高知県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は高知県 大豊町(164.40)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

高知県内34市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は96.10、高知県全体は66.80で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は高知県 大豊町(164.40)で、全国平均を上回る自治体は県内で34件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

高知県の老年人口指数ランキングの見方

高知県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

高知県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

高知県全体は66.80、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全34市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は31件、全国平均を上回る市区町村は34件でした。

上位では大豊町仁淀川町室戸市土佐清水市東洋町などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では四万十市土佐市香南市南国市高知市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

高知県は、高知市、南国市、四万十市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

高知県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 大豊町 総人口 3,252人 164.40
    働き世代
    100.00
    老年
    164.40
  2. 2位 仁淀川町 総人口 4,827人 150.00
    働き世代
    100.00
    老年
    150.00
  3. 3位 室戸市 総人口 11,742人 124.50
    働き世代
    100.00
    老年
    124.54
  4. 4位 土佐清水市 総人口 12,388人 119.90
    働き世代
    100.00
    老年
    119.90
  5. 5位 東洋町 総人口 2,194人 118.10
    働き世代
    100.00
    老年
    118.10
  6. 6位 土佐町 総人口 3,753人 113.40
    働き世代
    100.00
    老年
    113.41
  7. 7位 大月町 総人口 4,434人 111.80
    働き世代
    100.00
    老年
    111.82
  8. 8位 中土佐町 総人口 6,002人 111.30
    働き世代
    100.00
    老年
    111.26
  9. 9位 本山町 総人口 3,261人 109.90
    働き世代
    100.00
    老年
    109.94
  10. 10位 檮原町 総人口 3,307人 105.20
    働き世代
    100.00
    老年
    105.15
  11. 11位 越知町 総人口 5,187人 105.10
    働き世代
    100.00
    老年
    105.08
  12. 12位 奈半利町 総人口 3,034人 104.80
    働き世代
    100.00
    老年
    104.80
  13. 13位 三原村 総人口 1,437人 102.90
    働き世代
    100.00
    老年
    102.89
  14. 14位 津野町 総人口 5,291人 101.60
    働き世代
    100.00
    老年
    101.57
  15. 15位 安田町 総人口 2,370人 101.10
    働き世代
    100.00
    老年
    101.12
  16. 16位 四万十町 総人口 15,607人 98.80
    働き世代
    100.00
    老年
    98.84
  17. 17位 黒潮町 総人口 10,262人 97.00
    働き世代
    100.00
    老年
    96.99
  18. 18位 北川村 総人口 1,146人 93.70
    働き世代
    100.00
    老年
    93.69
  19. 19位 日高村 総人口 4,812人 89.90
    働き世代
    100.00
    老年
    89.86
  20. 20位 田野町 総人口 2,498人 89.70
    働き世代
    100.00
    老年
    89.68
  21. 21位 大川村 総人口 366人 87.70
    働き世代
    100.00
    老年
    87.72
  22. 22位 佐川町 総人口 12,323人 85.50
    働き世代
    100.00
    老年
    85.50
  23. 23位 馬路村 総人口 745人 85.20
    働き世代
    100.00
    老年
    85.20
  24. 24位 安芸市 総人口 16,243人 83.60
    働き世代
    100.00
    老年
    83.59
  25. 25位 芸西村 総人口 3,694人 82.40
    働き世代
    100.00
    老年
    82.45
  26. 26位 須崎市 総人口 20,590人 82.10
    働き世代
    100.00
    老年
    82.11
  27. 27位 宿毛市 総人口 19,033人 80.00
    働き世代
    100.00
    老年
    80.00
  28. 28位 いの町 総人口 21,374人 78.40
    働き世代
    100.00
    老年
    78.36
  29. 29位 香美市 総人口 26,513人 75.80
    働き世代
    100.00
    老年
    75.82
  30. 30位 四万十市 総人口 32,694人 72.50
    働き世代
    100.00
    老年
    72.53
  31. 31位 土佐市 総人口 25,732人 71.00
    働き世代
    100.00
    老年
    70.98
  32. 32位 香南市 総人口 32,207人 59.40
    働き世代
    100.00
    老年
    59.44
  33. 33位 南国市 総人口 46,664人 58.20
    働き世代
    100.00
    老年
    58.19
  34. 34位 高知市 総人口 326,545人 52.40
    働き世代
    100.00
    老年
    52.42

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。高知県内の上位平均(おおむね135.38)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

高知県の市区町村 老年人口指数推移

高知県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 133.50 +15.20
2015年度 118.30 +20.80
2010年度 97.50 +12.80
2005年度 84.70 +9.40
2000年度 75.30 +11.00
1995年度 64.30 +11.50
1990年度 52.80 +8.40
1985年度 44.40 +4.60
1980年度 39.80
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。