高知県の市区町村の中で、高齢化率が最も高い地域は高知県 大豊町(58.60%)です。
上位には、過疎化が進む町村や高齢者の割合が大きい自治体が並んでいます。

高知県内34市区町村の高齢化率を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は43.69%、高知県全体は35.00%で、全国平均(28.00%)を上回っています。1位は高知県 大豊町(58.60%)で、全国平均を上回る自治体は県内で34件あります。。
高齢化率が高い地域は、人口減少や労働力不足の影響を受けやすい傾向がありますが、必ずしも「住みにくい地域」というわけではありません。医療や福祉が充実している地域や、移住先として人気のある地域では、高齢化率が高くなるケースもあります。
詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

高知県の全国の市区町村における高齢化率ランキングの見方

全国約34の市区町村を対象とした、最新の「高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合)」ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、どの自治体で高齢化が進行しているのか、日本全体の縮図をひと目で把握できます。

県内ランキングでは、高齢化の進み具合の地域差と全国平均との位置づけに注目すると、県内の人口課題が見えてきます。

高齢化が進む地域

上位には、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

相対的に若い構成の地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

高知県の高齢化率ランキング概要

高齢化率とは、65歳以上の人口が総人口に占める割合です。 高齢者の比重を示す指標で、数値が高いほど高齢化が進んでいる地域といえます。

高知県全体は35.00%、全国平均は28.00%です。

県平均を上回る市区町村は、高齢者の比重が相対的に大きく、医療・介護・生活支援の需要が高まりやすい傾向があります。

全34市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は31件、全国平均を上回る市区町村は34件でした。

上位では大豊町仁淀川町室戸市東洋町土佐清水市などが入り、若年層の流出と出生減少が進む過疎地域や中山間の町村など、高齢者の割合が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では土佐市四万十市香南市南国市高知市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びやすくなります。

高知県は、高知市、南国市、四万十市などの主要都市と町村部で高齢化率の水準が異なります。都市部では総人口規模が大きく高齢者の絶対数も多い一方、町村部では高齢化の進み方がより顕著に表れやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、高齢化率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

高知県の高齢化率ランキング結果

※棒グラフ内の「働き世代」「年少」「老年」は、それぞれ正しくは「働き世代人口率」「年少人口比率」「老年人口比率」を示しています。
※総人口に対する割合のため、年齢不詳人口がある市区町村では4区分の合計が100%にならない場合があります。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 大豊町 総人口 3,252人 58.60%
    老年 58.64% 働き世代 35.67% 年少 5.63% 年齢不詳 0.06%
  2. 2位 仁淀川町 総人口 4,827人 55.60%
    老年 55.62% 働き世代 37.08% 年少 7.19% 年齢不詳 0.10%
  3. 3位 室戸市 総人口 11,742人 51.40%
    老年 51.44% 働き世代 41.30% 年少 6.82% 年齢不詳 0.43%
  4. 4位 東洋町 総人口 2,194人 50.90%
    老年 50.87% 働き世代 43.07% 年少 6.06%
  5. 5位 土佐清水市 総人口 12,388人 50.50%
    老年 50.52% 働き世代 42.14% 年少 7.22% 年齢不詳 0.11%
  6. 6位 大月町 総人口 4,434人 49.10%
    老年 49.08% 働き世代 43.89% 年少 7.04%
  7. 7位 中土佐町 総人口 6,002人 48.20%
    老年 48.23% 働き世代 43.35% 年少 8.36% 年齢不詳 0.05%
  8. 8位 土佐町 総人口 3,753人 48.00%
    老年 47.99% 働き世代 42.31% 年少 9.67% 年齢不詳 0.03%
  9. 9位 本山町 総人口 3,261人 47.80%
    老年 47.84% 働き世代 43.51% 年少 8.59% 年齢不詳 0.06%
  10. 10位 越知町 総人口 5,187人 47.10%
    老年 47.06% 働き世代 44.79% 年少 8.12% 年齢不詳 0.04%
  11. 11位 三原村 総人口 1,437人 47.00%
    老年 47.04% 働き世代 45.72% 年少 7.24%
  12. 12位 奈半利町 総人口 3,034人 46.70%
    老年 46.74% 働き世代 44.59% 年少 8.37% 年齢不詳 0.30%
  13. 13位 檮原町 総人口 3,307人 46.30%
    老年 46.30% 働き世代 44.03% 年少 9.68%
  14. 14位 安田町 総人口 2,370人 45.60%
    老年 45.61% 働き世代 45.11% 年少 8.86% 年齢不詳 0.42%
  15. 15位 津野町 総人口 5,291人 45.10%
    老年 45.13% 働き世代 44.43% 年少 10.43%
  16. 16位 黒潮町 総人口 10,262人 45.00%
    老年 44.96% 働き世代 46.36% 年少 8.68%
  17. 17位 四万十町 総人口 15,607人 44.70%
    老年 44.72% 働き世代 45.24% 年少 9.48% 年齢不詳 0.56%
  18. 18位 北川村 総人口 1,146人 44.10%
    老年 44.07% 働き世代 47.03% 年少 8.90%
  19. 19位 日高村 総人口 4,812人 43.10%
    老年 43.08% 働き世代 47.94% 年少 8.98%
  20. 20位 田野町 総人口 2,498人 42.40%
    老年 42.43% 働き世代 47.32% 年少 9.41% 年齢不詳 0.84%
  21. 21位 大川村 総人口 366人 41.00%
    老年 40.98% 働き世代 46.72% 年少 12.30%
  22. 21位 佐川町 総人口 12,323人 41.00%
    老年 41.05% 働き世代 48.01% 年少 10.77% 年齢不詳 0.18%
  23. 23位 安芸市 総人口 16,243人 40.90%
    老年 40.87% 働き世代 48.89% 年少 9.17% 年齢不詳 1.07%
  24. 23位 馬路村 総人口 745人 40.90%
    老年 40.94% 働き世代 48.05% 年少 11.01%
  25. 25位 須崎市 総人口 20,590人 40.60%
    老年 40.58% 働き世代 49.43% 年少 9.42% 年齢不詳 0.57%
  26. 26位 芸西村 総人口 3,694人 40.30%
    老年 40.31% 働き世代 48.89% 年少 10.80%
  27. 27位 いの町 総人口 21,374人 39.30%
    老年 39.32% 働き世代 50.18% 年少 9.55% 年齢不詳 0.95%
  28. 28位 宿毛市 総人口 19,033人 38.70%
    老年 38.71% 働き世代 48.38% 年少 10.40% 年齢不詳 2.51%
  29. 29位 香美市 総人口 26,513人 38.20%
    老年 38.18% 働き世代 50.36% 年少 9.93% 年齢不詳 1.53%
  30. 30位 土佐市 総人口 25,732人 36.80%
    老年 36.78% 働き世代 51.81% 年少 11.04% 年齢不詳 0.37%
  31. 30位 四万十市 総人口 32,694人 36.80%
    老年 36.76% 働き世代 50.68% 年少 11.15% 年齢不詳 1.41%
  32. 32位 香南市 総人口 32,207人 32.50%
    老年 32.45% 働き世代 54.60% 年少 12.26% 年齢不詳 0.69%
  33. 33位 南国市 総人口 46,664人 31.80%
    老年 31.82% 働き世代 54.69% 年少 12.07% 年齢不詳 1.41%
  34. 34位 高知市 総人口 326,545人 29.40%
    老年 29.37% 働き世代 56.03% 年少 11.68% 年齢不詳 2.92%

棒グラフを見ると、高齢化率は自治体間の差が比較的小さく、全体的に近い水準で分布しています。高知県内でも大きな突出は少なく、県全体の水準感を把握しやすい構成です。

高知県の市区町村 高齢化率推移

高知県の市区町村(ランキング対象)における高齢化率が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

高齢化率
2020年度 35.00% +2.50pt
2015年度 32.50% +4.00pt
2010年度 28.50% +2.60pt
2005年度 25.90% +2.30pt
2000年度 23.60% +3.00pt
1995年度 20.60% +3.40pt
1990年度 17.20% +2.70pt
1985年度 14.50% +1.40pt
1980年度 13.10%
全国の市区町村の高齢化率推移グラフ

高齢化率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における高齢化率の平均は28.01%です。

上位には、若年層の流出と出生減少が同時に進む過疎地域や中山間の町村が多く、高齢者の割合が高い自治体が並びます。人口規模が小さいほど、年齢構成の変化が指標に強く反映されやすい点も県内格差の特徴です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、高齢化率が県内で相対的に低い自治体が並びます。ただし、県全体の高齢化水準と全国平均との差もあわせて確認する必要があります。

高齢化率と若年人口率・働き世代人口率をあわせると、県内の人口動態と将来の社会保障需要をより正確に把握できます。