長崎県の市区町村の中で、離婚率が最も高い地域は長崎県 佐々町(2.59‰)です。
上位には、世帯再編の動きが相対的に活発な自治体が並んでいます。

長崎県内21市区町村の離婚率を比較すると、長崎県内市区町村の離婚率の平均は1.40‰で、全国平均(1.53‰)を下回っています。1位は長崎県 佐々町(2.59‰)で、全国平均を上回る自治体は県内では9件で、半数未満です。。
離婚率は婚姻率や片親世帯割合とあわせて見ると、地域の世帯構成の特徴がより明確になります。
詳しい意味や計算方法は、離婚率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

長崎県の離婚率ランキングの見方

長崎県の市区町村を対象とした離婚率ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、世帯再編の活発さと全国平均との差、上位・下位の自治体タイプの違いに注目できます。

離婚率が相対的に高い地域

上位には、婚姻件数が多く世帯再編の動きが活発な市や、離婚件数の変動が指標に反映されやすい自治体が並びやすい傾向があります。

離婚率が低い地域

下位には、婚姻・離婚件数そのものが少ない小規模町村が並びやすく、人口規模の小ささが順位に影響しやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、離婚率の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

長崎県の離婚率ランキング概要

離婚件数と総人口から求めた粗離婚率を比較することで、地域ごとの婚姻の安定性や世帯再編の違いを確認できます。

離婚率(粗離婚率)は、離婚件数 ÷ 総人口 × 1000で求めます。ランキング表の右側には離婚件数も併記しています。

長崎県内の市区町村の離婚率の平均は1.40‰です。

一方全国平均は1.53‰となっています。

全21市区町村のうち、全国平均を上回る市区町村は9件でした。

県内平均を上回る市区町村は、世帯再編の動きが相対的に活発な地域です。婚姻率や片親世帯割合とあわせて確認してください。

上位では佐々町佐世保市小値賀町壱岐市時津町などが入り、婚姻件数が多く世帯再編の動きが活発な市や、離婚件数の変動が指標に反映されやすい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では南島原市波佐見町西海市雲仙市東彼杵町などが入り、婚姻・離婚件数の規模が大きい都市部や、世帯再編の影響が強い市など、離婚率が相対的に低い傾向が並びやすくなります。

長崎県は、長崎市、佐世保市、諫早市などの主要都市と町村部で離婚率の水準が異なります。都市部では婚姻・離婚件数の規模が大きく、町村部では件数そのものが少ないため変動が出やすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、離婚率の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

長崎県の離婚率ランキング結果

※棒グラフは長崎県内で最も離婚率が高い自治体を100%とした相対表示です。

  1. 1位 佐々町 離婚件数 36人 2.59‰
    2.59‰
  2. 2位 佐世保市 離婚件数 429人 1.76‰
    1.76‰
  3. 3位 小値賀町 離婚件数 4人 1.75‰
    1.75‰
  4. 4位 壱岐市 離婚件数 42人 1.68‰
    1.68‰
  5. 5位 時津町 離婚件数 48人 1.64‰
    1.64‰
  6. 6位 大村市 離婚件数 155人 1.62‰
    1.62‰
  7. 7位 対馬市 離婚件数 45人 1.58‰
    1.58‰
  8. 8位 川棚町 離婚件数 21人 1.57‰
    1.57‰
  9. 9位 諫早市 離婚件数 209人 1.56‰
    1.56‰
  10. 10位 長崎市 離婚件数 614人 1.50‰
    1.50‰
  11. 11位 島原市 離婚件数 64人 1.48‰
    1.48‰
  12. 12位 松浦市 離婚件数 29人 1.36‰
    1.36‰
  13. 13位 長与町 離婚件数 55人 1.35‰
    1.35‰
  14. 14位 新上五島町 離婚件数 23人 1.31‰
    1.31‰
  15. 15位 五島市 離婚件数 43人 1.25‰
    1.25‰
  16. 16位 平戸市 離婚件数 32人 1.09‰
    1.09‰
  17. 16位 南島原市 離婚件数 46人 1.09‰
    1.09‰
  18. 18位 波佐見町 離婚件数 15人 1.05‰
    1.05‰
  19. 19位 西海市 離婚件数 25人 0.95‰
    0.95‰
  20. 19位 雲仙市 離婚件数 39人 0.95‰
    0.95‰
  21. 21位 東彼杵町 離婚件数 2人 0.26‰
    0.26‰

棒グラフを見ると、離婚率は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。長崎県内の上位平均(おおむね1.88)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

長崎県の市区町村 離婚率推移

長崎県の市区町村(ランキング対象)における離婚率と離婚件数が、国勢調査の5年ごとの時点でどのように変化してきたかを確認できます。

離婚率 離婚件数
2020年度 1.51‰ -0.16pt 1,976 -328
2015年度 1.67‰ -0.09pt 2,304 -211
2010年度 1.76‰ -0.25pt 2,515 -461
2005年度 2.01‰ +0.09pt 2,976 +70
2000年度 1.92‰ +0.39pt 2,906 +545
1995年度 1.53‰ +0.30pt 2,361 +439
1990年度 1.23‰ -0.22pt 1,922 -382
1985年度 1.45‰ +0.21pt 2,304 +339
1980年度 1.24‰ 1,965
全国の市区町村の離婚率推移グラフ

離婚率ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における離婚率の平均は1.53‰です。

上位には、婚姻件数の多さや世帯再編の活発さが相対的に大きい自治体が多く見られます。県内の中核市では、婚姻・離婚件数の規模そのものが指標に影響しやすい傾向があります。

一方で下位には、小規模な町村が多く、婚姻・離婚件数そのものが少ないため離婚率が低く出やすい自治体が並びます。件数ベースの指標であるため、人口規模の読み取りが重要です。

離婚率は婚姻率や片親世帯割合とあわせて見ると、県内の世帯構成の特徴がより明確になります。