岡山県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は岡山県 久米南町(96.90)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

岡山県内27市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は71.99、岡山県全体は54.00で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は岡山県 久米南町(96.90)で、全国平均を上回る自治体は県内で26件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

岡山県の老年人口指数ランキングの見方

岡山県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

岡山県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

岡山県全体は54.00、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全27市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は23件、全国平均を上回る市区町村は26件でした。

上位では久米南町新庄村美作市美咲町新見市などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では津山市倉敷市早島町総社市岡山市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

岡山県は、岡山市、倉敷市、津山市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

岡山県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 久米南町 総人口 4,530人 96.90
    働き世代
    100.00
    老年
    96.95
  2. 2位 新庄村 総人口 813人 94.00
    働き世代
    100.00
    老年
    94.02
  3. 3位 美作市 総人口 25,939人 87.40
    働き世代
    100.00
    老年
    87.41
  4. 3位 美咲町 総人口 13,053人 87.40
    働き世代
    100.00
    老年
    87.37
  5. 5位 新見市 総人口 28,079人 85.10
    働き世代
    100.00
    老年
    85.06
  6. 6位 吉備中央町 総人口 10,886人 84.20
    働き世代
    100.00
    老年
    84.23
  7. 7位 高梁市 総人口 29,072人 83.50
    働き世代
    100.00
    老年
    83.45
  8. 8位 和気町 総人口 13,623人 83.20
    働き世代
    100.00
    老年
    83.22
  9. 9位 真庭市 総人口 42,725人 82.50
    働き世代
    100.00
    老年
    82.47
  10. 10位 鏡野町 総人口 12,062人 79.60
    働き世代
    100.00
    老年
    79.58
  11. 11位 備前市 総人口 32,320人 77.60
    働き世代
    100.00
    老年
    77.61
  12. 12位 矢掛町 総人口 13,414人 77.40
    働き世代
    100.00
    老年
    77.42
  13. 13位 玉野市 総人口 56,531人 75.80
    働き世代
    100.00
    老年
    75.78
  14. 14位 笠岡市 総人口 46,088人 74.20
    働き世代
    100.00
    老年
    74.18
  15. 15位 井原市 総人口 38,384人 71.70
    働き世代
    100.00
    老年
    71.67
  16. 16位 浅口市 総人口 32,772人 70.80
    働き世代
    100.00
    老年
    70.84
  17. 17位 奈義町 総人口 5,578人 69.00
    働き世代
    100.00
    老年
    69.03
  18. 18位 西粟倉村 総人口 1,398人 68.30
    働き世代
    100.00
    老年
    68.28
  19. 19位 赤磐市 総人口 42,661人 64.60
    働き世代
    100.00
    老年
    64.57
  20. 20位 瀬戸内市 総人口 36,048人 64.50
    働き世代
    100.00
    老年
    64.48
  21. 21位 勝央町 総人口 10,888人 59.50
    働き世代
    100.00
    老年
    59.53
  22. 22位 里庄町 総人口 10,950人 57.90
    働き世代
    100.00
    老年
    57.90
  23. 23位 津山市 総人口 99,937人 55.30
    働き世代
    100.00
    老年
    55.30
  24. 24位 倉敷市 総人口 474,592人 50.20
    働き世代
    100.00
    老年
    50.23
  25. 25位 早島町 総人口 12,368人 49.90
    働き世代
    100.00
    老年
    49.89
  26. 26位 総社市 総人口 69,030人 49.60
    働き世代
    100.00
    老年
    49.55
  27. 27位 岡山市 総人口 724,691人 43.70
    働き世代
    100.00
    老年
    43.72

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。岡山県内の上位平均(おおむね90.16)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

岡山県の市区町村 老年人口指数推移

岡山県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 108.10 +9.60
2015年度 98.50 +16.20
2010年度 82.30 +11.40
2005年度 70.90 +8.70
2000年度 62.20 +9.80
1995年度 52.40 +8.00
1990年度 44.40 +4.70
1985年度 39.70 +3.20
1980年度 36.50
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。