53.79% 老年 32.97% 年齢不詳 0.36%
  10. 10位 島原市 総人口 43,338人 12.60%
    年少 12.60% 働き世代 51.21% 老年 35.82% 年齢不詳 0.37%
  11. 11位 松浦市 総人口 21,271人 12.10%
    年少 12.11% 働き世代 49.71% 老年 36.87% 年齢不詳 1.32%
  12. 12位 雲仙市 総人口 41,096人 12.00%
    年少 11.96% 働き世代 52.16% 老年 35.71% 年齢不詳 0.17%
  13. 13位 対馬市 総人口 28,502人 11.60%
    年少 11.62% 働き世代 49.70% 老年 38.56% 年齢不詳 0.13%
  14. 14位 平戸市 総人口 29,365人 11.50%
    年少 11.52% 働き世代 46.92% 老年 41.38% 年齢不詳 0.18%
  15. 15位 長崎市 総人口 409,118人 11.40%
    年少 11.43% 働き世代 54.64% 老年 32.41% 年齢不詳 1.52%
  16. 16位 南島原市 総人口 42,330人 11.20%
    年少 11.19% 働き世代 48.36% 老年 40.42% 年齢不詳 0.04%
  17. 17位 東彼杵町 総人口 7,721人 11.00%
    年少 11.05% 働き世代 49.93% 老年 38.74% 年齢不詳 0.28%
  18. 18位 西海市 総人口 26,275人 10.80%
    年少 10.79% 働き世代 49.80% 老年 38.75% 年齢不詳 0.66%
  19. 19位 五島市 総人口 34,391人 10.50%
    年少 10.50% 働き世代 48.49% 老年 40.71% 年齢不詳 0.29%
  20. 20位 新上五島町 総人口 17,503人 9.00%
    年少 8.99% 働き世代 48.27% 老年 42.72% 年齢不詳 0.02%
  21. 21位 小値賀町 総人口 2,288人 8.60%
    年少 8.57% 働き世代 40.65% 老年 50.79%

棒グラフを見ると、年少人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。長崎県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

長崎県の市区町村 年少人口率推移

長崎県の市区町村(ランキング対象)における年少人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口率
2020年度 12.50% -0.40pt
2015年度 12.90% -0.70pt
2010年度 13.60% -1.00pt
2005年度 14.60% -1.40pt
2000年度 16.00% -1.90pt
1995年度 17.90% -2.40pt
1990年度 20.30% -2.40pt
1985年度 22.70% -1.50pt
1980年度 24.20%
全国の市区町村の年少人口率推移グラフ

年少人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口率の平均は11.86%です。

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市など、子どもの割合が相対的に高い自治体が多く見られます。人口規模が小さくても若い人口構成を保つ地域は、県内でも注目に値します。

一方で下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、少子化の影響で子どもの割合が小さくなっている地域が並びます。県内最大の市であっても、全国平均を下回るケースがある点にも注意が必要です。

県内の順位だけでなく全国平均との比較と、出生率・総人口・年少人口指数をあわせると、その地域の子育て環境や将来の人口動態まで読み解けます。