長崎県の市区町村の中で、働き世代人口率が最も高い地域は長崎県 長与町(57.90%)です。
上位には、県内の中核市や現役世代の比重が大きい自治体が並んでいます。

長崎県内21市区町村の働き世代人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は51.62%、長崎県全体は53.80%で、全国平均(60.10%)を下回っています。1位は長崎県 長与町(57.90%)で、全国平均を上回る自治体は県内では見られません。。
働き世代人口率が高くても、総人口が少なければ地域の支え手は限られます。総人口や高齢化率、老年人口指数もあわせて確認してください。
詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

長崎県の働き世代人口率ランキングの見方

長崎県の市区町村を対象とした働き世代人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、現役世代の厚みと高齢化の進み方のバランス、全国平均との差に注目すると地域の実態が見えてきます。

働き世代が厚い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

働き手が薄くなる地域

下位には、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

長崎県の働き世代人口率ランキング概要

働き世代人口率とは、15〜64歳の人口(働き世代人口)が総人口に占める割合です。 働き手となる世代の厚みを示す指標で、数値が高いほど現役世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

長崎県全体は53.80%、全国平均は60.10%です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代の割合が相対的に厚く、社会保障や税の支え手が比較的充実している傾向があります。

全21市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は7件、全国平均を上回る市区町村は0件でした。

上位では長与町大村市時津町諫早市佐々町などが入り、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では南島原市壱岐市新上五島町平戸市小値賀町などが入り、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

長崎県は、長崎市、佐世保市、諫早市などの主要都市と町村部で働き世代人口率の水準が異なります。都市部では雇用機会の集積により現役世代が厚くなりやすく、町村部では若年層流出の影響が強く出やすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

長崎県の働き世代人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 長与町 総人口 40,780人 57.90%
    働き世代 57.89% 年少 14.55% 老年 27.23% 年齢不詳 0.33%
  2. 2位 大村市 総人口 95,397人 57.80%
    働き世代 57.79% 年少 15.69% 老年 25.19% 年齢不詳 1.33%
  3. 3位 時津町 総人口 29,339人 57.50%
    働き世代 57.54% 年少 15.45% 老年 26.79% 年齢不詳 0.22%
  4. 4位 諫早市 総人口 133,852人 56.00%
    働き世代 56.04% 年少 13.39% 老年 30.56% 年齢不詳 0.01%
  5. 5位 佐々町 総人口 13,912人 55.00%
    働き世代 54.99% 年少 16.68% 老年 28.19% 年齢不詳 0.14%
  6. 6位 長崎市 総人口 409,118人 54.60%
    働き世代 54.64% 年少 11.43% 老年 32.41% 年齢不詳 1.52%
  7. 7位 佐世保市 総人口 243,223人 54.20%
    働き世代 54.15% 年少 12.95% 老年 31.73% 年齢不詳 1.16%
  8. 8位 川棚町 総人口 13,377人 53.80%
    働き世代 53.79% 年少 12.88% 老年 32.97% 年齢不詳 0.36%
  9. 9位 波佐見町 総人口 14,291人 53.70%
    働き世代 53.71% 年少 13.77% 老年 32.17% 年齢不詳 0.34%
  10. 10位 雲仙市 総人口 41,096人 52.20%
    働き世代 52.16% 年少 11.96% 老年 35.71% 年齢不詳 0.17%
  11. 11位 島原市 総人口 43,338人 51.20%
    働き世代 51.21% 年少 12.60% 老年 35.82% 年齢不詳 0.37%
  12. 12位 東彼杵町 総人口 7,721人 49.90%
    働き世代 49.93% 年少 11.05% 老年 38.74% 年齢不詳 0.28%
  13. 13位 西海市 総人口 26,275人 49.80%
    働き世代 49.80% 年少 10.79% 老年 38.75% 年齢不詳 0.66%
  14. 14位 松浦市 総人口 21,271人 49.70%
    働き世代 49.71% 年少 12.11% 老年 36.87% 年齢不詳 1.32%
  15. 14位 対馬市 総人口 28,502人 49.70%
    働き世代 49.70% 年少 11.62% 老年 38.56% 年齢不詳 0.13%
  16. 16位 五島市 総人口 34,391人 48.50%
    働き世代 48.49% 年少 10.50% 老年 40.71% 年齢不詳 0.29%
  17. 17位 南島原市 総人口 42,330人 48.40%
    働き世代 48.36% 年少 11.19% 老年 40.42% 年齢不詳 0.04%
  18. 18位 壱岐市 総人口 24,948人 48.30%
    働き世代 48.35% 年少 12.88% 老年 38.64% 年齢不詳 0.13%
  19. 18位 新上五島町 総人口 17,503人 48.30%
    働き世代 48.27% 年少 8.99% 老年 42.72% 年齢不詳 0.02%
  20. 20位 平戸市 総人口 29,365人 46.90%
    働き世代 46.92% 年少 11.52% 老年 41.38% 年齢不詳 0.18%
  21. 21位 小値賀町 総人口 2,288人 40.60%
    働き世代 40.65% 年少 8.57% 老年 50.79%

棒グラフを見ると、働き世代人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。長崎県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

長崎県の市区町村 働き世代人口率推移

長崎県の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

働き世代人口率
2020年度 26.90% -1.60pt
2015年度 28.50% -1.50pt
2010年度 30.00% -0.90pt
2005年度 30.90% -0.60pt
2000年度 31.50% -0.70pt
1995年度 32.20% -0.30pt
1990年度 32.50% -0.10pt
1985年度 32.60% +0.10pt
1980年度 32.50%
全国の市区町村の働き世代人口率推移グラフ

働き世代人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率の平均は57.81%です。

上位には、県内の中核市や産業・雇用の集積がある地域など、働き世代の割合が高い自治体が多く見られます。県内の経済活動の中心と、年齢構成の現役世代の厚みが対応しやすい傾向があります。

一方で下位には、若年層の流出と高齢化が進む町村が並び、働き手世代の薄さが指標に表れやすくなります。働き世代人口率が低い地域では、医療・介護需要とのバランスにも留意が必要です。

働き世代人口率と総人口・高齢化率・老年人口指数をあわせると、県内の労働力と社会保障負担の実態をより正確に把握できます。