沖縄県の市区町村の中で、働き世代人口率が最も高い地域は沖縄県 北大東村(61.90%)です。
上位には、県内の中核市や現役世代の比重が大きい自治体が並んでいます。

沖縄県内41市区町村の働き世代人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は57.18%、沖縄県全体は59.40%で、全国平均(60.10%)を下回っています。1位は沖縄県 北大東村(61.90%)で、全国平均を上回る自治体は県内では11件で、半数未満です。。
働き世代人口率が高くても、総人口が少なければ地域の支え手は限られます。総人口や高齢化率、老年人口指数もあわせて確認してください。
詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

沖縄県の働き世代人口率ランキングの見方

沖縄県の市区町村を対象とした働き世代人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、現役世代の厚みと高齢化の進み方のバランス、全国平均との差に注目すると地域の実態が見えてきます。

働き世代が厚い地域

上位には、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

働き手が薄くなる地域

下位には、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

沖縄県の働き世代人口率ランキング概要

働き世代人口率とは、15〜64歳の人口(働き世代人口)が総人口に占める割合です。 働き手となる世代の厚みを示す指標で、数値が高いほど現役世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

沖縄県全体は59.40%、全国平均は60.10%です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代の割合が相対的に厚く、社会保障や税の支え手が比較的充実している傾向があります。

全41市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は16件、全国平均を上回る市区町村は11件でした。

上位では北大東村浦添市恩納村座間味村西原町などが入り、県内の中核市や産業集積地など、現役世代の割合が相対的に高い自治体が並びやすい傾向があります。

下位では今帰仁村東村粟国村伊江村渡名喜村などが入り、若年層の流出と高齢化が進み、働き世代の割合が低い中山間地域や小規模な町村が並びやすくなります。

沖縄県は、那覇市、沖縄市、うるま市などの主要都市と町村部で働き世代人口率の水準が異なります。都市部では雇用機会の集積により現役世代が厚くなりやすく、町村部では若年層流出の影響が強く出やすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、働き世代人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

沖縄県の働き世代人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 北大東村 総人口 590人 61.90%
    働き世代 61.86% 年少 16.61% 老年 21.53%
  2. 2位 浦添市 総人口 115,690人 61.60%
    働き世代 61.62% 年少 17.05% 老年 20.04% 年齢不詳 1.30%
  3. 3位 恩納村 総人口 10,869人 61.30%
    働き世代 61.30% 年少 14.58% 老年 24.11%
  4. 4位 座間味村 総人口 892人 61.10%
    働き世代 61.10% 年少 17.94% 老年 20.96%
  5. 5位 西原町 総人口 34,984人 61.00%
    働き世代 61.03% 年少 16.11% 老年 21.48% 年齢不詳 1.38%
  6. 6位 読谷村 総人口 41,206人 60.50%
    働き世代 60.55% 年少 17.16% 老年 21.96% 年齢不詳 0.32%
  7. 6位 与那国町 総人口 1,676人 60.50%
    働き世代 60.50% 年少 18.02% 老年 21.48%
  8. 8位 宜野湾市 総人口 100,125人 60.40%
    働き世代 60.42% 年少 16.63% 老年 18.90% 年齢不詳 4.05%
  9. 8位 うるま市 総人口 125,303人 60.40%
    働き世代 60.40% 年少 16.91% 老年 22.39% 年齢不詳 0.31%
  10. 8位 渡嘉敷村 総人口 718人 60.40%
    働き世代 60.45% 年少 19.22% 老年 20.33%
  11. 11位 北谷町 総人口 28,201人 60.20%
    働き世代 60.19% 年少 16.95% 老年 20.44% 年齢不詳 2.41%
  12. 12位 沖縄市 総人口 142,752人 60.00%
    働き世代 60.02% 年少 16.69% 老年 20.21% 年齢不詳 3.08%
  13. 12位 豊見城市 総人口 64,612人 60.00%
    働き世代 59.99% 年少 19.39% 老年 19.70% 年齢不詳 0.93%
  14. 14位 那覇市 総人口 317,625人 59.70%
    働き世代 59.67% 年少 14.53% 老年 22.76% 年齢不詳 3.03%
  15. 14位 南大東村 総人口 1,285人 59.70%
    働き世代 59.69% 年少 15.72% 老年 24.59%
  16. 16位 南風原町 総人口 40,440人 59.60%
    働き世代 59.62% 年少 20.18% 老年 19.44% 年齢不詳 0.76%
  17. 17位 与那原町 総人口 19,695人 59.20%
    働き世代 59.23% 年少 19.04% 老年 19.81% 年齢不詳 1.92%
  18. 18位 石垣市 総人口 47,637人 59.10%
    働き世代 59.14% 年少 17.13% 老年 22.00% 年齢不詳 1.72%
  19. 18位 糸満市 総人口 61,007人 59.10%
    働き世代 59.12% 年少 17.97% 老年 22.16% 年齢不詳 0.75%
  20. 20位 中城村 総人口 22,157人 58.80%
    働き世代 58.77% 年少 17.44% 老年 18.56% 年齢不詳 5.23%
  21. 21位 名護市 総人口 63,554人 58.60%
    働き世代 58.61% 年少 16.58% 老年 21.87% 年齢不詳 2.93%
  22. 21位 北中城村 総人口 17,969人 58.60%
    働き世代 58.59% 年少 16.55% 老年 23.90% 年齢不詳 0.97%
  23. 23位 竹富町 総人口 3,942人 58.50%
    働き世代 58.55% 年少 17.94% 老年 22.96% 年齢不詳 0.56%
  24. 24位 嘉手納町 総人口 13,521人 58.10%
    働き世代 58.15% 年少 17.06% 老年 24.21% 年齢不詳 0.58%
  25. 24位 八重瀬町 総人口 30,941人 58.10%
    働き世代 58.14% 年少 19.32% 老年 22.38% 年齢不詳 0.16%
  26. 26位 南城市 総人口 44,043人 56.20%
    働き世代 56.21% 年少 17.56% 老年 25.90% 年齢不詳 0.32%
  27. 27位 宮古島市 総人口 52,931人 55.80%
    働き世代 55.76% 年少 15.87% 老年 26.60% 年齢不詳 1.77%
  28. 28位 多良間村 総人口 1,058人 55.30%
    働き世代 55.29% 年少 14.18% 老年 30.53%
  29. 29位 久米島町 総人口 7,192人 55.10%
    働き世代 55.13% 年少 14.95% 老年 29.82% 年齢不詳 0.10%
  30. 30位 金武町 総人口 10,806人 54.80%
    働き世代 54.78% 年少 17.34% 老年 27.82% 年齢不詳 0.06%
  31. 31位 宜野座村 総人口 5,833人 54.50%
    働き世代 54.50% 年少 19.84% 老年 25.56% 年齢不詳 0.10%
  32. 32位 伊是名村 総人口 1,322人 53.50%
    働き世代 53.48% 年少 15.66% 老年 30.86%
  33. 33位 伊平屋村 総人口 1,126人 53.10%
    働き世代 53.11% 年少 17.32% 老年 29.57%
  34. 34位 国頭村 総人口 4,517人 52.70%
    働き世代 52.69% 年少 13.00% 老年 34.31%
  35. 35位 本部町 総人口 12,530人 52.30%
    働き世代 52.25% 年少 14.33% 老年 32.78% 年齢不詳 0.64%
  36. 36位 大宜味村 総人口 3,092人 51.60%
    働き世代 51.55% 年少 11.35% 老年 37.06% 年齢不詳 0.03%
  37. 37位 今帰仁村 総人口 8,894人 51.00%
    働き世代 51.02% 年少 15.01% 老年 33.94% 年齢不詳 0.02%
  38. 38位 東村 総人口 1,598人 50.90%
    働き世代 50.88% 年少 12.39% 老年 36.73%
  39. 39位 粟国村 総人口 683人 50.70%
    働き世代 50.66% 年少 12.01% 老年 36.31% 年齢不詳 1.02%
  40. 40位 伊江村 総人口 4,118人 50.30%
    働き世代 50.29% 年少 15.13% 老年 34.58%
  41. 40位 渡名喜村 総人口 346人 50.30%
    働き世代 50.29% 年少 8.38% 老年 41.33%

棒グラフを見ると、働き世代人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。沖縄県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

沖縄県の市区町村 働き世代人口率推移

沖縄県の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

働き世代人口率
2020年度 29.70% -1.40pt
2015年度 31.10% -1.10pt
2010年度 32.20% -0.40pt
2005年度 32.60% -0.10pt
2000年度 32.70% -0.40pt
1995年度 33.10% +0.70pt
1990年度 32.40% +0.40pt
1985年度 32.00% +0.60pt
1980年度 31.40%
全国の市区町村の働き世代人口率推移グラフ

働き世代人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における働き世代人口率の平均は57.81%です。

上位には、県内の中核市や産業・雇用の集積がある地域など、働き世代の割合が高い自治体が多く見られます。県内の経済活動の中心と、年齢構成の現役世代の厚みが対応しやすい傾向があります。

一方で下位には、若年層の流出と高齢化が進む町村が並び、働き手世代の薄さが指標に表れやすくなります。働き世代人口率が低い地域では、医療・介護需要とのバランスにも留意が必要です。

働き世代人口率と総人口・高齢化率・老年人口指数をあわせると、県内の労働力と社会保障負担の実態をより正確に把握できます。