沖縄県の市区町村の中で、年少人口率が最も高い地域は沖縄県 南風原町(20.20%)です。
上位には、県内でも子育て世帯の比重が高い町村や、人口規模の大きい市が並んでいます。

沖縄県内41市区町村の年少人口率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は16.26%、沖縄県全体は16.60%で、全国平均(11.90%)を上回っています。1位は沖縄県 南風原町(20.20%)で、全国平均を上回る自治体は県内で39件あります。。
年少人口率だけでは、働き世代の規模や将来の人口動態までは分かりません。出生率や年少人口指数もあわせて確認すると、地域の将来像がより明確になります。
詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

沖縄県の年少人口率ランキングの見方

沖縄県の市区町村を対象とした年少人口率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、県全体の水準と全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目すると地域の特徴が見えてきます。

県内で子どもの割合が高い地域

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

少子化の影響が強い地域

下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

各指標の意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

沖縄県の年少人口率ランキング概要

年少人口率とは、15歳未満の人口が総人口に占める割合です。 子どもの比重を示す指標で、数値が高いほど若い世代の割合が相対的に大きい地域といえます。

沖縄県全体は16.60%、全国平均は11.90%です。

県平均を上回る市区町村は、子ども世代の比重が相対的に大きく、将来的な人口の厚みや子育て関連需要が見込まれる傾向があります。

全41市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は21件、全国平均を上回る市区町村は39件でした。

上位では南風原町宜野座村豊見城市八重瀬町渡嘉敷村などが入り、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市・ベッドタウン型の自治体など、子どもの割合が相対的に高い地域が並びやすい傾向があります。

下位では国頭村東村粟国村大宜味村渡名喜村などが入り、過疎化と高齢化が進む町村や、総人口に対する子どもの割合が小さくなっている地域が並びやすく、県内の人口動態の差を示します。

沖縄県は、那覇市、沖縄市、うるま市などの主要都市と町村部で年少人口率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きい一方、町村部では子育て世帯の構成比の違いが順位に強く表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、年少人口率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

沖縄県の年少人口率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 南風原町 総人口 40,440人 20.20%
    年少 20.18% 働き世代 59.62% 老年 19.44% 年齢不詳 0.76%
  2. 2位 宜野座村 総人口 5,833人 19.80%
    年少 19.84% 働き世代 54.50% 老年 25.56% 年齢不詳 0.10%
  3. 3位 豊見城市 総人口 64,612人 19.40%
    年少 19.39% 働き世代 59.99% 老年 19.70% 年齢不詳 0.93%
  4. 4位 八重瀬町 総人口 30,941人 19.30%
    年少 19.32% 働き世代 58.14% 老年 22.38% 年齢不詳 0.16%
  5. 5位 渡嘉敷村 総人口 718人 19.20%
    年少 19.22% 働き世代 60.45% 老年 20.33%
  6. 6位 与那原町 総人口 19,695人 19.00%
    年少 19.04% 働き世代 59.23% 老年 19.81% 年齢不詳 1.92%
  7. 7位 糸満市 総人口 61,007人 18.00%
    年少 17.97% 働き世代 59.12% 老年 22.16% 年齢不詳 0.75%
  8. 7位 与那国町 総人口 1,676人 18.00%
    年少 18.02% 働き世代 60.50% 老年 21.48%
  9. 9位 座間味村 総人口 892人 17.90%
    年少 17.94% 働き世代 61.10% 老年 20.96%
  10. 9位 竹富町 総人口 3,942人 17.90%
    年少 17.94% 働き世代 58.55% 老年 22.96% 年齢不詳 0.56%
  11. 11位 南城市 総人口 44,043人 17.60%
    年少 17.56% 働き世代 56.21% 老年 25.90% 年齢不詳 0.32%
  12. 12位 中城村 総人口 22,157人 17.40%
    年少 17.44% 働き世代 58.77% 老年 18.56% 年齢不詳 5.23%
  13. 13位 金武町 総人口 10,806人 17.30%
    年少 17.34% 働き世代 54.78% 老年 27.82% 年齢不詳 0.06%
  14. 13位 伊平屋村 総人口 1,126人 17.30%
    年少 17.32% 働き世代 53.11% 老年 29.57%
  15. 15位 読谷村 総人口 41,206人 17.20%
    年少 17.16% 働き世代 60.55% 老年 21.96% 年齢不詳 0.32%
  16. 16位 石垣市 総人口 47,637人 17.10%
    年少 17.13% 働き世代 59.14% 老年 22.00% 年齢不詳 1.72%
  17. 16位 嘉手納町 総人口 13,521人 17.10%
    年少 17.06% 働き世代 58.15% 老年 24.21% 年齢不詳 0.58%
  18. 18位 浦添市 総人口 115,690人 17.00%
    年少 17.05% 働き世代 61.62% 老年 20.04% 年齢不詳 1.30%
  19. 19位 うるま市 総人口 125,303人 16.90%
    年少 16.91% 働き世代 60.40% 老年 22.39% 年齢不詳 0.31%
  20. 19位 北谷町 総人口 28,201人 16.90%
    年少 16.95% 働き世代 60.19% 老年 20.44% 年齢不詳 2.41%
  21. 21位 沖縄市 総人口 142,752人 16.70%
    年少 16.69% 働き世代 60.02% 老年 20.21% 年齢不詳 3.08%
  22. 22位 宜野湾市 総人口 100,125人 16.60%
    年少 16.63% 働き世代 60.42% 老年 18.90% 年齢不詳 4.05%
  23. 22位 名護市 総人口 63,554人 16.60%
    年少 16.58% 働き世代 58.61% 老年 21.87% 年齢不詳 2.93%
  24. 22位 北大東村 総人口 590人 16.60%
    年少 16.61% 働き世代 61.86% 老年 21.53%
  25. 25位 北中城村 総人口 17,969人 16.50%
    年少 16.55% 働き世代 58.59% 老年 23.90% 年齢不詳 0.97%
  26. 26位 西原町 総人口 34,984人 16.10%
    年少 16.11% 働き世代 61.03% 老年 21.48% 年齢不詳 1.38%
  27. 27位 宮古島市 総人口 52,931人 15.90%
    年少 15.87% 働き世代 55.76% 老年 26.60% 年齢不詳 1.77%
  28. 28位 南大東村 総人口 1,285人 15.70%
    年少 15.72% 働き世代 59.69% 老年 24.59%
  29. 28位 伊是名村 総人口 1,322人 15.70%
    年少 15.66% 働き世代 53.48% 老年 30.86%
  30. 30位 伊江村 総人口 4,118人 15.10%
    年少 15.13% 働き世代 50.29% 老年 34.58%
  31. 31位 今帰仁村 総人口 8,894人 15.00%
    年少 15.01% 働き世代 51.02% 老年 33.94% 年齢不詳 0.02%
  32. 32位 久米島町 総人口 7,192人 14.90%
    年少 14.95% 働き世代 55.13% 老年 29.82% 年齢不詳 0.10%
  33. 33位 恩納村 総人口 10,869人 14.60%
    年少 14.58% 働き世代 61.30% 老年 24.11%
  34. 34位 那覇市 総人口 317,625人 14.50%
    年少 14.53% 働き世代 59.67% 老年 22.76% 年齢不詳 3.03%
  35. 35位 本部町 総人口 12,530人 14.30%
    年少 14.33% 働き世代 52.25% 老年 32.78% 年齢不詳 0.64%
  36. 36位 多良間村 総人口 1,058人 14.20%
    年少 14.18% 働き世代 55.29% 老年 30.53%
  37. 37位 国頭村 総人口 4,517人 13.00%
    年少 13.00% 働き世代 52.69% 老年 34.31%
  38. 38位 東村 総人口 1,598人 12.40%
    年少 12.39% 働き世代 50.88% 老年 36.73%
  39. 39位 粟国村 総人口 683人 12.00%
    年少 12.01% 働き世代 50.66% 老年 36.31% 年齢不詳 1.02%
  40. 40位 大宜味村 総人口 3,092人 11.40%
    年少 11.35% 働き世代 51.55% 老年 37.06% 年齢不詳 0.03%
  41. 41位 渡名喜村 総人口 346人 8.40%
    年少 8.38% 働き世代 50.29% 老年 41.33%

棒グラフを見ると、年少人口率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。沖縄県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

沖縄県の市区町村 年少人口率推移

沖縄県の市区町村(ランキング対象)における年少人口率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

年少人口率
2020年度 16.60% -0.60pt
2015年度 17.20% -0.50pt
2010年度 17.70% -1.00pt
2005年度 18.70% -1.30pt
2000年度 20.00% -2.10pt
1995年度 22.10% -2.40pt
1990年度 24.50% -2.90pt
1985年度 27.40% -2.00pt
1980年度 29.40%
全国の市区町村の年少人口率推移グラフ

年少人口率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における年少人口率の平均は11.86%です。

上位には、子育て世帯の流入がある町村や、県内の中核市など、子どもの割合が相対的に高い自治体が多く見られます。人口規模が小さくても若い人口構成を保つ地域は、県内でも注目に値します。

一方で下位には、過疎化と高齢化が進む町村や、少子化の影響で子どもの割合が小さくなっている地域が並びます。県内最大の市であっても、全国平均を下回るケースがある点にも注意が必要です。

県内の順位だけでなく全国平均との比較と、出生率・総人口・年少人口指数をあわせると、その地域の子育て環境や将来の人口動態まで読み解けます。