長崎県の市区町村の中で、老年人口指数が最も高い地域は長崎県 小値賀町(124.90)です。
上位には、働き手世代に対する高齢者の比重が大きい中山間地域の自治体が並んでいます。

長崎県内21市区町村の老年人口指数を比較すると、市区町村の平均(単純平均)は70.32、長崎県全体は60.90で、全国平均(46.60)を上回っています。1位は長崎県 小値賀町(124.90)で、全国平均を上回る自治体は県内で19件あります。。
老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、地域の高齢化の「重さ」まで把握できます。
詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)( https://www.e-stat.go.jp/ )「社会・人口統計体系 / 市区町村データ / 都道府県データ」(総務省)を加工して作成。
※掲載データは公開されている最新2020年の国勢調査の確定値をもとにしており、2025年調査の公表後に順次更新予定です。

長崎県の老年人口指数ランキングの見方

長崎県の市区町村を対象とした老年人口指数ランキングです。国勢調査の統計データに基づき、県内の自治体ごとの違いを比較できます。

県内ランキングでは、高齢化率だけでは分かりにくい、働き手世代に対する高齢者の重さの差に注目できます。

支え手世代への負担が大きい地域

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

指数が低く出やすい地域

下位には、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

各指標の意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方で詳しく解説しています。 また、 人口統計指標の組み合わせの見方・読み取り例では、指標を組み合わせた読み取り方も紹介しています。

長崎県の老年人口指数ランキング概要

老年人口指数とは、65歳以上の人口が、働き世代人口(15〜64歳)100人に対して何人いるかを示す指標です。 高齢者の人数を働き手世代とのバランスで見るための数値で、数値が高いほど高齢者の比重が相対的に大きい地域といえます。

長崎県全体は60.90、全国平均は46.60です。

県平均を上回る市区町村は、働き世代人口に対して高齢者世代の比重が大きく、高齢者扶養や社会保障負担の重さを示す傾向があります。

全21市区町村のうち、県平均を上回る市区町村は13件、全国平均を上回る市区町村は19件でした。

上位では小値賀町新上五島町平戸市五島市南島原市などが入り、働き手世代の流出が進む中山間地域など、働き世代に対する高齢者の比重が大きい自治体が並びやすい傾向があります。

下位では諫早市佐々町長与町時津町大村市などが入り、県内の中核市など働き世代が厚く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びやすくなります。

長崎県は、長崎市、佐世保市、諫早市などの主要都市と町村部で老年人口指数の水準に差が見られます。都市部と地方部では人口規模や年齢構成の違いが、順位の背景として影響しやすい傾向があります。

※対象データ時点は2020年度です。

詳しい意味や計算方法は、老年人口指数の意味と見方もあわせてご覧ください。指標の組み合わせの見方では、関連指標との読み取り例も紹介しています。

長崎県の老年人口指数ランキング結果

※指数系のバーは、働き世代100人あたりに対する年少人口・老年人口の相対的な大きさを示しています。
※従属人口指数は、年少人口指数と老年人口指数を合計した考え方の指標です。
※区画が狭い場合、ラベルは省略表示されることがあります。

  1. 1位 小値賀町 総人口 2,288人 124.90
    働き世代
    100.00
    老年
    124.95
  2. 2位 新上五島町 総人口 17,503人 88.50
    働き世代
    100.00
    老年
    88.51
  3. 3位 平戸市 総人口 29,365人 88.20
    働き世代
    100.00
    老年
    88.19
  4. 4位 五島市 総人口 34,391人 84.00
    働き世代
    100.00
    老年
    83.96
  5. 5位 南島原市 総人口 42,330人 83.60
    働き世代
    100.00
    老年
    83.58
  6. 6位 壱岐市 総人口 24,948人 79.90
    働き世代
    100.00
    老年
    79.92
  7. 7位 西海市 総人口 26,275人 77.80
    働き世代
    100.00
    老年
    77.82
  8. 8位 対馬市 総人口 28,502人 77.60
    働き世代
    100.00
    老年
    77.57
  9. 8位 東彼杵町 総人口 7,721人 77.60
    働き世代
    100.00
    老年
    77.59
  10. 10位 松浦市 総人口 21,271人 74.20
    働き世代
    100.00
    老年
    74.18
  11. 11位 島原市 総人口 43,338人 69.90
    働き世代
    100.00
    老年
    69.94
  12. 12位 雲仙市 総人口 41,096人 68.50
    働き世代
    100.00
    老年
    68.47
  13. 13位 川棚町 総人口 13,377人 61.30
    働き世代
    100.00
    老年
    61.31
  14. 14位 波佐見町 総人口 14,291人 59.90
    働き世代
    100.00
    老年
    59.90
  15. 15位 長崎市 総人口 409,118人 59.30
    働き世代
    100.00
    老年
    59.32
  16. 16位 佐世保市 総人口 243,223人 58.60
    働き世代
    100.00
    老年
    58.59
  17. 17位 諫早市 総人口 133,852人 54.50
    働き世代
    100.00
    老年
    54.52
  18. 18位 佐々町 総人口 13,912人 51.30
    働き世代
    100.00
    老年
    51.27
  19. 19位 長与町 総人口 40,780人 47.00
    働き世代
    100.00
    老年
    47.04
  20. 20位 時津町 総人口 29,339人 46.50
    働き世代
    100.00
    老年
    46.55
  21. 21位 大村市 総人口 95,397人 43.60
    働き世代
    100.00
    老年
    43.59

棒グラフを見ると、老年人口指数は上位から下位まで段階的に差が広がる分布となっています。長崎県内の上位平均(おおむね93.84)と下位の差をあわせて見ると、地域格差の実態がより明確になります。人口規模の小さい自治体では数値が変動しやすいため、解釈には注意が必要です。

長崎県の市区町村 老年人口指数推移

長崎県の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数が、国勢調査の各時点でどのように変化してきたかを確認できます。

老年人口指数
2020年度 121.90 +18.80
2015年度 103.10 +17.00
2010年度 86.10 +9.70
2005年度 76.40 +10.40
2000年度 66.00 +11.00
1995年度 55.00 +9.90
1990年度 45.10 +7.80
1985年度 37.30 +4.50
1980年度 32.80
全国の市区町村の老年人口指数推移グラフ

老年人口指数ランキングの総評

全国の市区町村(ランキング対象)における老年人口指数の平均は48.46です。

上位には、働き手世代の流出が進む中山間地域や小規模な町村が多く、働き世代100人あたりの高齢者の比重が大きい自治体が並びます。高齢化率が高い地域でも、指数が100を超える水準に達しやすいのはこのタイプの地域です。

一方で下位には、県内の中核市など働き世代が厚い地域が多く、老年人口指数が相対的に低い自治体が並びます。高齢化率そのものは中程度でも、支え手世代への負担の重さは別指標で確認する必要があります。

老年人口指数と高齢化率、働き世代人口率をあわせると、県内の高齢化の「重さ」まで把握できます。