栃木県の市区町村の中で、高齢化率が最も高い地域は栃木県 茂木町(42.70%)です。
上位には、過疎化が進む町村や高齢者の割合が大きい自治体が並んでいます。

栃木県内25市区町村の高齢化率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は31.35%、栃木県全体は28.70%で、全国平均(28.00%)を上回っています。1位は栃木県 茂木町(42.70%)で、全国平均を上回る自治体は県内で17件あります。。
高齢化率が高い地域は、人口減少や労働力不足の影響を受けやすい傾向がありますが、必ずしも「住みにくい地域」というわけではありません。医療や福祉が充実している地域や、移住先として人気のある地域では、高齢化率が高くなるケースもあります。
詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

栃木県の全国の市区町村における高齢化率ランキングの見方

全国約25の市区町村を対象とした、最新の「高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)」ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、どの自治体で高齢化が進行しているのか、日本全体の縮図をひと目で把握できます。

県内ランキングでは、高齢化の進み具合の地域差と全国平均との位置づけに注目すると、県内の人口課題が見えてきます。

高齢化が進む地域

上位には、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

相対的に若い構成の地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

栃木県の高齢化率ランキング概要

高齢化率とは、65歳以上の人口が総人口に占める割合です。 高齢者の比重を示す指標で、数値が高いほど高齢化が進んでいる地域といえます。

栃木県全体は28.70%、全国平均は28.00%です。

県平均を上回る市区町村は、高齢者の比重が相対的に大きく、医療・介護・生活支援の需要が高まりやすい傾向があります。

全25市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は17件、全国平均を上回る市区町村は17件でした。

上位では茂木町那須町塩谷町那珂川町那須烏山市などが入り、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では高根沢町小山市下野市宇都宮市上三川町などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

栃木県は、宇都宮市、小山市、栃木市などの主要都市と町村部で高齢化率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きく高齢者の絶対数も多い一方、町村部では高齢化の進み方がより顕著に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

栃木県の高齢化率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 茂木町 総人口 11,891人 42.70%
    老年 42.66% 働き世代 48.86% 年少 8.29% 年齢不詳 0.19%
  2. 2位 那須町 総人口 23,956人 40.40%
    老年 40.45% 働き世代 49.53% 年少 8.99% 年齢不詳 1.03%
  3. 3位 塩谷町 総人口 10,354人 40.10%
    老年 40.15% 働き世代 51.01% 年少 8.83% 年齢不詳 0.01%
  4. 4位 那珂川町 総人口 15,215人 39.60%
    老年 39.63% 働き世代 51.76% 年少 8.44% 年齢不詳 0.18%
  5. 5位 那須烏山市 総人口 24,875人 37.50%
    老年 37.51% 働き世代 52.96% 年少 9.52%
  6. 6位 日光市 総人口 77,661人 35.90%
    老年 35.86% 働き世代 53.62% 年少 9.54% 年齢不詳 0.97%
  7. 7位 矢板市 総人口 31,165人 33.20%
    老年 33.16% 働き世代 55.69% 年少 10.41% 年齢不詳 0.74%
  8. 8位 足利市 総人口 144,746人 32.50%
    老年 32.49% 働き世代 55.71% 年少 10.48% 年齢不詳 1.32%
  9. 8位 野木町 総人口 24,913人 32.50%
    老年 32.49% 働き世代 55.78% 年少 11.67% 年齢不詳 0.05%
  10. 10位 益子町 総人口 21,898人 32.20%
    老年 32.15% 働き世代 55.69% 年少 11.27% 年齢不詳 0.89%
  11. 11位 芳賀町 総人口 14,961人 32.00%
    老年 31.96% 働き世代 54.67% 年少 12.98% 年齢不詳 0.39%
  12. 12位 栃木市 総人口 155,549人 31.60%
    老年 31.62% 働き世代 56.49% 年少 11.14% 年齢不詳 0.76%
  13. 13位 佐野市 総人口 116,228人 30.60%
    老年 30.65% 働き世代 56.93% 年少 11.19% 年齢不詳 1.23%
  14. 14位 鹿沼市 総人口 94,033人 30.30%
    老年 30.31% 働き世代 57.37% 年少 11.71% 年齢不詳 0.60%
  15. 15位 市貝町 総人口 11,262人 29.50%
    老年 29.45% 働き世代 58.32% 年少 11.27% 年齢不詳 0.96%
  16. 16位 壬生町 総人口 39,474人 29.00%
    老年 28.99% 働き世代 57.20% 年少 11.86% 年齢不詳 1.96%
  17. 17位 大田原市 総人口 72,087人 28.80%
    老年 28.75% 働き世代 57.35% 年少 11.34% 年齢不詳 2.56%
  18. 18位 那須塩原市 総人口 115,210人 27.80%
    老年 27.79% 働き世代 57.82% 年少 12.38% 年齢不詳 2.00%
  19. 19位 真岡市 総人口 78,190人 27.10%
    老年 27.13% 働き世代 58.77% 年少 13.05% 年齢不詳 1.05%
  20. 20位 さくら市 総人口 44,513人 26.40%
    老年 26.36% 働き世代 59.69% 年少 13.51% 年齢不詳 0.44%
  21. 21位 高根沢町 総人口 29,229人 25.30%
    老年 25.35% 働き世代 61.59% 年少 11.88% 年齢不詳 1.19%
  22. 22位 小山市 総人口 166,666人 25.10%
    老年 25.07% 働き世代 60.67% 年少 12.56% 年齢不詳 1.70%
  23. 22位 下野市 総人口 59,507人 25.10%
    老年 25.06% 働き世代 58.53% 年少 11.78% 年齢不詳 4.63%
  24. 24位 宇都宮市 総人口 518,757人 25.00%
    老年 25.03% 働き世代 59.21% 年少 12.58% 年齢不詳 3.18%
  25. 25位 上三川町 総人口 30,806人 23.60%
    老年 23.57% 働き世代 61.59% 年少 13.22% 年齢不詳 1.62%

棒グラフを見ると、高齢化率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。栃木県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

栃木県の市区町村 高齢化率推移

栃木県の市区町村(ランキング対象)における高齢化率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

高齢化率
2020年度 28.70% +2.90pt
2015年度 25.80% +4.00pt
2010年度 21.80% +2.40pt
2005年度 19.40% +2.20pt
2000年度 17.20% +2.40pt
1995年度 14.80% +2.50pt
1990年度 12.30% +1.80pt
1985年度 10.50% +1.20pt
1980年度 9.30%
全国の市区町村の高齢化率推移グラフ

高齢化率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における高齢化率の平均は28.01%です。

上位には、若年層の流出と出生減少が同時に進む過疎地域や中山間の町村が多く、高齢者の割合が高い自治体が並びます。人口規模が小さいほど、年齢構成の変化が指標に強く反映されやすい点も県内格差の特徴です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びます。ただし、県全体の高齢化水準と全国平均との差もあわせて確認する必要があります。

高齢化率と若年人口率・働き世代人口率をあわせると、県内の人口動態と将来の社会保障需要をより正確に把握できます。